以前、クリスマス・プディングの作り方(←オレンジはクリックでリンク)を超詳しく書いたが・・・
本来、これは13種類の材料を使って13ヶ月熟成させて寝かすモノらしいが、
1年つまり12ヶ月寝かすという資料も多い。
(クリスマスが終ったら即作り始めるから12ヶ月というのが家庭では主流な事が多いようだ)
元々、キリスト教の13番目の使途がユダで、13を忌み嫌うから、敢えて13ヶ月のものを食べて「数字なんて関係ねーぜ!!」という魔除けを更に吹き飛ばす意味があり、その為に13種類で作った13ヶ月寝かせた物を食べてしまえっ!!というオカルトチックで尚且つなんともはやROCKな理由らしい。
自分はキリスト教徒では無いし(←日本人はなんでも受け入れちゃうから)、数字にもこだわらんのであと1ヶ月で13ヶ月だが、12ヶ月で食べてしまう事にした。
3ヶ月熟成でもこの世の物とは思えないぐらいかなり美味しかったし!!
家庭料理が基本のイギリス料理で、家庭の多くが(クリスマスが終って即来年のクリスマスの分を作る)12ヶ月なら、別に12ヶ月でいいやって。
ここまできたらそんな変わらんじゃろ!!?
(「カビ」が心配だし、自己責任だけれど、まあ、あのレシピと加熱時間なら、自分で作った物だし・・・)
以前、ブランデーバター(←リンクはブランデー・バターの記事に追加)が美味しかったので、
前日に作っておいて(←4時間は冷蔵庫で冷やさないと)。
<それではいよいよ、1年間熟成した「クリスマス・プディング」を開けてみる>
冷蔵庫から出すと、あれ?、穴が何箇所か?、なんか乗せたっけな?(そういえば1回なんか軽い物を置き所が無くて乗せてしまったような、あの時か?、それとも動かす時引っ張ったか?)
やべーな。
アルミを剥がすと、お、クッキングペーパーで密閉してあったんだ、助かった(クッキングペーパーが破れているのはアルミを空ける時ね・・・)。
※蒸す時、本来は、クリスマスプディングにクッキングペーパーを貼り付けておくようだが・・・、さっきまで、そういう細部のレシピが解らなかった。
(画像だけでも解らないのに、文字だけだと解らんよな・・・)
穴の関係で結果助かったけれど(今度、破れる事も想定して空気穴を空けた紙袋に入れておこう・・・)。
で、中身は・・・
お、カビていない、白いのはケンネ脂の固まったものね。
おお、良さ気(少し縮んでいるが・・・1年で水分が減ったのだろうか)
クッキングペーパーかアルミホイルにバターを塗って
今度はキチンと押し込んで、
側面を押し付けて(←延々と長々レシピが文章でずっと羅列して書かれていた中の「『かぶせて』側面を~」って一節はこれだったか・・・)
端のアルミホイルは折り曲げて
布巾をかぶせて2重に凧糸を巻くと縛り易い、
(中央に両端の長さが均等になるように、紐を持ってプディング型を回すと更に縛り易い)
1重目をキュっと絞めて(1重でも出来ればそれでいいんだけれど2重の方が後で蝶結びし易い気がする)
2重目は蝶結びを最初は隙間が空いても、
構わず蝶結びのワッカを作って
結んでいって
最終的に後で両紐を調整してギュッと絞めていけば良い。
久しぶりだったり、最初は皆、戸惑うけれど・・・ホラ、なんとかなる。
で、いつものように蒸す。
移動させる時、僅かなお湯や水・布巾が入っているならプディングの近くに鍋の方を持ってきちゃってもやり易い。
弱火で、今回1年間熟成なので、やはり怖いから大きい口径のコンロで弱火にすることで、弱中火ぐらいの効果にした(一応、弱火だけれど)。
(今回、怖いから3時間近くかけ)いつもの様に蒸し終わった後、ブランデーでフランベするのだが、前回はレードルをペンチで折り曲げて(←そのレードルにリンク)、小さな火から距離を保てる容器を自作したのだが(←ただ曲げただけなので自作って程ではないが)、今回はチャーハンの練習の後にGetした中華お玉Mサイズで。
(安定感はあるよね・・・)
ただきちんと計量すればよいのだけれど、中華お玉だと量が思ったよりも結構入ってしまうので、火の点く範囲=空気に触れる範囲も多い為、結構怖い(最初からブランデーを超少なめにして気を付けないと、自作レードルの方が良かったな)。
なんか最初にかけ過ぎて、途中の分量が少なかったのか、ヒトダマみたい(しかもヒ弱なヤツ!!!)
ほら、こんな感じになる(前回よりは上手く燃やせなかったが、少しは感じが出たかな?って)。
※フランベする時、うちの皿は特に銀紙をしかなくても大丈夫だった。
(ただ、火が点いたブランデーがこぼれないように!!)
