社長つれづれ日記

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胸を熱くさせるもの

2005年10月10日 | ノンカテゴリー


 プロジェクトXといえば、みんなよく知っているNHKの高視聴率番組ですね。あの番組は、涙腺の弱い私などは感動して涙を流し、子供から「あれー、どしたん、またお父さん泣いとるん」などと言われて、照れ隠しの言い訳をしながら見ていたお気に入りの番組です。

 最近はあまり見ていないのですが、現在もやっているのでしょうね?

 その番組のエッセンスを書いた本があったので、以前購入しておきました。私の場合、これと思った本があったらその場ですぐ買うのですが、読まなくて枕元で眠っている本がたくさんあります。この本も、最近まで眠っていました。

 ざざざーーーっと目を通すと、思わず胸が熱くなる言葉が、いくつか目にとまりました。時々は、このような本を読むのは良いですね。元気を与えてくれます。

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●富士山頂レーダー建設の現場監督 伊東庄助の言葉
 「男は一生に一度でいいから、子孫に自慢できるような仕事をすべきである」

 *伊東が、過酷な建設現場から逃げだそうとする現場作業者に、自分も高山病で苦しみながら必死で慰留に努め、そして、彼らに投げかけた言葉である。


●瀬戸大橋・坂出工事事務所所長 杉田秀夫の言葉
「私は自ら志を立てることなく、人生何をすべきか分からないまま世の中に出てしまったのですが、出たとたんに次から次へと具体的な目標を与えられたものですから、常に何をなすべきかではなくて如何になすべきかをだけを考えていれば良かったのです。瀬戸大橋の仕事もその延長線上でした。それはいくら難しくとも本質的には単純なことなのです。目標に対して迷うことがないからです。迷う暇がなかった人生も一つの人生ではありますが、それは語るに値しません」

 「人生の深みは、人間的な迷い、悩み、苦しみの深さを通して生まれるものだと思います」

*杉田は瀬戸大橋建設の功績に幾度も講演依頼を受けるが、その都度固辞し続ける。

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 私がこのプロジェクトXで本当に胸を打つことは、この沢山の主人公たちが皆、社長ではなく、現場のリーダーたちであったことである。

 ♪丘の上の昴、砂の中の銀河、みんなどこへ行った、見送られることもなく・・・♪

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2 コメント

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来春打ち切り (ちまり)
2005-10-11 06:44:59
「プロジェクトX~挑戦者たち~」

NHK総合テレビ

放送毎週(火)21:15~21:58

再放送(水)深夜25:10~

主題歌 「地上の星」

作詞・作曲 中島みゆき



10月から再放送枠が増え、

毎週火曜日夕方16:5~16:48(総合テレビ)

が加わりました。



本日10/11放送予定

シリーズ黒四ダム

「秘境へのトンネル 地底の戦士たち」



NHKが看板番組「プロジェクトX」を来春、打ち切る方針を固めたことが22日までに明らかになった。全国で感動を呼び、社会現象にもなった同番組だが、ヤラセが発覚するなど、問題点も噴出。やはり来春打ち切られる「ニュース10」とともに海老沢勝二会長のお気に入りとも言われたが、看板番組を敢えて切ることで、新生NHKをアピールする狙いがある。



 同局関係者は「現場からは既にネタ切れとの声が出ていた。番組としても長くなり、視聴率も低下し、打ち切ったほうがいいのではという意見がある。打ち切りはほぼ決定とみていい」と話す。一方、同社番組広報部は「4月改編に向けて検討中ということ」と言葉を濁す。



だそうです。



「氷雨」の次は「地上の星」??

ムムッ、楽しみ??!







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残念ですね (栄ちゃん)
2005-10-11 09:46:36
 打ち切りとは残念です。まあ、ヤラセが有ったと言うことは、NHKが今後続けて行くには障害になるでしょうね。

 しかし、ネタ切れとは現場が言う言葉ではないですよね。地上の星はまだまだ、見えないところにたくさんあるのですよ。現場はその誇りを持ってほしいです。それと、私たちの中小企業なんて、まさに、地上の星なんです。そんな誇りを持ってやっていますよ。
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