時間が無い。
参考に静岡、愛知辺りのラマダンのスケジュールを示します。インドネシアより2時間近く長いことが分かります。
Day =曜日 Ramadhan=ラマダン何日目Sahur end time =イムサック
Fajr:太陽出Fajr Iqamat:礼拝開始Duhur iqamat:礼拝開始
Maghrib:断食明けの時間Maghrib Iqamat:礼拝開始Isha&Tarawih:礼拝開始
モハメッド氏は地球の気候、四季について知らなかったのです。イスラム聖職者もずっと知らなかったのです。おそらく、インドネシアにイスラムが広がってもインドネシアの人は中近東付近と自分たちの状態しか知らなかったのです。これは、現代のインドネシア人を始め、イスラムの人のほとんどが赤道に近い南北にいるから四季のことを知らないし、教えても理解できない。指導者が知らないのですから、全員が知らないのも当然で、知っている知識人がいたとしても、完全に無視されただろうし、逆に、反イスラムと見られるのを恐れて、発言しなかっただろう。あたかも、ガリレオの宗教裁判で有罪にされ投獄され、自説を覆す発言をするに至るが、『それでも、地球は動く』の地動説を唱えた時と同じ状態になりかねない。
また久しぶりに飲めない人たちだけの食事会をリッポチカラン行った。どういうわけか、射出成型の技術者の方が大部分で、そっちの技術の方の話に行きがちである。私は、他の人と違うので、その会話に入って行けないが、皆さんそれなりに大変のようです。
インドネシア人の技術の向上が遅いのが原因のようです。射出は金型さえしっかりしたものができていれば、その後の技術はいらない。ただ、原料を自動的に入れて、製品を自動的に取りだすだけ、だから、製品そのものの製造より、それから、最終製品になって出荷されてゆく途中の行程の管理で差ができる。優劣が評価されりゃすい。その点がインドネシア人から自然発生的に出てくるアイディア全くないし、彼らは、ゴウリカとか生産性向上という意識を持っていない。私も、思い当たるところは沢山あるが、受け取り方は様々で、日本人の能力や性格によって、かなり、インドネシア人に対する評価は違っていることも当然です。