The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

放射性汚泥

2011年08月15日 | 原発問題

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110813dde001040018000c.html
東日本大震災:放射性汚泥、倉庫に満杯 首都圏など、浄水場・下水処理場に12万トン

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問題山積。

 


岐阜

2011年08月13日 | 原発問題

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110813/CK2011081302000120.html?ref=rank

2011年8月13日
 放射能に汚染された稲わらを食べた肉用牛の流通問題で、県内で汚染疑いのある稲わらを食べた肉牛の
出荷前検査が12日、各務原市の県保健環境研究所で始まった。ただ、県は暫定規制値(1キロ当たり500
ベクレル以下)を下回った場合、「風評被害の恐れがある」として数値は公表しない方針。数値は全頭検査を
実施している複数の県が公表している中、対照的な非公表の対応に消費者からは不安の声も上がっている。
 検査は高山、中津川、郡上市の農家10戸で飼育されている約1100頭が対象。生産者や卸業者、販売店
などでつくる飛騨牛銘柄推進協議会が行い、県が費用の半分(約1200万円)を補助する。

 県によると、結果の公表について県と協議会が検討した際、協議会側が具体的な数値は非公表を要望。県
も了承した。今後は500ベクレルを上回った場合に限り、公表。500ベクレル以下の牛は不検出も含めてす
べて同じ扱いで、検査済みのシールが貼られるという。

 この日は計7頭を検査。規制値を上回った牛はなく、数値は公表されなかった。
 県農政部の酒井田隆朗次長は「数値を公表すれば、規制値以下の放射線が検出された肉が市場で差別
され、無用の混乱を招くおそれがある」
と説明。協議会事務局の全農岐阜畜産部の川尻哲男部長も「公表
すると、数字が独り歩きし、風評被害が出ることを懸念している。だが、要望が多ければ、今後、検討したい」
と話した。

 一方、すでに全頭検査を実施している群馬県や茨城県は、規制値以下でも、数値と牛の産地をホームペー
ジ公表。群馬県の担当者は「公表しないと消費者から必ず聞かれる。問題なければ結果を隠す必要はない」。
茨城県も「結果を出すことで、逆に安心してもらえるところもある」と話す。ただ、両県とも牛の個体識別番号
は公表していない。
 地域の食や子育て問題に取り組む県生活学校連絡協議会の金山富士子代表は「規制値以下でも、より数
値が低い食品を選びたいのが消費者。しっかり示していただく方が安心して購入できる」
と話している。 
(山本真嗣、竹田佳彦、斎藤珠美)

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基準値以下でも出来るだけ汚染の度合いが低い物を買いたいのに、基準値以下は公表しないなんて。他のところでもこんな事をされたら、汚染の強弱が分からなくなってしまいますね。こういうのが「差別」というのですかね。消費者の安全というのはないがしろですし、国の暫定基準値の押し付けだと思うんですけど。

 

 

 


今夜のおつまみ

2011年08月13日 | Weblog

 

上のドライ・ソーセージ「ソルスィソン・セック・フルール・ブランシュ」と言うのが正式名称みたいですね。うんまいですw

サルチチョン・イベリコ・デ・ベジョータ
富士ハム、豚バラ軟骨
ロックフォール・タルジェンタル(青かびチーズ)
カキフライ(広島産のカキを自分で揚げてみました)
サラダ

キュルノンチュエHP
http://www.westsho.jp/kiyomi/curnontue.html

お店に行って色々買ってくるかな?

 

そう言えば日本の肉はダメと武田先生が言ったのでハンガリーのマンガリッツァ豚肉スペインのイベリコ豚ベーコンを買ってみました。フランス・ノルマンディの有塩バターも通販で買ってみたのですが美味しいといいな~w

ハンガリーはチェルノブイリの影響も少ないと言う噂です(←あくまでも噂です)。羊みたいに毛がもじゃもじゃな豚さんです。

 

 


児玉教授・緊急立法を提言

2011年08月13日 | 原発問題

先月の国会での発言が話題を呼んだ東京大学先端科学研究センター・児玉龍彦教授が12日、記者会見で、放射能から子供と妊婦を守るための緊急立法を提言した。

 児玉教授は先月27日、衆議院厚生労働委員会に参考人として出席し、「放射能汚染が子供や妊婦の健康に影響を与えかねない」と涙ながらに訴えた。この発言が評判を呼び、問い合わせが殺到したため、12日に会見を開いた。

 児玉教授「子供の尿からセシウムが出ていると報道されている。ということは、かなりの食品の中にセシウムが入りこんでいる。食品のチェックは『待ったなし』になっていると思います」