※撮影する時は明かりが少しあった方が良いみたいだ。
切り分けて、ブランデーバターと
(相変わらず写真映り悪るいなー)
1年熟成の味は~、3ヶ月熟成と比べて・・・、重い!!、確実になんというか・・・
・食感は3ヶ月熟成よりコシが出て(アルミに穴が空いていたから水分がより1年分乾いた?、いや、でも偶然にも紙で蓋が出来ていたし、こういうものなのかも)
・味もドッシリとした和菓子とか餡子(しかも粒餡)に近い重たさ
・酒類が1年分の発酵で酸味を感じる(甘酸っぱいのはイギリス菓子で多いが、そういう感じ)。
・3ヶ月熟成の方がやや軽快な感じで疾走感を感じるかな。
・あと、今回のブランデーバターはグラニュー糖なので砂糖よりも甘味を強く感じる(←日本人は砂糖の方が良いかも・・・)。
・3ヶ月熟成が凄かっただけに、なんかたいした事無かったな・・・(美味しいし、確かにクリスマスプディングなんだけれど、自分はもっと軽い方が好き←自分はで良いんじゃないだろうか?)
・コインが見付からないっ!!(ヤバイ食べちゃったか・・・?)
ということで、結果、3ヶ月熟成だな。
※保存する時は冷めてからラップできっちり密閉して(ビニールにでも入れた方が)乾かなくて良いらしい(もしくはタッパ)
※出来たてよりも少し置いて冷めてきてからの方が味が落ち着いてトゲトゲしていなくなる変化が起こるだろう。
↓
そうするとよりどちらかというと重厚さとコシを保ったまま3ヶ月熟成みたいに軽快に更に食べ易くなるだろう。
※材料の輪郭が明確にハッキリとしてくるというか。
一気には食べられないので、その後もちょっとづつ食べているのだが、
ふと気付いたのは、よくイギリスの生活や料理・味覚の本を読むが、良く出てくる光景に老若男女問わずス○ッカーズの様なチョコレートバーを食べる光景を写したページがワリと多い気がする。
ちょっと自分はヌガーとかキャラメル類は歯にくっつくので好きでは無いが、
ふと12ヶ月寝かせたクリスマスプディングのコシは(まあ3ヶ月熟成のクリスマスプディングとは包み方がやや違っていたが)、噛み応えがこのチョコレートバーとかに似ているのでは無いか?とふと考えさせられた。
色が似ているということもあるが、
ケンネ脂の牛脂=チョコを生成する時に加えるバターミルクみたいな印象、そこに果実の甘酸っぱさが際立っている感じだろうか。
3ヶ月熟成のクリスマスプディングより甘酸っぱさ・果実の風味が際立っている気がする。
どちらが良いかは好みだが・・・。
(包み方の違いもあったのかなー?)
本来、これは13種類の材料を使って13ヶ月熟成させて寝かすモノらしいが、
1年つまり12ヶ月寝かすという資料も多い。
(クリスマスが終ったら即作り始めるから12ヶ月というのが家庭では主流な事が多いようだ)
元々、キリスト教の13番目の使途がユダで、13を忌み嫌うから、敢えて13ヶ月のものを食べて「数字なんて関係ねーぜ!!」という魔除けを更に吹き飛ばす意味があり、その為に13種類で作った13ヶ月寝かせた物を食べてしまえっ!!というオカルトチックで尚且つなんともはやROCKな理由らしい。
自分はキリスト教徒では無いし(←日本人はなんでも受け入れちゃうから)、数字にもこだわらんのであと1ヶ月で13ヶ月だが、12ヶ月で食べてしまう事にした。
3ヶ月熟成でもこの世の物とは思えないぐらいかなり美味しかったし!!
家庭料理が基本のイギリス料理で、家庭の多くが(クリスマスが終って即来年のクリスマスの分を作る)12ヶ月なら、別に12ヶ月でいいやって。
ここまできたらそんな変わらんじゃろ!!?
(「カビ」が心配だし、自己責任だけれど、まあ、あのレシピと加熱時間なら、自分で作った物だし・・・)
以前、ブランデーバター(←リンクはブランデー・バターの記事に追加)が美味しかったので、
前日に作っておいて(←4時間は冷蔵庫で冷やさないと)。
<それではいよいよ、1年間熟成した「クリスマス・プディング」を開けてみる>
冷蔵庫から出すと、あれ?、穴が何箇所か?、なんか乗せたっけな?(そういえば1回なんか軽い物を置き所が無くて乗せてしまったような、あの時か?、それとも動かす時引っ張ったか?)
