新聞で公募のあった小学生向けのこのサマーツアーに、今日、二女と参加してきました。
当初の目的は、社会科の自由研究の材料になるかも、でした。
ところが、応募の段階からそうでしたが
肝心の二女は、行きたいわけでなく、あまり興味はなさそうで、
抽選ではずれれば、いけないわけで、
とりあえず応募しました。
当日のプログラムは、
DVDで裁判員参加の刑事裁判の流れをみて、
実際に、こどもたちが役をもらって、裁判官、検察官、書記官、裁判員、被告弁護団などを台本をもとに演じ、
評議ののち、判決にいたる、というものでした。
最大の懸念は、うちの子が話しを理解できるか(用語もふくめて)、
また役にあたった場合、ちゃんとセリフが読めるのか、という点でした。
受け付けの順に、くじをひき、役なし、と聞いて大喜びした二女。。。。。
なんて後ろ向きな、と思いつつ、
役のない子は、傍聴席で、あとで質問もしますから、ちゃんと聞いていてくださいといわれ
また新たな緊張が走り。。。。
親と子は席が分かれるため、助け船を出すこともかなわず、後ろから見守ることに。
裁判は、老人の寝ている家への放火が問われるもので、求刑は懲役6年でした。
被告人は着火マンを所持しており、被告は他の人物がたちさったあとに火がついていたので
もっていた週刊誌でたたいて、火を消し、歩いて立ち去っていたところ、暗闇からいきなり
大声でバッドをもった男(証人)に声をかけられ、怖くなって逃げたが捕まった、と主張しているが、
その週刊誌は、歩いてる途中で草むらに捨てたといっているが、翌日の捜査で発見できなかったこと、
たばこに着火するには、大きすぎる着火マンを所持していたこと、前科に放火があること、証人に声をかけられて逃げたことから、犯人に違いにと検察から訴えられていました。
証人は、公園の近くの家で、男がしゃがみこんで、手を上下にふっているのを目撃、
男が立ち去ったあとに見ると、火がついていたので、上着を脱いで叩いて消し、
男を追いかけて声をかけたところ、男が逃げたので追いかけてつかまえて、110番したと証言。
被告がその前に週刊誌らしきものをどこかに捨てたのも、他の人物も目撃していない、と証言。
被告は、無罪を主張。
ふだんから着火マンをタバコのために持っているが、その時はたばこをきらしていたこと、
たしかに他にも人がいたとのこと、
暗闇でバットをもった人にいきなり背後から声をかけられたら誰だって怖くて逃げる、と主張。
週刊誌が発見されなかったことは、翌日だから誰かが持って行ったのでは?とのこと。
火はたしかに自分が消した、と主張。
裁判がおわり、評議で司会者(裁判官でした)が、子供たちに、状況を細かく確認していきます。
で、有罪か無罪か、の最終判断は、無罪と多数決でなりました。
火は消したつもりでも、完全に消えてなくて燃え上がることがあるとのこと、
被告が火の前で上下に手を動かしていたのは、火を消していたのだと主張することは、事実であるように
思う、とのこと。
着火マンについては、あまり話が出ませんでした。
ほんとうの裁判だったら、きっともっと証拠があがってくるのかもしれません。
焼けた部分を分析したものや、被告がふだんからタバコに着火マンを使っていたかどうかという証言など。
なかなか大人がみていても、興味深かったです。
裁判員制度という言葉をよく耳にしますが、遠い存在のように思っていましたが、
裁判官と同じ並びの席につき、意見を述べることがなんだか不思議な気がしました。
その後、ざっくばらんにここ徳島地方裁判所の刑事裁判担当の三名の裁判官の方に
子供たちからたくさんの質問がでました。
許されるなら、親も質問してみたかった、とちょっと思ったり。
(あとで、個人的にしている人はありましたが)
質問のあとは、法廷を自由に見学撮影できるというコーナーがあり
お開きになりました。
こちらは、評議室。
ふだん、まず入ることのない、いえ、一生入ることなく過ごせたらと思うこの建物に入って
見学体験した刑事裁判。
テレビの中のワンシーンと重なりながら、とても印象深いものとなりました。
二女は、はたしてどういう感想をもったのかなぁぁ。
意外と裁判をクールにみていたのが、不思議でした。
ちなみに、彼女の判決も無罪とでました。
