地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

ソープランドの火事

2017-12-19 02:20:00 | 最近のニュースから
死者が出た風俗店(ソープ)の火災で・・・

この種のビルは、ソープとして建設したか、空きビルを買ったり借りたりして営業しているのでは、その構造に大きな違いがあります。

歓楽街にあるソープは空きビルを改装した店が多く、安全上は悪い場合が多いですね。

若いときですが、私も短い期間でしたが、ソープに関係した仕事をしていました。

大阪、南の近くに有り、飲みに行く前の夕方にシャワーを借りたりする事も度々有り。
女の子達に
「たまには客で・・」なんて冗談を言われたり。暇なときは控え室で雑談したりしていました。

そのソープのビルも火災の有ったビルと 同じような 規模の 店でした。
しかし 元々ソープを するために 建てたビルなので 、階段や廊下は比較的広く、非常階段はビルの外にありました。

客の待合室や女の子の控え室は一階で、出入り口も別に有りました。
ですから、、、火災があっても死者が出るとは考えにくい。
やはり特殊な店なので、一般的な客商売の店とは違う基準で、消防署は許可をするべきでしょうね。

ソープは完全に売春で違法です。
でも、許可されて現実には全国に存在します。
亡くなった客の家族は葬式もやりづらいだろうな。なんて話もあるでしょうが、私は亡くなった女の子達が哀れでなりません。

同姓の女の人から見れば別の感想を持つと思いますが、、、、。

ソープ嬢、彼女達の中にはイカレた子も居てるけど、総じて育った環境は悪くて・・・何処かで今の状況も仕方ないのかな。そう感じる時も多々有りました。

もちろん本人と話をする時に同情などは、かえって失礼なので陽気に接しました。
ですから表面上は
「こいつらノー天気か。」と思うほど明るいのですが、そこから少し親しくなると、食事中に涙している姿を見る事も、、、、。

酒などを一緒に飲むと、何かに取りつかれたような飲み方をして、酔いつぶれて意識が無くなったりします。
そして意外にも、私が関わった店の女の子達は男のいない子の方が多かったですね。

ある一人暮らしの女の子に
「男は作らないのか❓」と聞くと

「一度そう言う機会もあっんだかど、、、、普通の人だったので」

「良いじゃない、普通の人で。」

すると 「普通の人は最高なんだけど、今の事を一生負い目に感じながら行くのは・・・」

確かななぁ~。 相手はそれを知った上でも、人生は長いので心の動きは当然ある。その時に元・ソープ嬢だった事が二人に甦る。

その事の辛さが分かっているだけに、男に望まれても一緒にはなれないんです。

火災で亡くなった女の人達の身元も解りにくいとは思うし。
果たして身元を見つけて、身内に事情を説明するのが良いのかも解らない・・・

それでも、やはり身内の人に手厚く葬ってあげて欲しい。

ソープ嬢に身を落とし、あげくの果てに苦しんで亡くなった。

こんな哀れな人生も有るんだ。



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