The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

エリックの埋葬

2007年03月08日 | ルルー原作「オペラ座の怪人」

彼はもちろん火葬ではなく土葬でした。

気絶したクリスティーヌを初めて抱きかかえた泉のほとりに埋葬されたのは原作にあるとおりですが、死後数週間たった遺体を・・・というのはどんな状況か想像出来ません。

怪人さんのことなので女性のクリスティーヌが上手く埋葬できるように工夫をしたのかも・・・と思いますが、金の指輪をしてあげるという事は遺体は見たり、触ったりしたのでしょう。


このあたりを上手く書いた二次創作が読んでみたいです(^^)

ファントム・クリス

2007年03月08日 | 「オペラ座の怪人」


クリスティーヌだけがエリックの音楽の本質、美しさと恐ろしさを理解するという設定はやはり良いです。

二人だけの世界が感じられて・・・。萌えますね(*^^*)


原作でも「勝利のドン・ファン」は実はダロガとクリスティーヌが聴いているのですが、その音楽に圧倒され、翻弄されるのはクリスティーヌなのです。(原作では上演されず、最後に怪人本人に処分されます)


まぁ、理解できすぎて怖い、とか危険と言うのもあるかもしれません。




「勝利のドン・ファン」は

「いいかね、クリスティーヌ、音楽の中には、それに近づく者を誰かれかまわず焼き尽くしてしまうような恐ろしいものがあるんだ。

きみがまだそういう音楽に出会っていないのは幸いだ。
出会ったが最後、きみはその生き生きとした血色を失い、パリの街に戻った時、誰もきみだと気づかないほどになってしまうからね。

さあ、オペラを歌おう、クリスティーヌ・ダーエ」



と表現されていて後のパリ爆破を言っているのかよくわかりませんが恐ろしい音楽のようです。