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日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

ずぶ濡れシンガポール紀行 (1)晴れのち雨

2017-10-14 | アジア旅行
3連休を利用してシンガポールに行ってきました。
行きの機内でシンガポールスリングをオーダー、旅気分を盛り上げる。空港からはタクシーで。「天気が良くてよかったですね」と女性ドライバー。だが、良かったのはそこまで。ブギスのホテルにチェックインしてスーツケースを開けていたら、雷鳴が轟き雨が降り始めた。

ひと休みして街に繰り出す。雨はまだやまない。ビクトリアストリートを南下する。アルメニアン教会前には色黒の男たちが雨宿り中。扉も閉まっていたので中に入るのは断念。1ブロック歩くと今度は白亜の尖塔が見えてきた。緑の中に建つ聖アンドリュース大聖堂。中では男たちがキャンドルを片手に行進を繰り返している。結婚式のリハーサルのようだ。地下鉄の駅を探して広大な教会の周囲を一周してしまう。

地下鉄に乗ってブギスへ。雨なのでビルとビルをつなぐ通路を利用しようとしたのが間違い。ブギスジャンクションショッピングモールの中で迷う。結局地上に降りて外に出たほうが早かった。横断歩道を渡り、混雑のブギスストリートを避け一本南側の道から西へ。アルバートセンターに到着。



少し早すぎるがこのホーカーズで夕食。テーブル群を挟んで両側に小さなお店が並ぶブロックがいくつもあって店の選択に迷う。私は チキンカツのせ麺、かみさんは海南鶏飯。それぞれ店の前で注文、料理の受取り、支払をしてテーブルへ運ぶ。ビールは飲みもの専用のお店に行ってオーダー、氷もつけてもらう。

雨はまだやまない。ザーッと降ってパッとやむタイの雨とは降りかたが違うようだ。日系のパン屋に寄ってホテルに戻る。まだこれから夜の予定があるというのにスラックスはずぶぬれだ。

家族とマカオへ 食事をしてマカオ半島へ

2017-07-01 | アジア旅行
昼食は官也街をひと回りして、ガイドブックにも載っているダンボ(小飛象)にしました。団体客の利用が多い大きなお店なのですが、メニューが選びやすく味の評判も良い店です。運よく大陸の団体さんがいなかったのでゆったりと過ごせました。

干しタラのコロッケやラム肉、シチュー、ムール貝などを頼みました。どれもはずれがありません。それにポルトガル料理の店では料理を一品頼むと必ず美味しいパンがつくのもうれしいところです。しかもたらふく食べて香港よりも断然安い。



このあとはマカオ中心部に向かいま した。ところがいつも利用しているバス停が一時的に使用停止になっていてその案内がわかりにくい、みんなぞろぞろひとつ先のバス停に歩いて行くので逆に混みそうだと考え、ひとつ手前のバス停に行きました。ところがここもまさかの使用停止中。ぐるぐる歩いて20分ほど、やっとバス停に着きました。ちょうどバスが来たところで全員着席できたのは不幸中の幸いでした。タイパブリッジを渡ってセナド広場で降りました。いつものように多くの観光客が訪れていました。シンボルの噴水の周りには蓮が植えられていていつもと趣が異なっていました。お約束の写真を撮ってさらに進んでいくと、周囲のお店が以前とかなり入れ替わって香港にも あるチェーン店ばかりになってしまっていました。ガラクタみたいな骨董屋さんもきえてしまい、ちょっと残念。5分ほど歩くとおなじみの聖ポール天主堂の前にでました。ところが同行者一同歩きつかれて階段を登る気力がありません。写真だけ撮って帰ることにしました。



さて、これからフェリー乗り場に行くわけですが、ここでもまさかが… なんとここでもバス停が使用中止になっていたのです。バス停を探す途中でセナド広場前に案内板があったのですが、見えにくいし分かりにくい。世界中から観光がやって来るところなのでもっと分かりやすくして欲しいところです。10分以上歩いててやっとバス停に到着。ところが次のバスに素通りされ2台目に乗ることができました。座れたのでよかったのですけれど。

帰りのフェリー(ターボジェット)のチケットも予約済みでしたが、乗船まで1時間以上余裕がありました。そこでフェリーターミナルのお店を散策していると最上階に懐かしのヤオハンがありました。前の店よりも小さくなってしまいましたが、せっかくなのでマカオビールを買い船内で飲むことにして乗船口に向かいました。予約した船の一本前のスタンバイの列に並んで順番を待っていたら、運よく一本前のフェリーに乗ることが出来ました。マカオビールを飲んでうとうとしていると上環フェリーターミナルに到着です。

予定よりも30分早 めに戻ることが出来たので、同行者たちはホテル近くのお店めぐりができたと喜んでいました。


家族とマカオへ (タイパ島編)

