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とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

とんねるずが生放送!音楽番組全部見せます!! ー名曲で元気になろうー

2012年03月22日 18時40分07秒 | とんねるずのテレビ



まずは、スタッフのみなさん、そしてとんねるずのおふたり、4時間超の生放送、おつかれっした!!!

どーもこのトシになると、見てるほうも、生放送4時間はけっこうキツいですな。
肉体的疲労より、精神的負担が・・・(笑)

本放送は見たのですが、楽しむという意味では、録画したものを今日見直したときのほうが、余裕をもって楽しめたかもしれない・・・ファンのみなさんなら、多かれ少なかれこういう精神状態に追い込まれたのではないかと予想します。録画なさったかたは、ちょっと時間をおいて見直すといいかもしれないです。

ネット上の感想をちらっと見たかぎりでは、なかなか評判が良かったようで、ひと安心。あとは視聴率が気になるところ・・・(とはいえ、録画率とかなんちゃら率とか、最近はさまざまな指標があるわけですが)。


とりあえず、もっとも気になっていたとんねるずの歌。いっちゃん最初にふたりで「一番偉い人へ」! この場面は、さすがに生放送の威力を感じましたね。いま、リアルタイムでとんねるずが歌っているんだ!と思うと、ライブに近い臨場感を感じました。「やっぱ、生はいいねえ~」と、思った・・・この場面は。

それ以降に関しては、ううむ、どうなのでしょう。生放送にする必然性があったかどうか。生だからこそのハプニングを期待していた視聴者には、やや肩すかしだったかもしれない。むしろ、「生放送でヘタなことを言っちゃいけない」と慎重になり過ぎる空気に支配されていたように感じたのですが・・・

そういう方向の番組だったのであれば、じゃあなんでMCにとんねるずを使ったのか?という疑問は、やはりファンならもたざるをえないわけで。ひたすらVTRを見続けるという構成だから、とんねるずも自由に動くことができず。ちょっときゅうくつそうに見えました。番組の冒頭で小港さんが「カメラを倒すほうが画になるんじゃないか?」と言って笑わせてましたが、皮肉にもそれが正論だった。

それでも、最近あまりからむことのない多彩なミュージシャンのみなさんとのトークは、楽しかった。小港さんが手帳にメモってきた「○○さんの気になる業界用語」が良かったね。この話題になると、なぜかゲストのみなさんが一様にリラックスしてしゃべり始めるのが笑えました。あと、米良さんっていい人だなあと思った(笑)

モーニング娘。OGチームとのトークのなかで、ノリさんが、うたばんでの野猿vsモー娘。の話をふってくれたのがうれしかったですね。できることなら、野猿にもゲストとして出演してもらいたかったけど、まあ無理なのかな・・・

笑っちゃうのは、ノリさんがまるで自分の番組だったかのように「うたばん」について話すことなんですよね。なんか可愛い(笑)まあ、「ほんとのうたばん」もやってたから、半分自分の番組という気でいらっしゃるのかもしれない(笑)ていうか、いっそのこと「ほんとのうたばん」の蔵出しもしてもらいたかったよ!


それにしても、過去の蔵出しVTRでは、(とんねるず・野猿的に)貴重な映像をたくさん見ることができました。野猿の「叫び」、Kinki Kidsとの共演、矢島美容室とプリンセスセイコ、鈴木雅之xブラザーコーンx木梨憲武、桑田佳祐x木梨憲三郎。どれもこれも見逃してきたものばかりだったので、見れてほんとーにうれしかった!

特に、ノリさんとミュージシャンとのコラボがすばらしい!桑田さんが歌う「Layla」に木梨憲三郎の「与作」がからんでゆくコラボが、あまりにも、あ・ま・り・に・も、かっこよすぎた!!これは「音楽寅さん」第20回の放送で、タイトルはずばり「実録サブの世界/おまえの鼻にブチ込みたい!」。ああ~見たかった!!

