思い出し日記(7月7日)

2007-07-07 23:15:51 | Weblog
けっこう早い時間に目が覚めたものの、やはり二日酔いである。
テレビを見たり録画を見たりしてだらだら過ごす。
部屋がとても汚い(散らかっている状態を超えて汚い)。気になるもののからだが動かない。

夕方家を出て新宿へ。
「風花」での朗読会。今回は柳美里さんが出るというので、(怖いもの見たさで)出かける。途中紀伊国屋書店に寄って新刊チェック。新刊コーナーにはなくて、詩歌のコーナーには平積みになっていた。売れますように。

19時ぎりぎりに「風花」へ。
今回はきちんと予約していたのでとてもいい席を用意してくれていて、ほとんどかぶりつき状態で聴く。古井さんも柳さんもこれから出る新作を読んでいたのが印象的だった。特に柳さんの『黒』という本はなかなかに興味深い。誰かも言っていたけれど、限りなく事実に近いことを自分ではなく相手の視点から書くということで、虚構と私小説の境界を改めて考えさせられる問題作なのではないだろうか。行ってよかった。

終わってしばらく外で編集者たちの集団の中でウイスキーとかシャンパンとかいただきながら話していたけれど、あまり知り合いもいないので退屈。そうこうしているうちにM井夫妻が豊田から戻ってきたので落ち合ってK島さんたちが飲んでいる店へ移動。
それまでお酒だけだったから異様にお腹がすいていて、席へ座るなり鳥の唐揚げを食べてしまう。そのあとも勢いつけて食べまくっていたら終電を逃す。
その店には2時まで。あとpgに移動して、沖縄から来た子のおみやげらしきオクラやゴーヤチャンプルなどを食べながら白ワインを飲んでえんえんとしゃべっていたらいつの間にか寝ていた。もう電車は動いていたけれど、体力の限界でタクシーで帰る。優秀な運転手で、すごく安かった(このルートを覚えるべきだった)。