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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

SARSONのモルトビネガー。

2016年11月13日 | 素材
モルトビネガーといえば、ハインツのモルトビネガーが有名だが、なんとSARSON(サーソン)のモルトビネガーを見付けた。

これ、好きなんだよねー。後ろのラベルを見るとイギリス産だし。
普通のワインビネガーとかに比べても、尖がった酸味が無いというか、熟成された麦芽汁やワインとでもいう感じでまろやかなんだ。
イギリス料理店(非常に少ないけれど、殆どPUBだし)で、たまにこれが出てくると、お、解っているね~という感じ。

そして繰り返すが、酸味が軟らいのが特徴、1回味見をして、味を覚えていたので、今回ジックリと味わってみて、うん、やはり、あの時に覚えた味と間違いない。
この味だ。

ま、ドレッシングとかに使ってしまうのは、やや高なので勿体無いから、フィッシュ&チップスかなぁ~、ただ、フィッシュ&チップスの衣との相性もあると自分でフィッシュ&チップスの衣を練習していて、自分の衣がまだSARSONのモルトビネガーを活かしきれていないのではないか?と、少し考えさせられる事があった。
フィッシュ&チップスの魚への下味と、衣に僅かに付ける塩味の分量にも関係しているのかもしれない。
鱈も真鱈が手に入らないので(買えなくはないんだけれど・・・)。
それぐらい繊細なビネガーだ。

(フィッシュ&チップスの衣に使ったビールの余りと・・・今はあまり飲めないのだけれど)

フィッシュ&チップスはモルトビネガーをこれでもか!!?とたっぷりかけて食べるものだ(その方が美味しいし)。
だから高いビネガーは仕入れる側としてはツラい。

でもイギリス産だからなー。
そしてこの「まろやかさ」を知ってしまったら・・・

ま、表現したい味だろうなー。

1回、イギリスのフィッシュ&チップスの名店でビネガーをかけようとしたらオヤジさんに意味も解らずキレられたけれど、アレはなんだったんだ?、それがイギリスへ行った時の難だよな、フランスだと余程の事で無い限り間違っていてもワリと笑って済ますというか大らかというか、でもやっぱりあれは納得いかない。黄色人種だからか?、見た目がジョン・レノンの歌の如くワーキングクラスのヒーローだったからか?(だってスーツケースがアフリカに運ばれてしまったんだもの。翌日の夕方まで薄着しかなくて)、ぶっちゃけあまり金も持っていなかったけれど、あまり金持ちの格好していると迷子になった時とかに狙われる。
漫画ではないんだし、1対複数じゃ敵わないから。
外国で(まで?)問題も起こしたくないし。





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