まっすぐ行ってちょっと右

（唐突ですが、タイトル一文字しばりを解除しました）

朝、会社に行く前に銀行で振り込み一件。
なんとなく、そんなこんなで出社が遅れる（それは理由とは言わない）。

てんこもりな仕事。
その合間に面倒な（それほど面倒でもない）仕事が挟まり、昼ご飯を食べる暇もない。
仕方ないのでコンビニでおにぎり買ってきて、えらく消化の悪そうな食事。
おまけに食事の時間を削ってした仕事がなんとも空しいことになり、ひどく落胆。自分の責任ではないけれど、なんだかなー。

でも、いいこともある。すごく素敵な「お願い」もあった。

果てしなく仕事はあるのだけれど、今週来週は長丁場がわかっているので無理はしない。
8時前に退社。

M井さんから誘われて、ニューヨーク在住の写真家／杉浦邦恵さんを囲む会に遅れて参加。場所が根津だったので、経路が複雑。わたしにしてはまともにたどりつけたほうだと思う。

また沖縄料理かよ、という感じではあったけれど（島らっきょうのない店なんて！）、Nザワさんご指定の「音波」（脳波にあらず）という焼酎を飲みながらまったりと芸術談義（？）

帰り際、杉浦さんの滞在先（芸大内）を見学しようと一同は歩いて芸大へ。
わたしは明日が早いので、芸大の入り口付近でみなと別れる。上野までの道のりを訊ねると「まっすぐ行ってちょっと右」と言われる。ああ、それならわたしにもわかると安心しきってみなと別れたのだけれど……

先生、「まっすぐ」ってどれくらい「まっすぐ」ですか？
「ちょっと右」って、どれくらい「ちょっと」ですか？

右手に広がる上野の森は怖いし、どこまで歩けば「ちょっと右」の道路に出るのかわからないし、ものすごく不安ななかひたすら歩く（すごく遠かった）。

なんとか無事に上野駅にたどりつき、帰りの電車のなかで読んでいた本に笑っちゃう誤植発見。