1344 一日、ボーっと物思いにふけっていた。昨日のホテルの部屋へ戻る後ろ姿が焼きついて離れない。まだ、信じられない。早朝インドネシアから離れえると言っていたので、今は、どこにいるのでしょうか、中国でしょうか、日本でしょうか、それとも、他の国でしょうか。
「これからは、仕事のことを考えなくていい。世界のあらゆる動き、日本の政治そんなことも考えなくていい。全てから解放されて、一週間前から、良く眠れるようになった。色々なことを思い巡らせて、眠れない、眠っても、夢の中に仕事のことが出てきた。それが、今は、何も考えないからぐっすり眠れる。人間の脳というものはこんなにガラッと精神状態によって左右されるものかと、今わかった。太田君も、もう仕事を止めて日本に落ち着きなさいよ」
「奥さんに話したら、喜んでいた。家族一同、集まってもらった。全員で8人だ。間もなく、孫が増えて9人になる、全員に集まってもらうような、何十年もこういう機会は作らなかった。これからは、夫婦で旅をしようと思う。ゴルフも最低5年はできるだろうから、付き合えよ。お前が死んだら、俺が弔辞を読んでやるからな。」そんなことを、何度も何度も繰り返していた。死んだら,弔辞に関しては、数年前から、繰り返して言われていて、その度に、「逆でしょ」と、返していた。
とにかく、今言っていることと、本当の気持ちとは違うことが分かる。現状を受け入れられないので、心境と逆のことを何度も繰り返して言うのです。私もそうだが、本人はその何万倍も悔しいはずである。「ブルータスお前もか」だと思う。
そう遠くない時期に自叙伝をしたためるでしょう。その中には、普通の人間では思いもよらない発想と行動で会社を発展させ、従業員やその家族に安心をもたらせてきたか、そんなテーマでも話が多くなるのだと思う。
太田君のような生き方だできるならやってみたかったが、できない、性格だからな、太田君が僕のような生き方はできないと同じ事だよな。私も、そう思う。私が面倒をみることができる人数は50人止まりです。それ以内の人だったら、全員を幸福感に浸れるようにできるがそれ以上は無理だ、が、私に考えだから。
目立たないが、良く見ると、一人前の形と色合いをして、美しきひそやかに咲いている花。5mmくらいです。
現実 まさか 受け入れ
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