This is me.

- 無用の用 -

ご対面

2009-01-26 00:22:54 | Weblog
この週末は彼に逢いに行ってた。
金曜日、仕事が終わってから電車に乗って行った。そして、金曜の晩は外に泊まって、土曜日は家の人が居ないということなので、泊まらせてもらった。彼の家に行くのは、今回で二度目だった。


土曜日は雪で、気候が良かったら歩いて散策、という予定だったのだけど、どうもそういう感じではなかったので、ぶらぶらして、ご飯食べて、カラオケに行った。
それから、少し時間が早いけど家に向かおうか、ということになった。
もしかしたら母親がいるかもしれないけど、バスに乗ったり歩いたりで、それなりの時間になるから大丈夫だろう、ということだった。
しかし、予想に反して、家に着くと明かりが灯っていた。
・・・・・・そう、母上様がいらっしゃる、ということだ。
どうしよう、と話していたのだけど、私さえ良かったら家に入ろう、ということになり、私も逃げるわけにもいかず、玄関のドアをくぐった。

奥の部屋にお母さんが居るのが見えた。向こうからは、玄関が暗いのであまり見えてない感じだった。
彼が先に入っていき、こそこそと私が後ろから付いていった。
お母さんが彼に向かって何かを話かけていたのだけど、後ろにいる私に気付いて、話が止まった。驚いてた。

え?何?誰?みたいな顔をしているお母さんに向かって、「こんにちは。初めまして」と言ったのは覚えているが、その後はもう何を話たのか覚えてないんだけど、総括すると、やっちゃったー!って感じ。

「こんにちは。初めまして」(今考えると、どう考えても、こんばんは、の時間なんだよな)

 初めまして。
 いや、ごめんなさい。こんな恰好で。

「いえ、私が、あの、急に来たものですから」

 えっと。あっと。
 M(彼の名前)も、言ってくれればいいのに。
 本当にこんな恰好でごめんなさい。

「いえ、あの、本当にこちらが急に来たものですから」

とかなんとか同じことばかり言ってたと思う。
お母さんはしきりに服のことを気にしてたな。
この後、何言か話したが覚えていない。

 じゃあ、あの、どうぞ。(彼の部屋に入るように促される)

「あっ、はい」

で、部屋に入り、思わず普通に「めちゃくちゃ綺麗なお母さんやなあ!」と言ってしまった。・・・・・・これでも女か。
前に電話でなんの話からか彼が「母親に似ていたら俺の顔ももうちょっと・・・」と言ってて、綺麗な人なん?って訊いたら「小学校の時とか、周りから言われたりしとった」ということは聞いていた。だけど、あんなに綺麗な人だとは思わなかったー!
なんて言うんだろう。小柄で、清楚で、私とはちょっとというか全く畑が違う感じなんだけど、でも、人の良さそうな感じのいい人だった。
部屋に入り、上着を脱いだり荷物を置いたりしていたら、彼が「あ、ちゃんと紹介してなかったな」と言ったので、高速で考え、ここはきちんともう一度挨拶をしておくべきだ、と思ったので、ちょっと紹介して、と頼んだ。

また部屋から二人で出て行く。

『こちら、今、お付き合いしている、○○えりさん』

「初めまして。○○です。」

 あ、はあ・・・・・・。

この後も思いだせん。かなり苦しい状況だった。汗
何を話たっけかなあ。

 Mがお世話になりまして。

「いえ、あの、本当によくしてくださってて」

とか言ったのは覚えてる。
あ、そうだ!

 可愛いらしい方じゃないの・・・・・・。

みたいな事を言われてしまった!そんなこと普段言われないから、どうしていいんかわからんかった。汗

「いえ、お母さんの方が、可愛いって言ったら失礼ですよね。あの、お綺麗で」

とかわけのわけらんことを小声でもごもご言ってたっけかな。そんな私の言葉をおかしいと思ったのか、彼に部屋に戻ろうとここら辺で促されたんだっけかな。

それからしばらくしたら、お母さんが彼を呼んで、戻ってきた彼の手にはお盆があった。お茶とプリンとチキンが乗ってた。どうやら、お母さんが急いで買ってきてくれたみたいだった。


一番やっちゃった・・・!ってのが、お母さんが出かけるまではタバコを吸わないでおこうと思ったのだけど、これが結構長かったし、部屋には入って来ないような感じだったので、ちょっくら一服させてもらおうと手に取った時に、お母さんがドアを開けて「M、出かけてくるわ。」私に向かって「どうぞ、ごゆっくり」と言ったときが冷や汗だったなー! タバコを手で握りつぶしそうな勢いで握ってた。
お母さんがドアを閉めてから、彼が「吸ってる最中じゃなくって良かったね」って言ったのが、なんともいえない。って言うか、既に微妙やったし。
それで、そろそろ・・・と思って箱を開けて一本持ったときに、またドアが開いた! あの時、お母さんは何をしてたんだろう。ドアを開けて、ドアの上の方を見てたんだよなあ。何かをして何も言わずに、すぐにドアを閉めて出て行っちゃった。
私ってば、顔も上げられずで、向こうも違う方向見てたから、それはいいと思うんだけど、私の持ってたタバコは絶対見てるよなあ。あの状況で見えてないほうがおかしいもんなあ。
自分の息子の彼女がいきなり来て、おまけにタバコ吸う女ってどうよ?! 純情可憐な感じのお母さんだぜ? あああああ。
まあ仕方ないわな。隠してもしゃーないし。何か言われたのなら、その時考えればいいし。しかし、ああ、せめて出かけるまで待てば良かった。(そういう問題か)



ああ、どういう印象持たれたんだろうなあ。不安だ・・・・・・。
家に行くくせに、会わないとしても、後で家族で食べて、って手土産ぐらいは提げていけばよかった。
今度行く時は絶対何か買っていこう。



しかし、後々思ってたんだけど、家に明かりが付いている時点で、「まだ母親が家におるから、ちょっと時間潰してから行こう」って言われるよりは良かったなあ、なんて思っちゃったり。



あああああ、こうして思い返しながら書いてると、なんか色々粗相が、というか粗相だらけだなあ。大丈夫だろうか。

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2 コメント

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Unknown (夕羽)
2009-01-26 21:40:14
うわぁ…なんか身に染みる程わかるわぁ。
後になって色々後悔しちゃいますよね
でもきっと、咄嗟でうまく立ち振る舞うなんて無理な話ですよ。心の準備して行ったって、もう後悔の嵐でしたから~(^^;
夕羽さんへ (えり)
2009-01-27 15:40:26
心の準備をして行ってもダメですか・・・・・・。
なぁ~んかねえ、私ってホント、いざ!という時に限ってドジなんですよねえ。
時が戻るのなら、戻してくれ~!って感じですが、まあ、そうはいかないので、出たとこ勝負です。笑

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