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小泉は選挙対策委員長を受けるのか・・・

2024-09-29 18:35:00 | 日記
自民党の総裁が石破茂に決まり、次は自民党の人事に問題が発生しています。
自民党の組織をおさらいすると・・・
総裁⇒幹事長⇒総務会長・政調会長⇒選対委員長となり。
幹事長以下を党四役と言ったりします。

ところが実態は幹事長の天下で、人事・政策・資金の全てを手中にします。

小泉進次郎に選対委員長を、、、そんな話になっていますが、そもそも選対委員長は幹事長の下の位置にあり、近年に格上げした役職で、自民党四役と言っても他の役職より格下です。
それに将来はトップに成れない地位で、過去の選対委員長で総理・総裁になったのは、安倍さんに引き立てられて官房長官になった管さんだけです。
自民党でトップの座に就いた人たちは、歴史をさかのぼると全ての人が総務か政調会長を経験しています。

小泉進次郎が選挙対策委員長になれば、100%客寄せパンダの役割です。
議員の公認とか、立候補する場所とか、配布する資金を決める重要な地位の様に見えますが。これも実態は幹事長が決め、それに従うだけです。

今回の総裁選挙で「若さ」を売りにしたもう一人の小林鷹之は党の広報本部長を提示され、それを断った言われています。安倍派の先輩(福田など)に支えられたので、その人たちを差し置いて、自分だけ役職に就く事が出来ないのでしょう。

選対委員長も広報本部長も、トップを目指す政治家には不必要で、その仕事で政治家としての能力は上がりません。
やはり行政に関わる仕事をしてこそ「経験」となるのです。
その為には党の雑用係ではなく、内閣の一員となり、ある分野の行政の長として仕事をしなくちゃ、政治家としての能力は上がらない。

まして、、、選挙対策委員長は政治を学ぶ場ではないだけじゃなくて、近いうちにある選挙で負けた時は責任を取らされます。
勝てば総裁の手柄、負ければ選対委員長の責任と言う立場です。
選挙の表紙で、中身は全て幹事長が決めるポジションを小泉進次郎は受けそうですね。
これを受け入れたら小泉進次郎の目指すトップの地位から二歩以上後退です。
次の次の予定なんて、無いのと同じですから。
ただ選挙後直ぐに、小さな内閣改造が有り、その時に内閣の一員になる事が密約されているなら受けるのも良いかもしれない。

石破が総理総裁から降りる時は、安倍派の実力者たちが出てきて、今回より難しい状況になるのは見えている。
ここは思い切って選対委員長を蹴って、内閣の一員を求めても面白いかも。

余談ですが、、、高市早苗は総務会長をけったらしいですね。幹事長なら受けるけど、二番手三番手の地位は要らないと。この人、気持ちは自民党を割って出て、新しい党を立ち上げたい気持ちかも知れませんね。でも、ついて来る議員が存在しない事は当人が一番良く分かっているでしょう。



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