日タイ、リタイア生活

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香港 軽鉄ぶらり旅

2014-02-27 | 香港 散策
九龍半島の西側を走っている路面電車は香港島で見かける旧式のチンチン電車ではなくて、軽鉄(LRT)といわれる近代的な車両です。ほとんど専用軌道なので渋滞に巻き込まれる恐れがなく、普通の電車感覚で利用することが出来ます。

今回の乗車駅は大きな高層団地が広がる天水囲というところです。西鉄線に乗って30分ほどかかります。狭い香港ですがかなり遠くまで来たなあというぐらいの印象です。日本のベッドタウンみたいな街で殺風景というか無機質な感じです。

改札を出ると軽鉄のホームへは3本のエスカレーターで直結していました。団地内を周回する路線と、北の元朗、南の屯門方面に接続する路線が3本のホームで発着しているのです。帰路を考えると南方面なのですが、せっかくなので団地内周回線にちょっとだけ乗ってみることに。

ターミナル駅はどこも団地やショッピングセンターの階下にあるので暗い感じでしたが、郊外に出ると明るい日差しが入ってきます。走行も軽快で路面電車ということを忘れてしまいます。団地の脇の道を進んでいくと次の駅に到着しました。

周囲には団地しかないので、南行する電車に乗換えます。しばらくして本線に合流して、幹線道路の脇を走って西鉄線との連絡駅である兆康に着きました。この駅はホームが三角形になっていて、本線から分岐していく線路と、支線から合流する線路がホームを挟んで配置されています。なので、ちょっとたたずんでいると右から、左から、横から電車が到着して見ているだけでも楽しいです。電車は一両あるいは二両で昔からの車両に混じって新型も来るのでかなりカラフルです。

結構利用客は多いようですが、本線のほかに細かい分岐線がたくさんあり、それぞれ数分間隔で運行しているので採算的にはどうなのか不思議な路線網でした。


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