The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

ファントムとクリスティーヌ

2006年07月11日 | 「オペラ座の怪人」
映画イラストが描きたくなって「日経エンタメ」を再読。


「・・・僕は彼の中にある善良さ、芸術性、憧れ、パワー、そして情熱にひきつけられた」

「生まれた時から、彼は違う扱われ方をしてきた。彼は社会から追放され、見捨てられ、遠ざけら、ゲテモノとして扱つかわれた。
だが、それにもかかわらず、彼は最も美しいものを創造する能力を持ち、大いなる情熱、知性、そして愛を持つ人間なんだ」

「彼が望むものは、仲間なんだ。彼を理解してくれる人間だ。」

「彼は人生の中で常に拒絶され、つらい時を過ごしてきた。だが、ひとつだけ受け入れることの出来ない拒絶があった。それはクリスティーヌの拒絶だった。なぜなら、彼女しか見えなくなっていたからだ。それが彼の人生になり、人生の目的となってしまった。だから彼女の「嫌だ」という言葉は、今までの拒絶とは意味が違っていた。彼のことを狂っていると考える人もいるが、僕は彼が狂ってしまったのだと思っている」

(ジェラルド・バトラー)


同感です(^^) 

クリスは慈悲深く、清らかでないとダメです、痛くてたまりません。ここは譲れません。

「可哀想な、純粋な、やさしいクリスティーヌ!」(P79)が好きです。


原作の設定で金髪にしてしまいました。やっぱりファントムうまく描けない~!!