えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

Ohagi

2009-05-04 09:31:44 | ニューヨーク新生活
これ、マンチキンではありません。
(マンチキン=ダンキンドーナツで売られている一口サイズのドーナツ)
おはぎなのです。

先月、お世話になっている子供のクラスで、ある文化紹介をした際に
一口サイズのおはぎを配りました。

日本のお菓子、たとえば、甘めのせんべいとかポッキー、ベビースターラーメンなどは知られていて、人気があります。
おもちも、ライスケーキをよばれ、好き嫌いはあるかと思いますが
好きな子は好き、が、あんことなると、これは見た目もきついらしくあまり食べる子はいないと聞いていました。

おはぎの歴史的背景を説明すると、もともとは春分秋分の日に祖先を敬ってささげたもの、それ以前は、、、とたどると知らないこともたくさんでてきました。
また、あずき(Red Bean)の赤は、魔よけの意味があるということもわかり、材料としてはずせないこともわかりました。

あんこをいれて、見た目は抵抗なく、捨てられてもショックを受けないサイズで、と試作をし、最終的にこういう形になりました。

周囲はきなこシュガー、中はもちごめ、中心がこしあんです。

長女のクラスには、クラスパーティに持っていっただけで、文化紹介をしませんでした。先生に簡単なおはぎの紹介文を読んでもらいました。
大いに気に入った子と、食べられない子にはっきりとわかれたようです。

そして、二女のクラス、はたして全員が食べました。
もちろん抵抗があった子もいたとは思うのですが。
このあたり、担任がそれが好きか嫌いかでも、だいぶ違ってくるように思います。

担任の感想は、材料などの説明を聞いていると、豆のパウダーとか豆、豆ばかりで、とてもおいしそうには感じられなかったけど、
あんこ、これいけるね~、おはぎ美味しい!という感想がかえってきました。
作り方の簡単な手順もくわえたので、簡単そうに見えるけどどうか?
材料はどこで買えるのか、それはどんなパッケージで売られているのか?
ぜひ詳細のレシピを教えて欲しい、など積極的な意見がでました。
生徒の中にもレシピがほしい、という子がいました。

おはぎの説明文を作るにも、アメリカ人の感想を参考に加えました。
アメリカ人は黒い食べ物に抵抗がある、チョコレートだと思って食べると
非常に違うので、それは説明した方がいい、
もち米の感触も知らない子がいる、くっつく感じを説明した方がいい、
そんなアドバイスがきました。
たしかに、長女のクラスでは、「ガムみたい」といった子がいたようです。
くっつく感触も初めてだったのでしょう。

さてさて、文化紹介のメインは、今回は、桜。
そして、花見、東海岸でのビューポイントやさくらまつりの紹介などをやりました。
こどもの日、ひなまつり、おにぎりと紹介してきて、お正月は学校が休み、七夕も休み、となるとあとは・・・・ということで思いついたテーマでした。
桜が人一倍好きだから、どうしても伝えたかった。
シーズナブルということもありましたが。
このタウンにも桜はあちこちで見ることができます。
名所は、限られていますが、それでも桜をみたときに、話を聞いたことを思い出してくれたら嬉しいなと思いました。

日本の小学校では、たぶんまだ導入されてないかと思いますが
いま通っている現地校には、スマートボードが各教室にはいっています。
先生もPCで資料をつくって、授業に積極的に使っておられますし、
高学年の子は、レポートもPCで作って、スマートボードで発表することも
可能です。全教室にはいったのは、この1~2年の間かなと思います。

もう、スライドをコピーしたり、紙に大きく印刷してはりあわせたりなど
紹介したいものの資料作りに、時間を大きくとられることもなくなりました。
写真をプリントするコストもなくなりました。
伝えたい写真や映像は、いくらでも時間の許す限り、入れ込むことができるように
なりました。
ほんとうに便利になりました。

わたしにとっては、はじめてのスマートボードデビュー、
今回は文字と写真、簡単なアニメーションや動きだけになりましたが
次回があれば、映像、音の編集もできたら、もっと楽しくなるな、と思いました。
自分のPCスキルアップさせる目標ができました。