星新一の小説に
南極物語を揶揄した作品があった。正確には南極物語ができるよりずっと前からあったショートノベルだから、タロ・ジロが生還したという事実をペンギン側から見た物語。
宇宙人が調査目的で地球にやってくる。友好的な宇宙人。怪獣のような動物を連れてくるが宇宙人によくなついている。ところが引き上げていくときに怪獣を地球に置いていく。宇宙人がいなくなったらエサがもらえないから大暴れして人間を喰い殺す。人間の力では怪獣を退治することができない。1年後に宇宙人がまたやってきた。友好的だった宇宙人だから大暴れした怪獣を懲らしめてくれるのかと思ったら、カワイイカワイイと頬ずりして連れて帰っていく。
中学生か高校生ぐらいのときに読んだので題名は忘れてしまった。