やべーな。
アルミを剥がすと、お、クッキングペーパーで密閉してあったんだ、助かった(クッキングペーパーが破れているのはアルミを空ける時ね・・・)。
※蒸す時、本来は、クリスマスプディングにクッキングペーパーを貼り付けておくようだが・・・、さっきまで、そういう細部のレシピが解らなかった。
(画像だけでも解らないのに、文字だけだと解らんよな・・・)
穴の関係で結果助かったけれど(今度、破れる事も想定して空気穴を空けた紙袋に入れておこう・・・)。
で、中身は・・・
お、カビていない、白いのはケンネ脂の固まったものね。
おお、良さ気(少し縮んでいるが・・・1年で水分が減ったのだろうか)
クッキングペーパーかアルミホイルにバターを塗って
今度はキチンと押し込んで、
側面を押し付けて(←延々と長々レシピが文章でずっと羅列して書かれていた中の「『かぶせて』側面を~」って一節はこれだったか・・・)
端のアルミホイルは折り曲げて
布巾をかぶせて2重に凧糸を巻くと縛り易い、
(中央に両端の長さが均等になるように、紐を持ってプディング型を回すと更に縛り易い)
1重目をキュっと絞めて(1重でも出来ればそれでいいんだけれど2重の方が後で蝶結びし易い気がする)
2重目は蝶結びを最初は隙間が空いても、
構わず蝶結びのワッカを作って
結んでいって
最終的に後で両紐を調整してギュッと絞めていけば良い。
久しぶりだったり、最初は皆、戸惑うけれど・・・ホラ、なんとかなる。
で、いつものように蒸す。
移動させる時、僅かなお湯や水・布巾が入っているならプディングの近くに鍋の方を持ってきちゃってもやり易い。
弱火で、今回1年間熟成なので、やはり怖いから大きい口径のコンロで弱火にすることで、弱中火ぐらいの効果にした(一応、弱火だけれど)。
(今回、怖いから3時間近くかけ)いつもの様に蒸し終わった後、ブランデーでフランベするのだが、前回はレードルをペンチで折り曲げて(←そのレードルにリンク)、小さな火から距離を保てる容器を自作したのだが(←ただ曲げただけなので自作って程ではないが)、今回はチャーハンの練習の後にGetした中華お玉Mサイズで。
(安定感はあるよね・・・)
ただきちんと計量すればよいのだけれど、中華お玉だと量が思ったよりも結構入ってしまうので、火の点く範囲=空気に触れる範囲も多い為、結構怖い(最初からブランデーを超少なめにして気を付けないと、自作レードルの方が良かったな)。
なんか最初にかけ過ぎて、途中の分量が少なかったのか、ヒトダマみたい(しかもヒ弱なヤツ!!!)
ほら、こんな感じになる(前回よりは上手く燃やせなかったが、少しは感じが出たかな?って)。
※フランベする時、うちの皿は特に銀紙をしかなくても大丈夫だった。
(ただ、火が点いたブランデーがこぼれないように!!)
※撮影する時は明かりが少しあった方が良いみたいだ。
切り分けて、ブランデーバターと
(相変わらず写真映り悪るいなー)
1年熟成の味は~、3ヶ月熟成と比べて・・・、重い!!、確実になんというか・・・
・食感は3ヶ月熟成よりコシが出て(アルミに穴が空いていたから水分がより1年分乾いた?、いや、でも偶然にも紙で蓋が出来ていたし、こういうものなのかも)
・味もドッシリとした和菓子とか餡子(しかも粒餡)に近い重たさ
・酒類が1年分の発酵で酸味を感じる(甘酸っぱいのはイギリス菓子で多いが、そういう感じ)。
・3ヶ月熟成の方がやや軽快な感じで疾走感を感じるかな。
・あと、今回のブランデーバターはグラニュー糖なので砂糖よりも甘味を強く感じる(←日本人は砂糖の方が良いかも・・・)。
・3ヶ月熟成が凄かっただけに、なんかたいした事無かったな・・・(美味しいし、確かにクリスマスプディングなんだけれど、自分はもっと軽い方が好き←自分はで良いんじゃないだろうか?)
・コインが見付からないっ!!(ヤバイ食べちゃったか・・・?)
ということで、結果、3ヶ月熟成だな。
※保存する時は冷めてからラップできっちり密閉して(ビニールにでも入れた方が)乾かなくて良いらしい(もしくはタッパ)
※出来たてよりも少し置いて冷めてきてからの方が味が落ち着いてトゲトゲしていなくなる変化が起こるだろう。
↓
そうするとよりどちらかというと重厚さとコシを保ったまま3ヶ月熟成みたいに軽快に更に食べ易くなるだろう。
※材料の輪郭が明確にハッキリとしてくるというか。
一気には食べられないので、その後もちょっとづつ食べているのだが、
ふと気付いたのは、よくイギリスの生活や料理・味覚の本を読むが、良く出てくる光景に老若男女問わずス○ッカーズの様なチョコレートバーを食べる光景を写したページがワリと多い気がする。
ちょっと自分はヌガーとかキャラメル類は歯にくっつくので好きでは無いが、
ふと12ヶ月寝かせたクリスマスプディングのコシは(まあ3ヶ月熟成のクリスマスプディングとは包み方がやや違っていたが)、噛み応えがこのチョコレートバーとかに似ているのでは無いか?とふと考えさせられた。
色が似ているということもあるが、
ケンネ脂の牛脂=チョコを生成する時に加えるバターミルクみたいな印象、そこに果実の甘酸っぱさが際立っている感じだろうか。
3ヶ月熟成のクリスマスプディングより甘酸っぱさ・果実の風味が際立っている気がする。
どちらが良いかは好みだが・・・。
(包み方の違いもあったのかなー?)