えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

「あたりや」 駅前の大判焼きやさん

2010-04-19 15:49:52 | 徒然なるままに
不景気、といわれているけれど
いちばんそのあおりを受けるのは、きっと外食産業だろうと思う。
教育費は減らせない、家賃もそう、衣服なんかも多少減らせても、食費などは限度がある。
つまるところ、いかにガソリンを少量におさえて、レジャー費をおとして
そして、外食を減らすか程度しかないように思う。

徳島にもどって、なくなっている店が結構あった。
で、残った店、新しくオープンした店をみると
リーズナブル傾向が強い。
回転寿司にしてもそう、アラカルト値段のところは、美味しかったけどなくなっている。

前置きが長くなったけれど
渡米前から、いえもっと前から、私たちが徳島に初めて来た時にはすでにあった
徳島駅のまん前の「あたりや」さん。
いまも健在だ。

そして、お店があいているときは、いつも行列が出来ている。

家庭訪問週間の今日、早く帰ってきた二女を連れて
自転車で駅前にでかけてみた。

今日も列が出来ている。

帰ってきてから、いつも並んでいるものだから買ったことがなかったので
並んでみることに。
並んだ方が、焼いていく姿がガラス張りでよく見えるから、と
二女が並ぶことに。

ひとりで30個も買っていく人もいれば、5つとか普通の人もいる。

値段は、はたして変わってない???
一個60円、きっとそのままだ。
(ちなみにそごうの地下では別の大判焼きやさんがあるけれど、もうちょっとしたような)

「三つください。」
「はい、三つね。」
すばやく焼き立てをとり、
「くるみましょうか?」
「はい。」
「はい、どうぞ。180円ね。」
という会話があって
ほっかほかの茶袋をもって、お店から二女が嬉しそうにでてきた。

「あつあつだよ~~」
嬉しそうに自転車をこいで帰る。

途中、線路があって、渡っている途中に、
カンカンカンと音が鳴り始めたものだから
あわてて、こぎ渡った。
駅に近いため、かなり広い。
急がなくちゃ渡りきれない。

カゴで、大判焼きの袋が大きく跳ね上がった。

なんとか落ちずに、カゴに戻ったそれは、
ちょっとひしゃげてしまったけれど、
味はもちろんかわることなく、少し香ばしく、しっかり甘そうな餡、皮はパリッとでも柔らかく
かわらぬ美味しさ。

名店は、時代がかわっても続いていく。

「初心者も歓迎、誰でも踊れるようになります。
 鳴り物、踊り手募集中  殿様連」とお店のよこの大きな看板もかわらず光ってます。

夏の阿波踊りシーズンに向けて、そろそろ練習も始まる頃かな?




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