桑田さんは、「うたばん」でタカさんと何かの対決をしてたのはおぼえてるんですけどね。その際、桑田氏はほっぺに「憲武命」と書いていた・・・(笑)

ゲストでは、先日ノリタケガイドにも参加したというヒロミGOも良かったし、マツケンサンバにとんねるずが食いついてたのがおもしろかった。ていうか、わたしも食いついた!マツケンの若々しい声、軽快なステップ、心底明るくなるサンバのリズム、キラキラな舞台、すばらしいですね。正直、いまの日本に必要なのは「世界にひとつだけの花」よりも「マツケンサンバ」じゃなかろうか、と思ってしまった。

ひさびさの矢島美容室登場で、ようやくとんねるずらしさが出た、という感じがしました。視聴者の多くは、タカさんのあいかわらずの脚線美にびっくりしていたようですね。わたしもくりびつでした。言っとくけど、ノリさんの足も相当キレイなのよっ。

しかし、短時間でよくあのメイクと衣裳つけられましたねえ。大変だったでしょうね。2年ぶりの来日、という体のトークのなかで「北朝鮮のミサイルに乗ってきました」ってタカさんたら・・・録画だったら絶対カットされてたな(笑)

ちなみに、実質的な司会進行は伊藤アナとカトパンでした。ここにも多少考えるべき点があったのではないか、という気がわたしはしましたが、みなさんはどうだったでしょうか。つまり、とんねるずが進行すればよかったんじゃないの?っていう。がっつり司会進行する人たちがいちゃうと、とんねるずは何をすればいいんだ、って話になるわけで。

それと、わたしがどうしても気になったのは、司会のアナふたりが、やたらとんねるずに「ツッコミ」を入れようとしていたことです。あたかも「わたしたちはとんねるずの笑いをわかってるのよ」とでも言わんばかりの冷静さで。

とんねるずにツッコめるのは、とんねるずだけなんです(あと、視聴者/観客)。アナウンサーは、あくまでもとんねるずにイジられる対象であるべきだ。カトパンはアヤパンのマネなんかせず、フジの女子アナらしくキャピキャピ言ってればいいのです。伊藤アナは、とてもユニークな方だと思うし、好きなんだけど、昨夜のような番組をやるには、ちょっとバラエティ慣れしすぎているような気もしました。
・・・以上、まったく余計なお世話な感想でした。


とんねるずファンの立場から見ると、あれこれ考えさせられる番組ではありました。「世界にひとつだけの花」をゲストといっしょに歌うとんねるずを見ながら、いろいろと複雑な気分にはなった。でも、きっと、こういうことも必要なのだろう、通らねばならない道だったのかもしれない、とも思った。

それと、時代の変化、テレビの変化というものについても、考えさせられました。うまくまとめられそうなら、後日記事にするかも。

冒頭でボヤいたものの、やはり大切なのは、これだけ長尺の生放送番組をとんねるずがひさしぶりにやってくれた、ということに尽きるのでしょう。勘をとりもどしてくれたなら、これからも、他局でも、ガンガンチャレンジしていただきたいです!



追記:ゲストのチョイス、VTRのチョイスという観点から、この特番を考えることもできるのかもしれません(たとえばジャニーズの完全排除、とか)。わたしにはその方面から考える知識はまったくないですが。

追記2:大事なことを忘れてた・・・ゴッキー “ベースの神様” 後藤次利、ひさびさのとんねるず共演でしたよね!





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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ohiro)
2012-03-22 20:57:08
詳細なご意見~読ませていただきました。

とんねるずが司会と云うことではないとは思っていましたが、アナ二人との間に少し妙な間が空いてハラハラしましたが~
それを憲さんが手帳を見てフォローする様子が
救いに感じました。

歌ってゲストともトークしかも笑いもとらなくてはならないと云うスタンスはタイミング的に
難しかったでしようね。

最初はこういう仕事を引き受けたことが驚きでしたがやはり石田さんのオファーは断れないないですよね。

憲さんが松平さんのお誕生に関して「ホリケンとわたしの妻の成美さんも同じ誕生日です」
発言は微笑ましかったです。
「徹子の部屋」以外でも最近は家族の話題をするようになりましたね。

これだけの内容をまとめたスタッフに
「本当にお疲れさま」とねぎらいの気持です。
 
返信する
ohiroさん (ファイアー)
2012-03-23 02:14:22
おっしゃるように、難しいスタンス、って感じでしたね、まさに。
スタッフのメンツからだけでも、読み取れることはあるのでしょう。
前半特にノリさんのフォローが光ってましたよね。
タカさんはちょっと気合い入りすぎてたのかな?
と、わたしもハラハラしてました(笑)

