nanacoは消費者金融業者によく似ている。賢い消費者ならば本来使う必要のないサービスなのである。当の消費者金融は最近になって過払い利息の返還請求で窮地に陥っているものの、これまで積極的な宣伝やキャンペーンで大きな市場規模を獲得した。
単にセブン-イレブンで買い物をするのが目的なら現金またはQUOカードで十分だ。もちろんnanacoにはオイシイキャンペーンだけをすするような使い方とか、ポイント割り増し商品だけを買うという手もある。しかし得られるポイントはわずかだ。抽選でポイントが大当たりするという噂は聞くが、抽選は水物である。長期的にはQUOカードの2.81%還元が手堅い。QUOカードなら現金で買っても1.8%還元になる。
nanacoは積極的な宣伝やキャンペーンで市場を広げようとしている。今回もまた新たなキャンペーンが始まっている(リリースのPDF)。新規入会すると200ポイントがもらえる。入会には300円が必要で、200ポイントを使うためには手数料が2ポイントかかるので…ざっくりと計算してnanacoの獲得には102円必要だということになる。
消費者が102円支払ってまでGETすべきカードだろうか。nanacoのメリットの大半はセブン-イレブン側にあって、消費者側には薄い。もちろん102円ぐらいはポイント割り増し商品を買えばすぐに元が取れるかもしれない。しかし冷静に考えると、そのポイント割り増し商品が必要で買ったのかどうかは多くの場合は微妙なところだ。かつて消費者金融の積極的な宣伝に釣られて、さして必要でもない金を借りて金利を払い続けていた人もいるのではないか。そんな人々とnanacoを日常使っている人とがタブって見えるのである。
もちろんnanacoを使ったからといって多重債務に陥ったり一家離散の憂き目を見ることはない。しかし業者側に都合のよい宣伝に踊らされて消費者にとって不利な選択をしているのかもしれないという視点からはよく似ているのである。
私がコンビニで買う商品の大半はおにぎりやサンドイッチ、弁当類である。ローソンパスを持っている影響を受けてローソンで買う比率が高い。ローソンパスに踊らされているのである。しかし(個人的な嗜好かもしれないが)やっぱりセブン-イレブンの方がおいしい。今日もQUOカードを使ってセブン-イレブンで買って改めて確認した。
単にセブン-イレブンで買い物をするのが目的なら現金またはQUOカードで十分だ。もちろんnanacoにはオイシイキャンペーンだけをすするような使い方とか、ポイント割り増し商品だけを買うという手もある。しかし得られるポイントはわずかだ。抽選でポイントが大当たりするという噂は聞くが、抽選は水物である。長期的にはQUOカードの2.81%還元が手堅い。QUOカードなら現金で買っても1.8%還元になる。
nanacoは積極的な宣伝やキャンペーンで市場を広げようとしている。今回もまた新たなキャンペーンが始まっている(リリースのPDF)。新規入会すると200ポイントがもらえる。入会には300円が必要で、200ポイントを使うためには手数料が2ポイントかかるので…ざっくりと計算してnanacoの獲得には102円必要だということになる。
消費者が102円支払ってまでGETすべきカードだろうか。nanacoのメリットの大半はセブン-イレブン側にあって、消費者側には薄い。もちろん102円ぐらいはポイント割り増し商品を買えばすぐに元が取れるかもしれない。しかし冷静に考えると、そのポイント割り増し商品が必要で買ったのかどうかは多くの場合は微妙なところだ。かつて消費者金融の積極的な宣伝に釣られて、さして必要でもない金を借りて金利を払い続けていた人もいるのではないか。そんな人々とnanacoを日常使っている人とがタブって見えるのである。
もちろんnanacoを使ったからといって多重債務に陥ったり一家離散の憂き目を見ることはない。しかし業者側に都合のよい宣伝に踊らされて消費者にとって不利な選択をしているのかもしれないという視点からはよく似ているのである。
私がコンビニで買う商品の大半はおにぎりやサンドイッチ、弁当類である。ローソンパスを持っている影響を受けてローソンで買う比率が高い。ローソンパスに踊らされているのである。しかし(個人的な嗜好かもしれないが)やっぱりセブン-イレブンの方がおいしい。今日もQUOカードを使ってセブン-イレブンで買って改めて確認した。