 会見で児玉教授はさらに、大量の放射性物質がすでに環境に出ているのに、測定する機械が旧式だったり不足したりしている問題で、実態の把握が遅れていると指摘。最新の技術を生かした緊急の新しい法律を作り、対処すべきだと訴えた。

 「国会が21世紀型の法律を作れないとしたら、国会議員の大いなる怠慢。ただちに国会議員が、国民にとって何が一番いいか、子供と妊婦が安心して生きていけるために、全力を挙げて、意見の違いを捨てて、この問題をただちにやってください」-児玉教授は、今後とも様々な場で訴えていくとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110812-00000080-nnn-soci

 

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学者(人間)としての矜持(善意)を捨てた御用学者と汚染物がはびこっている今、児玉教授の活躍を応援したいです。

国土汚染と言う現実を見据えた法整備は本当に必要だと思います。

 

 


こっそり埋め立て@浜松

2011年08月13日 | 原発問題

静岡県浜松市が、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、下水処理施設の汚泥などを焼却して出た灰から
放射性物質が検出されていたのに、国の通知に反して一般に公表しないまま最終処分場に埋め立てていたことが 分かりました。

浜松市によりますと、先月19日、市内の下水処理施設から出た汚泥などを焼却処理する施設で灰を検査した
ところ1キロ当たり282ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

国は6月にまとめた方針で1キロ当たり8000ベクレル以下の汚泥や灰は埋め立て処分できるとし、その際は一般に公表するよう通知していました。

しかし、浜松市は放射性セシウムが検出された灰を市内の最終処分場に埋め立てたあともこれまで
公表してきませんでした。また、放射性セシウムが検出された先月の検査のあとは、新たに出た灰について検査
をしないまま埋め立て処分していたということです。

指摘を受けて浜松市は、12日夜、急きょ記者会見を開き「本来、公表が必要だが通知の解釈を誤り、公表していなかった」として、今後、ホームページで公表していくとともに、検査についても行う方向で検討するとしています。

▽NHKnews(8月13日 4時45分) *ニュース動画有り。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110813/k10014887711000.html

 

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282ベクレルなら途轍もなく危険と言うほどではないですが、公表する義務を無視してコソコソ埋めてしまうのは許せません。しかもその後は検査もしてないって。。。

一体この事がどうしてすっぱ抜かれたか興味あるところです。

 

 

 


レベル3

2011年08月13日 | 原発問題

経済産業省原子力安全・保安院は12日、東日本大震災の津波により、原子炉の熱を海に逃がす残留熱除去系の
1系統が起動できなくなった福島第2原発3号機について、国際原子力事故評価尺度(INES)の「レベル1」
に相当すると暫定評価した。
 
保安院によると、3号機は運転中に原子炉が自動停止し、残留熱除去系によって熱を逃がす必要があったが、2系
統中1系統の機能が失われたため、レベル1(逸脱)に当たるとした。

福島原発事故では、第1原発1~3号機が最悪の「レベル7」(深刻な事故)と評価されたほか、第2原発1、2、
4号機も「レベル3」(重大な異常事象)
とされている。

▽時事ドットコム(2011/08/12-21:56)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011081200882

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福島第一の影に隠れてますが第二も結構ヤバいんですね。しかも三機も!

そういえば爆発後に買った雑誌で作業員がインタヴューで「第二も危ない!」と言っていました。

 

もしかして・・・隠しようがない事象が進行中で、いきなりビックリさせないための布石告白とか…じゃないですよね?

避難区域を一部解除して、市民を戻らせる動きもあるようですが、ぜひ気をつけてほしいです。

本音⇒本当に大丈夫なの?補償金がもったいないからって小手先の除染で「帰れるよw」とか言ってるんじゃないの?少なくとも一軒に一つは性能の良いガイガーカウンターは無料で配布しないとね。

欧米から善意で貰ったガイガーカウンターがたくさんあるはずだからぜひ活用してほしいですね。

 

 

 


さすが木のこ

2011年08月13日 | 原発問題

福島県は12日、相馬市で採取した露地物のナメコから、新たに4600ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の9倍を超える。市場には出回っていないといい、県は市などに出荷自粛
を求めた。
こうした事態を受け、県は同日、東京電力福島第1原発の事故後、キノコ栽培用の原木やおがくずが県内でどのように管理
されていたか、調べる方針を示した。屋外に放置されていた場合、生産者に利用自粛を要請する。【種市房子】

▽毎日新聞(2011年8月12日 21時52分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/radioactive/news/20110813k0000m040131000c.html

 

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やっぱりキノコは凄いですね。。。。。

 

 


田畑のセシウム

2011年08月12日 | 原発問題

セシウム浸透速度、想定より速い=水の0.1倍、放射能土壌汚染-東大

  福島第1原発事故で放射能に汚染された土壌について、
  放射性セシウムの地中への浸透速度は水の0.1倍で、想定よりも速かったことが、
  東京大と福島県の共同研究で明らかになった。15日付の学術誌「ラジオアイソトープス」に掲載される。

