南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆断食、プアサ、ラマダン

2010-08-19 21:10:25 | 環境

 

斜めからインドネシアを眺めよう 701

 8月中に恰好を付けなければならない。今日から追い込みである。LTIの仕事も間もなく始まるので、なお、追い込まなければならない。今日夕方入る予定だった金型が早くて明日の夕方ということになってしまった。修正を必ずしなければならないので、試作品を出せるのは月曜日になりそう。

 ミニ朗報が入った。先日最期のサンプルが最低見本として何とか認められたようだ。本当に最低見本だと私も思う。他の部品については、今月末以前に最低数量を納めることができるように原料やマスターバッチを手配しておかなければならない。

 

一週間過ぎたラマダーンともラマダンともいうこの時期、断食が続いている。昨日もインドネシア人が家に遊びに来ていたので、断食に付き合った。朝、03:30頃起こされて、食事、05:00頃からは飲まず食わず、お腹がすいて辛いということはないが、口の中が乾いてしまって、普通に喋ることができなくなるのがつらい、歳だから、普段でも、ボトルの水は話せない、会議中などは特に口の中を時々潤さないとしゃべりにくくなる。それが、出来ないから、唾液を無理に出して、口の中に回す、また、舌で唇を濡らす。辛いというより困ると言うことかもしれない。

開けた時の飲む水がおいしい、食事もおいしい。昨日は夜デザートでドリアンを皆で食べたが、格別おいしかった。日本では考えられないことです。

 

一週間を過ぎれば、ぼちぼち、脱落者は現れてくる。食べてしまうのではなく、飲んでしまうのです。やはり、喉や口が渇く、そこへ、水を売りに来れば、つい手が出てしまう。トラックの運転手は、渋滞の中、必ず水を売りに来るので、ついつい買って飲んでしまう。タバコも、インドネシア人にとっては、誘惑の大きな一つです。多分、世界で一番タバコを吸う人口が多いのはインドネシアだと思うほど、子供から大人まで、安いタバコを吸っている。だから、プアサだからといって、止められるわけが無い。一説に依ると、プアサ期間中の方がタバコの消費量が多いとか、まさか、夜だけすって、多くなるとは思えない。

隠れて吸うので、喫煙禁止のはずのトイレがいつもよりタバコ臭い。

 

インドネシア人がよく使うレストランンも、ぼちぼち、人が戻ってきている。この期間中は、大体、外から中が見えないように、窓に紙を張ったり、簾を垂らしたりしている。カキリマで食べている人も、会社の垣根の外に売りに来たゴレンガンなどを手を伸ばして買っている女性も多くなってきた。

ラマダンセールはインドネシア最大のセールです。物は豊富、食生活は大幅に改善しつつある。もともと、南国で、食料品で困る国ではないが、輸入の食料品が増えている分だけ、より、カラフルになっているし、大きな果物が多くなっている。ドリアンやスターフルーツが見える。ドリアンは臭いを嗅いで食べ頃を確認するのが常識です。

プアサ  断食  脱落

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