地方の女たち

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藤井聡太の叡王戦 第1局

2024-04-07 08:10:02 | 日記
しばらくお休みだった藤井聡太のタイトル戦が始まります
第9期 叡王戦 五番勝負 持ち時間は4時間です
挑戦者は竜王戦・棋王戦に続き 伊藤匠七段です
同世代の2人は これからも戦い続ける運命の様です
もし 藤井聡太の存在が無ければ 伊藤匠七段が3っつのタイトル保持者となっていたかも知れません

叡王戦(えいおうせん)はチェスクロック方式で行われます
ストップウォッチ方式と何が違うかと言うと
ストップウォッチ方式は1分未満は切り捨てます
例えば50秒・1分30秒・40秒と三手を指しても 消費時間は1分ですが
チェスクロック方式だと 全てを加えて3分の消費時間となります 
ですから 同じ4時間の持ち時間でも チェスクロック方式が早く時間を消費します
そして 全てを消費すると1分将棋になります
棋士はどうしても早く指さなければ・・・と言う気持ちになるでしょうね

持ち時間が左右しているのか この叡王戦では「先手有利」が結果として出ています
藤井聡太八冠が豊島将之から奪取した時には3勝2敗で お互いに先手の時に勝利しています
その次のタイトル戦でも藤井聡太叡王が勝ったのは 全て先手の時です

先手の時は前日から どの様な形で戦うかを決めて誘導する事が可能なので 事前に考える事が出来ます
後手はその誘導に乗るか それとも外すか判断を迫られます
後手は誘導に乗ったのちに「千日手」を選択する場合も多くなります
千日手になると 先手・後手が交代して指し直しになるからです
ですから先手の棋士は 千日手になるのを避けなければなりません
千日手になる一手は その場面で一番有力な一手なので それ以外の一手を探す事になります
一番有力な一手以外を指す、、、これは勇気が必要と言うか・・・敗着の可能性を含んでいますからねぇ~

高段者や元タイトルホルダーなど相手に勝ち続けて つかんだ挑戦者に何度も成っている伊藤匠七段
最強の挑戦者のはずなのに 藤井聡太八冠にどうしても勝てない
「今度こそ。」 伊藤匠七段は強い闘志を燃やしているはず
さて どんな戦いになるか 楽しみな第一局です