  東大は農業分野での放射能汚染研究データ計5件を速報として報告。
  長沢寛道農学生命科学研究科長は「通常は年単位で論文をまとめるが、
  農業の現場に還元するため、データの早出しが重要と判断した」と語った。
  概要とグラフは既に同誌発行元の日本アイソトープ協会のホームページに掲載されている。

  共同研究では、福島県農業総合センター(郡山市)の水田に降り注いだ放射性セシウムの
  地中への浸透速度を調べた結果、水の0.1~0.2倍と判明。従来の研究では0.001倍程度とされていた。

  セシウムと土壌の結合力についての研究では、同センターの水田や畑から採取した土を、
  普通の水や肥料成分入りの水でかき回したところ、セシウムが溶け出すのは約20%で、
  残りは何度かき回しても土壌と結び付いたままだった。
  田畑のセシウムを水などで流し出すのは困難とみられる。

時事通信社 (2011/08/12-16:15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011081200573

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武田先生も早川教授も「耕してしまった事によって除染が困難になる。削るべき」と言っていたのに。
確かに大雨や台風にもかかわらず校庭の線量も微動だにしませんものね。

専門家なら分かっていたと思うのですが、「目先の事しか考えなかった」「補償を少なくしたい」「少しくらいの摂取なら直ちに影響ない」「影響があってもごまかせる」とか考えて、農作物・米を作らせたのか疑いたくなります。

 

 

【関連ブログ記事】

原発 緊急情報(55) これから:工程表と除洗
http://takedanet.com/2011/04/55_8617.html

しかし、このままにしておくと畑やグランドでは下の方の土に混ざってしまいますし、またアスファルトや家の壁等についたものはへばりついてなかなかとれないようになります。
特に、雨の多い梅雨になるまでにある程度、とってしまうことが必要です。
ひまわり等を植えると放射性物質が取れるという話もありますが、畑を耕すと、せっかく一番上に薄くのっている放射性物質を土の中の方に入れてしまいますから、望ましいわけではありません。
放射性物質というと何か特殊なように感じるので、そのまま近づかずにしておきたいと思うでしょうが、実際には身の回りにある火山灰と同じです。早いうちに取り除いてしまうことです。
一刻を争います。 
 


二転三転・京都送り火

2011年08月12日 | 原発問題

京都の「五山送り火」(16日)の一つ「大文字」で岩手県陸前高田市の被災松を使う計画を中止後、大文字保存会が一転して受け入れを決めた問題で、京都市は12日、現地から届いた松から放射性セシウムが検出されたため、送り火での使用を断念すると発表した。

 当初の中止に対し批判が殺到したため、京都市が被災松の割木を500本調達。五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会に受け入れを打診し、11日の大文字保存会で五山全ての送り火で燃やされることになっていた。

 ところが、薪の表皮を削って検査したところ、放射性セシウムを検出したため、取り寄せた500本全てについて、送り火での使用を取りやめることにした

 この問題をめぐっては、大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、市内で会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。決定が遅れた理由については「いろんな意見を集約できなかった」と釈明していた

 

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やはり放射能を帯びている可能性のある物については危機感を持った方がいいですね。

北九州の瓦礫焼却も、東京の焼却場の近くの学校の放射線量が高い、とも聞きますから気をつけた方がいいですよね。どうせ特殊なフィルターもつけず、普通ゴミとして燃やしてしまうんでしょうから。
こういう安全対策もコストカットするって学習能力・反省がないとしか思えません。最悪の事態なんか考えてないんでしょ?他人事なんでしょ、と突っ込みたいです。

風下の誰かが放射能に敏感な体質かもしれないし、瓦礫にストロンチウムやプルとニウムが入っていないと言いきれないわけですしね。

「大体検査がどうせザル」という不安感や不信感がいっぱいです。


被災地を心配する気持ちと汚染拡散を受け入れるのは別問題だと思います。

 

【関連ブログ】
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/08/musihokori-map-.html

 

 


やっぱり…

2011年08月11日 | 原発問題

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110810/trd11081013310011-n1.htm
がれきから放射性物質 岩手・陸前高田市

岩手県は10日、東日本大震災で生じた陸前高田市のがれきから、1キログラム
当たり1480ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

2011.8.10 13:30

 

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やっぱり汚染の可能性がある物に対しては危機感を持ち、汚染物は拡散しない方向で行かないと。地元民のために最悪を想定した京都が責められるのは意外。

東電が「最悪を想定」してれば、こんなイザコザもせっかく作った野菜を拒否するとかしなくて済んだのにね。