2008年8月23日（土）12:22 * 読売新聞
２３日午前７時１０分ごろ、福岡県太宰府市大佐野の九州自動車道筑紫野－太宰府インター間上り線で、２０～３０歳代の男女６人が乗った乗用車が左側のガードロープにぶつかり、反動で中央分離帯に衝突した。
男性１人と女性２人が車外に放り出され、女性１人が死亡し、２人が意識不明の重体。車内の３人もけがで病院に運ばれた。事故のため、同インター間上り線が午前１０時４５分まで約３時間通行止めになった。
県警高速隊によると、６人は長崎から福岡方面に向かっていた。６人のうち２人は福岡市在住といい、身元の確認を急いでいる。
運転していた同市中央区の男性（２１）は「事故が起きた時のことは覚えていない」と話しており、居眠り運転の可能性もあるとみて調べている。
事故当時は雨のため、最高速度が８０キロに規制されていた。
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2008年8月24日（日）20:30 時事通信どちらの親もお上（警察）から「あなたの娘さんです」と言われたら、まさか間違っているとは思わないのかも知れない。
福岡県太宰府市の九州自動車道で２３日に起きた６人死傷事故で、県警は２４日、死亡した女性と重体の女性の身元を取り違えていたと発表した。県警は、死者は重体としていた飲食店従業員野村貴和子さん（２７）＝福岡市中央区＝で、死亡と発表した専門学校生平山里奈さん（２４）＝同＝は重体と訂正した。
県警高速隊によると、事故後、野村さんと軽傷を負った男性（２８）が筑紫野市内の同じ病院に運ばれ、野村さんは死亡した。
しかし、男性は「一緒に運ばれたのは平山さんだと思う」と説明。長崎県壱岐市から身元確認に来た平山さんの父も、野村さんの遺体を「自分の娘だ」と間違って証言した。
一方、平山さんが運ばれた筑紫野市の別の病院では、鹿児島市から来た野村さんの母が、重体の平山さんを「自分の娘」と確認を誤った。
この後の同日夜、友人が斎場で「遺体は平山さんではない」と指摘し、県警が血液型などを調べ、間違いが確認された。
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