「成美さん」発言、ほほえましかったですね!
ほんとにいい夫婦です
返信する
見ました~ (FUJIWARA)
2012-03-23 14:02:17
私は昨日録画でみました。

アンチが沢山いるネットが好評価で大人しいのは残念ながら、とんねるずが活躍していないという表れかと思います。
(本来我々にとって活躍して叩かれるのはフガイですが・・・)

フジアナ2人の番組でもよかったような企画でした。
てっきりとんねるずが司会かと思ってましたので。

とんねるずの二人もあのポジションに戸惑いもあったかと思います。
そんななかノリさんの手帳とタカさんの過激な発言を何とか盛り込んでいった感じがしました。

桑田さんの「Layla」は初めてみた映像なのでうれしかったです。
タカさんとの対決は桑田佳祐 VS 石橋貴明 アントニオ猪木クイズですね。
つい最近までYouTubeにあったんですが消えました。

小室さんの逸話のは今でも覚えています。
ベストテンでタカさんがTMNETWORKの機材にガンガンぶつけたんですよね(笑)

シノラーは最初わかりませんでした。AKB?とか最初思いました。目が違う??

武田君はいいポジションですよね。バラエティ、俳優、アーティストと。南くんです。

AKBで溢れている時はジャニーズは出ないとか色々な諸事情でもあるんですかね。

ワイプにも注目していましたが今回モー娘とAKBの率が大きかったですね。
なっち、たかみなが可愛いリアクションでノリよく口ずさむ。
ジョンソン、こじはるは、どの歌もかなり知っていて本当に歌が好きなんだなという印象。
新旧アイドルグループ似た性質があるかもしれません。

あと倉木麻衣さんはちょっとオドオドした感じでしたね。
やはりテレビを場慣れしている点では最近のAKBは余裕がありました。

それにしてもゴッキーのベースは凄かった!
うねっていましたよね~

最後のテロップ、目に付いた高須さん、きくち伸さんが石田班ではない?ので新鮮ですかね。

TBS方面の話題も多々出てきましたが、よく考えると、ベストテン、うたばんとあるので
とんねるずはいけそうですよね。

ここ15年という縛りも厳しかったと思いますが、
4時間という事を考えると色々出来ましたよね。

ノーマルですが、5分~くらいゲストととんねるずとのトーク。
一緒にそのゲストの15年間で印象的な出演シーンを見る。
そして演奏。
で、また次のゲスト・・・
どこかでその他のアーティストの出演シーンのまとめを流す。

そんなベタな内容のが一番面白かったのではと思いました。
返信する
FUJIWARAさん (ファイアー)
2012-03-23 15:14:11
ベストテンのTM NETWORKとの絡み、ぜんぜんおぼえてないんですよ~
ベストテンは欠かさず見てたはずなんだけどなあ。

シノラー、なつかしかったですね。
痩せてキレイになってましたね。ノリは同じだけどw
記憶違いかもしれないけど、彼女は昔ハンマープライスに出てませんでしたっけ?
ロビン・ウイリアムスに掛け軸か何かを書かせに行って、
ふたりがすごい意気投合してて「すげー!」と思ったのをおぼえてるような。
番組がちがったかな?

よくわからないですけど、港さんx石田さんの番組というより、
きくち伸さんが指揮をとってたような感じを受けてました。
確認してないけど、VTRで使われてたのも、たぶん彼の手がけた番組ばかりではないかと。
高須さんの参加は、ネット上でも話題になってましたね。
ていうか、みんなちゃんとスタッフロールも見てるんだなあw

>ここ15年という縛りも厳しかった

それ、すごい感じました。
まあ、自分自身、ここ15年の音楽シーンにあまり関心をはらってこなかったので、
いまいち乗れなかったっていうのもあるんですけど。

>アンチが沢山いるネットが好評価で大人しいのは残念ながら、とんねるずが活躍していないという表れかと思います

鋭いですね~まさにそこなんですよね・・・
そういう結果を、とんねるず自身も求めていたのかどうか、ってところも気になるんですよね。

昨夜の「した」はご覧になりましたか?
いつもながらの自由なとんねるずで、断然おもしろかった!
そういうノリは、やはり生放送では難しいのですかね。
27時間テレビは生でもパワー全開でしたけど。
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