社長つれづれ日記

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経営者の品格

2006年02月18日 | 中小企業家同友会
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 今日は午前中、中小企業家同友会全国協議会(中同協)の労働委員会に出席をしてきました。

 私の役目は、この委員会の中で中同協情報化推進本部が検討をしている「企業変革支援プログラム」の紹介と、取り組みのための協力依頼をすることでした。30分ほどプレゼンテーションをさせていただきましたが、いくつかの質問も出ました。今日の、初めての紹介にしては、反応の良いものとなりました。(よかった、よかった)

 今回、特に注意をしてプレゼンをした点なのですが、それは、愛媛同友会がなぜこの企業変革プログラムに取り組んだのか、このことと愛媛の経営指針成文化運動との関わりはどうなのか、また、労働委員会の中心テーマである「中同協労使見解」との関連はどうかなど、労働委員会の、委員の皆さんの視点に立ってお話をいたしました。私の方も久しぶりに「中同協の労使見解」を振り返ることとなり、良い勉強の機会となりました。

 「中同協の労使見解」の中には、①経営者の責任、②労使における立場のあり方、③日頃の労使のコミュニケーションのあり方、④時代を見据えた新しい労使関係の方向性、⑤労使の情勢認識のあり方、⑥地域の中における中小企業の存在意義、⑦中同協の運動の意義等々、私たちが経営をする上で大変示唆に富む内容が盛り込まれています。

 特に、経営指針成文化を行う必要性、就業規則・賃金規定の整備、経理の公開のあり方、労使の日頃からのコミュニケーションの重要性などは、その意義においてあらためて「なるほど」と思うことです。久しぶりに中同協の専門委員会に出席をしましたが、色々刺激を受けることとなり、東京まで出てきた甲斐がありました。

 
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 ところで、その労働委員会の後、中同協事務局次長の平田さんと食事をすることとなりました。食事をしながら話した中で「経営者の品格」の話になりました。

 「中小企業家同友会のリーダーは、品格を持った経営者であってほしい」と、平田さんの言葉です。平田さんは、全国の同友会のリーダーと接する機会がある中で、色々な事を感じているようです。そして、中小企業家同友会の社会的存在意義がより重要性を増す中で、そのリーダーたちに感じ、期待するところだそうです。

 「中小企業家同友会のリーダーを見て、あの人のようになりたい、あの人のような会社の経営がしたいとおもわれる。売り上げだけでない、利益だけではない、経営者として、同友会のリーダーとしてあこがれ、尊敬されるような、そんな品格を持った経営者であってほしい」・・・

 もちろん、見かけや、表面上のことではないことは当然です。中身の問題ですね。

 話を聞きながら、色々自分を省みる時間となりました。「自分は品格を持った経営者であるのか」、「人からついて行きたいと思われるような経営者であるのか」「人間として敬意をもたれる存在であるのか」色々考えさせられました。

 経営者であること、リーダーであること、学ぶべき事は多いと思います。そのぶんやりがいもありますね。

「日々修練、日々前進を怠るべからず。金鉄のごとき身体を鍛え、剣技の本領を体得すべし」

 我が母校、松山北高校剣道部、道場訓を思い出しました。

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