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渡辺明の挑戦 王位戦・第三局

2024-07-31 12:21:14 | 日記
王位戦は数社の新聞社が主催に参加していて、私の地元の徳島新聞もそのうちの一社です。
で、第三局は徳島の渭水苑が戦いの場になっています。
渭水苑は幼稚園から大学までが集中している地区にあり、大きな道路からも少し離れているし。敷地の周り全てが人通りの少ない道路に囲まれ、静かな料亭で、将棋の対局には最適の場所ですね。

一日目の昨日には藤井聡太王位が記録に乗る大長考。
序盤の駒組みで3時間を超える大長考でした。
将棋は藤井聡太王位の得意な「先手・角換わり」で始まったのに、大長考は理解できません。
藤井聡太王位の角換わりは驚異的な勝率で、他の棋士たちはその戦いを避ける工夫をするほどです。
そんな得意な戦法なのに・・この人は考えるのが好きなのでしょうねぇ~
私の様なボンクラにはそうとしか思えない😢

将棋は昼休憩前で、藤井王位の持ち時間は1時間49分で、渡辺明九段より2時間ほど少ない。
これから難解な終盤を控え、かなり不利な状態です。

藤井王位・渡辺九段の戦いを見ていると、第一局・第二局そして今回の第三局の全てで、渡辺九段は堂々とした戦いです。その姿はまるで「指導将棋」に見える程です。

タイトル戦で挑戦者になった棋士たちは藤井対策の戦いを考えてきます。
ところが渡辺九段は自分の将棋をグレードアップしただけ。
他の棋士の悪口の様になってしまいますが、「藤井対策の将棋」は藤井戦に健闘しても、他の棋士たちとの戦いには、以前と変わらない結果になります。

藤井聡太にタイトルを奪われ、長年にわたりタイトル保持者だった渡辺九段が無冠になって一年。
魔王・渡辺明の復活が有りそうな気配です。


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