クリスティーヌだけがエリックの音楽の本質、美しさと恐ろしさを理解するという設定はやはり良いです。
二人だけの世界が感じられて・・・。萌えますね(*^^*)
原作でも「勝利のドン・ファン」は実はダロガとクリスティーヌが聴いているのですが、その音楽に圧倒され、翻弄されるのはクリスティーヌなのです。(原作では上演されず、最後に怪人本人に処分されます)
まぁ、理解できすぎて怖い、とか危険と言うのもあるかもしれません。
「勝利のドン・ファン」は
「いいかね、クリスティーヌ、音楽の中には、それに近づく者を誰かれかまわず焼き尽くしてしまうような恐ろしいものがあるんだ。
きみがまだそういう音楽に出会っていないのは幸いだ。
出会ったが最後、きみはその生き生きとした血色を失い、パリの街に戻った時、誰もきみだと気づかないほどになってしまうからね。
さあ、オペラを歌おう、クリスティーヌ・ダーエ」
と表現されていて後のパリ爆破を言っているのかよくわかりませんが恐ろしい音楽のようです。