2017-06-29 | アジア旅行
家族が香港に遊びに来たので数年ぶりにマカオに行ってきました。

行きは香港島上環にあるマカオフェリーターミナルからコタイジェットでタイパ島に直行です。コタイジェットはあらかじめインターネットでチケットを予約しておくとEチケットが送られてくるので、窓口に行く必要はなくそのまま乗船口に行くことができます。シニアチケットが入っていたのですが、どこでもチェックされませんでした。ゲートで座席のシールを貼ってもらって、乗船したらその席に座ります。コタイジェットは青色の大きい船でほとんど揺れませんでした。持ち込んだビールを飲んだりしているうちに1時間ほどでコタイフェリーターミナルに着きました。

フェリーターミナルは結構広くて10分以上歩かされます。イミグレでは書類の記入は不要でパスポートをチェックするだけでした。タイパフェリーターミナルはバスの便が良くないのでホテルのシャトルバスを使うことにしました。入国するとすぐにシャトルのカウンターがあったので聞いてみるとひたすらまっすぐ進んでいけばわかるということでしたが、5分以上歩かされました。ようやくベネチアンリゾート行きのシャトルバス乗り場に着きましたが、長い行列ができていて1台目には乗れませんでしたが数分後にすぐに2台目が来て着席できました。



10分足ら ずでベネチアンリゾートに到着です。とても広いので目的地にどうやっていったらわからないので案内の人に聞いたら建物の反対側の出口が便利、ということでした。建物中を突っ切っていきます。天井にはヨーロッパ風の絵がかかれていたり、左右にはブランドショップが並んでいたりして別世界に来たと思っていたらいきなりカジノにでました。このなかも突っ切って15分以上歩いてようやく教えられたウエストゲートに着きました。ここから外に出て、駐車場先にある歩道橋を渡ります。歩道橋を下りるとハウスミュージアム方向への動く歩道が整備されています。エスカレーターのようにただ乗っているだけだと時間がかかりそうなの で歩きながら進み10分ぐらい歩いてようやく、タイパハウスミュージアム(住宅式博物館)に着きました。ポルトガル植民地時代の洋風の緑色の家が数棟建っていて中が博物館になっています。以前は海辺に面していましたが、今はほとんど埋め立てられていて前の部分だけ蓮池のようになっていました。苦労してここまでやってきたのですが、同行者には不評でした。歴史には興味がないようです。

坂を上がってカルモ教会の前に出てさらに右に進んで、階段を降りていくとタイパ島の繁華街官也街にでました。狭い路地一本の通りですが、お土産屋さんや食堂などがぎっしり並んでいて多く人たちが訪れていました。コロアン島で有名なエッグタ ルトのお店があったので早速一箱買ってさらに行くとこんどはマカオ名物の干し肉のお店です。同行者は当初は説明してもいらないといっていたのですが、味見をするとやっぱり買いたいということになって、案内人としては結構疲れます。
ようやく買い物が一段落するとランチタイムになりました。(続く)


香港発夜行便

2014-12-26 | アジア旅行
急遽一時帰国することになり、12月から運航を始めた全日空の夜行便に搭乗しました。

当初、ほぼ同じ時間帯のキャセイ航空便とどちらにしようか迷いました。キャセイ航空便は共同運航している日本航空のサイトで予約すると値段が安いのです。しかし、キャセイ航空便が成田着なのに対し、全日空便は羽田着です。実家が都内だし、羽田の国際線は利用したことがないので、全日空を選びました。

深夜一時発というのは、仕事が終わって一旦帰宅し夕食を済ませてからゆっくり空港に向かうことができるいう点では楽でした。空港に着いたのは23時過ぎでしたが、さすがにこの時間帯では空港内の店やレストランは閉まっているところが多かったです。

機内では、昼行便と同様のサービスでした。離陸後30~40分後に飲み物が来て、2時間後にはもう朝食です。少しぐらい眠れるかと期待していたのですが、目を閉じてうとうとしているうちに羽田に着いてしまいました。眠るつもりだったら、離陸後すぐに寝ちゃうしかないようです。

羽田の接続は楽でした。到着ロビーを出るとすぐに京浜急行の乗り場に出られるし、電車の本数も多いです。家に着いたらさすがに眠くなり、午前中はずっとコタツで寝てすごしました。

タイの伝統家屋 カムティエンハウス

2014-07-28 | アジア旅行
BTSアソーク、地下鉄スクンビット両駅から程近いアソーク通り沿いに昔ながらの高床式住居が保存、公開されています。もともとタイ北部にあったものを移築したもので、コの字型に並んだ二棟が2階部分で連結されています。

受付のある階下には農具や織物器具などが並んでいて、あとでタイ人に写真を見せると「昔おばあちゃんが使っていたものと同じ」と懐かしそうでした。
二階に上ってみると台所や精霊を祭る台などがあります。庇の彫刻が細密でこの家屋が上流階級であったことがわかります。歩くと木がみしみしと音を立てるのですが、われわれ日本人にとっ ては心地よい木の感触です。大通りに面していますが、緑に囲まれたこの空間だけなぜかとても静かです。

何度か訪れているのですが、ガイドブックにも載っている名所にもかかわらずいつも入場者が少ないのが不思議です。