今日、夕方からJT将棋日本シリーズの決勝戦が有りました。
去年の覇者は藤井聡太竜王です。
この棋戦はトーナメントで、前回の優勝者も下から勝ち上がらなければなりません。
チャンピオンだから挑戦を受けると言うのではありません。
世間で言われている将棋の八大タイトルは、皆さん知っての通り藤井聡太八冠が全てのタイトルを持っています。
将棋界にはこの八大タイトルの他にも公式戦が有ります。
その中で、新人戦・YAMADAチャレンジ杯・加古川清流戦は、新人や一定の段位以下に限られ、藤井八冠は出場できません。
出場できる八大タイトル戦の他には、
・朝日杯将棋オープン戦
・銀河戦
・NHK杯将棋トーナメント
・JT将棋日本シリーズ
この四つがあります。 そして、これらも前年の優勝者は全て藤井竜王です。
ホンマにどうなっているんでしょうねぇ~
藤井聡太竜王は、チョッとつまづいたりして負けることは無いのでしょうか。
私なんか畳のヘリでも時々つまづくのに😢
今日のJT戦は持ち時間が極端に短く「早指し」の将棋です。
夕方の5時10分にスタートして、約一時間半後に決着が付きました。
勝負の時間が短いのは解っていたので、一手目から最後まで目を離すことなく見学しました。
振り駒で藤井聡太竜王の先手・・・こう言うツキ(運)も持っているんです。
藤井聡太の先手なので、得意の戦法に導いての戦いです。
対戦者の糸谷八段の攻めが続いている最中に、藤井聡太竜王が飛車で銀を取って交換しました。
その瞬間、勝負が付いたと感じました。
もちろん私にその後の展開などは分かりません。
しかし、、、藤井聡太竜王が、言わば大陸間弾道ミサイルの飛車と、拳銃の銀を交換したのですから。
これは勝算無しにやる行為ではない。
その一手から、藤井聡太竜王の指す一手は、その都度に相手に恐怖を与える。
まるで「悪魔の一手」の連続です。
あんなに穏やかな顔をしているのに、、、この人は悪魔なのかと感じる程でした。