地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

説得(話)の仕方

2024-10-04 12:17:53 | 日記
自民党総裁選挙は石破茂が勝利した。
候補者の中では石破茂・小泉進次郎・高市早苗の三者が有力候補でしたが。
この三者の話し方は、それぞれれ違っていました。

政治家として国民の為に何かをすると話す場合。
①目標・完成形を一番に言う人
②その目的にする理由を中心に話す人
③目的を達成するための方法を説明する人

①の結論を先に言うタイプは小泉進次郎
②の理由を説明するタイプは高市早苗
③の委員会で議論して、国会に法案を提出するなど過程を話すのは石破茂

政治家の場合は90%の人が②か③で、結論を一番に言う人は少数派です。
記者の質問に答える時も、この方法と同じで結論は言いません。
結論を言わずに話を進めると、聞き手(記者や国民)の反応を見て、結論を少し変更する事が出来ます。
記者が政治家に結論を求めるような質問する。
答える政治家は的外れの返答をする。
その返答に対しての質問は受け付けない。
見ている国民はイライラする。
こんな場面の繰り返しです。

小泉進次郎の様に結論を先に言うと、
その結論に反対する人の声が大きくなる。
結論の通りにできなかったら批判され、その原因を説明しても、「言い訳」にしかならない。
ただ行政のトップが言うと、その過程で瑕疵が見つかっても変更しにくい欠点が有ります。
その瑕疵を丁寧に説明して、国民に納得してもらう勇気と説得力のある政治家は少ない。

私たちの周りにも結論をなかなか言わない人が居たりします。
「良い話が有るんやけど・・」で始まり
「兄の子供が居てて、結婚してるんやけど。その相手が資産家の一人息子。親は東京の一等地にビルを持ってて、近県にも6~7つのビルを持ってるらしい。息子はビルの管理会社をやってて。今度、自分所のビルだけじゃなくて・・」
こんな話がしばらく続いて
それを真剣に聞いていると、増々話が遠回りになり「良い話」は出て来ない。
そんな奴には・・「お前は石破か!!」