This is me.

- 無用の用 -

わからないこと

2009-03-22 23:20:06 | Weblog
友達が結婚式に、親から教わったこと、を言ってた。
それを聞いて、私は親から一体何を教わったか、を考えていた。

「考えてから物を言え」

これがすぐに浮かんだ。

時々考えなしにすぱーんと言ってしまうときがあるのだけど、だいたいは考えてから発言をするようにしている。
内容にもよるが、メールやブログにしても、書いて読み返す、を何度も繰り返す。
そして、発言をしてからも考える。
考えてから物を言って、言ってからも考える。
そしたら細かいところが気になってきたりする。
結局は杞憂だったりするのが、ほとんどだ。

なんか無駄なことをしている気がして仕方ないんだけどな。

無駄、ではないか。







先日、お母さんと二人で買い物に行ってきた。
お母さんは一人で服とか買いに行けない人なので(極度の方向音痴)、引率して行ったって感じだった。
結局、ご相伴に与り、ちょっと服とかを買ってもらっちゃったのだけどー。



考えてみたら、こういうのをするようになったのはつい最近だ。
ここ1,2年だと思われる。




小さい頃から社会人になっても、友達が、家族で買い物に行ってきた、とか言ってるのにすごく憧れた。羨ましかった。

低学年の時は、服は親が買ってきてくれてた。
たまに近所に一緒に買いに行ったりした。

学年が上がってきた頃には、年に2回、ボーナスが入ると、家族で衣類を買いに出かけた。
衣類全般を取り扱っている卸?みたいなところに行って、「今回は○万円まで。じゃ、○時までに集合」と言って、みんな自分のものを買いに散る。
時間になったらレジに集合して、お会計を済ませて家に帰ってきてた。


よく考えたらすごいことだなーと思った。
だって、小学生ぐらいの子が一気に何万もの買い物をしてるってどうよ。
全身なので、何から何まで買うから、それぐらいは使っちゃう。


自分が親だったら、絶対そんなことはしないだろうな、と今になって思う。






中学生か高校生の頃からずっと「子どもはいらない」と言い続けている私だが、最近友達に「アンタは子育てが出来るわ」と言われることが多い。

理由を聞いてみると、ああ、そういうことか、と思う。


最初は、親との関係が悪くて、それで子どもが欲しくなかった。
バカみたいだけど、自分のような子をもう作っちゃいけない、ってずっと思ってた。
だから、子どもが欲しくない。

だけど、親のことを考えたら、孫の顔を見せられないのを哀しく思う。
そして、その時に一緒になる人のことを考えたら、とても哀しく思う。


映画で男の人と子どもが遊んでるシーンなんか見ると、途端に泣いてしまう。
ああ、自分にはこういうことが出来ないんだ、こういう幸せであろう時を過ごしてもらうことが出来ないんだ、と無性に自分が情けなくなる。



そして、私には恋愛する資格があるのか?と自分に問う。

答えはいつも決まっている。



「わからない」

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sally)
2009-03-28 01:32:45
恋愛は資格があるからできる、って訳じゃないと思う。”中学生か高校生の頃からずっと「子どもはいらない」と言い続けている”って、私もそうだった。極度の子供嫌い。でも何故か私には子供が二人いて、それは何だか神様にそう仕組まれたのではないかと思うことがある。
えりちゃんの考えてることって本当によく分かるのだけど、でも、自分で自分の人生の幅を狭くしちゃっている気がする。恋愛をして、その先に変化があるかもしれないし、人は変わるし将来は誰にも分からないのだから。
返信する
sallyさんへ (えり)
2009-03-28 22:52:44
久しぶりに、言われました。
自分で自分の人生の幅を狭くしちゃっている、って。
確かにそうですよね。こういうことは今決めてしまうことでもないし、今の状態がこうだからって責める必要もない。
しかし、でも、って思ってしまう自分がどこかにいるんですよね。

でも、sallyさんは自身で体験してるんですもんね。
私も変わるかも知れないのかあ。
考えたらすごく不思議な気分です。
返信する

コメントを投稿