当初の目的は、社会科の自由研究の材料になるかも、でした。
ところが、応募の段階からそうでしたが
肝心の二女は、行きたいわけでなく、あまり興味はなさそうで、
抽選ではずれれば、いけないわけで、
とりあえず応募しました。
当日のプログラムは、
DVDで裁判員参加の刑事裁判の流れをみて、
実際に、こどもたちが役をもらって、裁判官、検察官、書記官、裁判員、被告弁護団などを台本をもとに演じ、
評議ののち、判決にいたる、というものでした。
最大の懸念は、うちの子が話しを理解できるか(用語もふくめて)、
また役にあたった場合、ちゃんとセリフが読めるのか、という点でした。
受け付けの順に、くじをひき、役なし、と聞いて大喜びした二女。。。。。
なんて後ろ向きな、と思いつつ、
役のない子は、傍聴席で、あとで質問もしますから、ちゃんと聞いていてくださいといわれ
また新たな緊張が走り。。。。
親と子は席が分かれるため、助け船を出すこともかなわず、後ろから見守ることに。
裁判は、老人の寝ている家への放火が問われるもので、求刑は懲役6年でした。
被告人は着火マンを所持しており、被告は他の人物がたちさったあとに火がついていたので
もっていた週刊誌でたたいて、火を消し、歩いて立ち去っていたところ、暗闇からいきなり
大声でバッドをもった男(証人)に声をかけられ、怖くなって逃げたが捕まった、と主張しているが、
その週刊誌は、歩いてる途中で草むらに捨てたといっているが、翌日の捜査で発見できなかったこと、
たばこに着火するには、大きすぎる着火マンを所持していたこと、前科に放火があること、証人に声をかけられて逃げたことから、犯人に違いにと検察から訴えられていました。
証人は、公園の近くの家で、男がしゃがみこんで、手を上下にふっているのを目撃、
男が立ち去ったあとに見ると、火がついていたので、上着を脱いで叩いて消し、
男を追いかけて声をかけたところ、男が逃げたので追いかけてつかまえて、110番したと証言。
被告がその前に週刊誌らしきものをどこかに捨てたのも、他の人物も目撃していない、と証言。
被告は、無罪を主張。
ふだんから着火マンをタバコのために持っているが、その時はたばこをきらしていたこと、
たしかに他にも人がいたとのこと、
暗闇でバットをもった人にいきなり背後から声をかけられたら誰だって怖くて逃げる、と主張。
週刊誌が発見されなかったことは、翌日だから誰かが持って行ったのでは?とのこと。
火はたしかに自分が消した、と主張。
裁判がおわり、評議で司会者(裁判官でした)が、子供たちに、状況を細かく確認していきます。
で、有罪か無罪か、の最終判断は、無罪と多数決でなりました。
火は消したつもりでも、完全に消えてなくて燃え上がることがあるとのこと、
被告が火の前で上下に手を動かしていたのは、火を消していたのだと主張することは、事実であるように
思う、とのこと。
着火マンについては、あまり話が出ませんでした。
ほんとうの裁判だったら、きっともっと証拠があがってくるのかもしれません。
焼けた部分を分析したものや、被告がふだんからタバコに着火マンを使っていたかどうかという証言など。
なかなか大人がみていても、興味深かったです。
裁判員制度という言葉をよく耳にしますが、遠い存在のように思っていましたが、
裁判官と同じ並びの席につき、意見を述べることがなんだか不思議な気がしました。
その後、ざっくばらんにここ徳島地方裁判所の刑事裁判担当の三名の裁判官の方に
子供たちからたくさんの質問がでました。
許されるなら、親も質問してみたかった、とちょっと思ったり。
(あとで、個人的にしている人はありましたが)
質問のあとは、法廷を自由に見学撮影できるというコーナーがあり
お開きになりました。
こちらは、評議室。
ふだん、まず入ることのない、いえ、一生入ることなく過ごせたらと思うこの建物に入って
見学体験した刑事裁判。
テレビの中のワンシーンと重なりながら、とても印象深いものとなりました。
二女は、はたしてどういう感想をもったのかなぁぁ。
意外と裁判をクールにみていたのが、不思議でした。
ちなみに、彼女の判決も無罪とでました。
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