今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

鰹のタタキで手ごね寿司とキチンと揉み込む事について。

2020年09月17日 | 今日の料理
(そういえばと思い付いたので、写真は貧相なのだが)

鰹のタタキって、刺身に比べてやや、刺身の1つなのにポン酢と薬味が恐らく1番ポピュラーという以外に他の可能性は無いのか?どうなの?って、やや戸惑いががありませんか?

なので、余った酢飯に酢を少し足して(←こういう変り寿司はやや酢飯の酢を強くする事で一体感が生まれる、やや酢を足すだけだけれどな・・・全然違う)鰹のタタキをサイコロ状に適宜切って、大葉や甘酢に漬けた生姜・小ネギ・胡麻少々と思い付くままに薬味を入れ、手ごね寿司(←近年オレンジ色はリンクのルール)にしてみた。

href="https://blog.goo.ne.jp/eos1210/e/eb36d76f99d80160325c4f8b771ee635">手ごね寿司って本来はヅケにして酢飯と合わせるようだが、
※鰹のタタキって先に鰹に塩をふって藁とかで焼くから、既に塩気があるんだよなー

という事で、そのまま混ぜ、
少しでも寿司の原型の「なれずし」の原型に則った方が料理として美味しいから、

本当にこね過ぎないように一応キチンとこねて

最低でも15分~20分~30分寝かせてみると、口に入れた時にまるで握ったモノを食べたような一体感が毎回味わえる。

山葵を好みの量で添えて少しづつ付けて食べると、素材のそれぞれの味が醤油をかけるより際立つだろう。

因みに鰹のタタキはカラシ醤油で食べても美味しい

オマケ

野菜寿司(今回は椎茸を甘く煮たもの)を、手ごね寿司に出来ないかな?
大葉の千切りと胡麻・薬剤を使わない自家製紅生姜を少し切って混ぜ合わせ、
キチンと揉み込んで、

蓋やラップをして冷蔵庫や野菜室で30分~1時間置く事で、瞬間熟成を促し、旨味を増幅出来るのではないだろうか?って。

野菜寿司もそうだが、やはりワサビがあると味のコントラストが明確になるんだよな・・・
食べる各個人が、関東の醤油を少し垂らして、食べると、あ、本当に寿司になるよ・・・
一気に寿司っぽくなるというか。

 あと、寿司はやはり「なれずし」宜しく、シャリに酢を効かせた方がより根本に近くなる為、『発酵』の真髄や本質に触れられる気がする。
特にこういう変り寿司は・・・




最新の画像もっと見る