えむ風な生活

気が向いたときに、ちょこっと♪

顔見世

2020年12月17日 | Weblog
近くのスーパーが、11月中旬の土曜日から8日間、白いレシートをピンクの紙にして
7日目と8日目の土日に総計で3000円毎に1回スクラッチくじが引ける、という年末抽選会を行った。

偶然初日の土曜日に自宅用にお歳暮商品の申込をしたのと、
抽選日の日曜日に一緒に買い物をする人が居たので16枚のくじが引けた。
お一人様10枚まで、なのでくじは2人で引いたけど、後ろに列が出来るのでスクラッチを削るのは任せて
σ(^_^)ワタシ は少し離れた場所で傍観者(笑)

お客さんがスタッフのとこに近寄り、カランカランと鐘を鳴らしてもらって三等賞の声が聞こえ
ああいうのがイイ! などと思って見てたら、一緒に行った人もスタッフに近寄り
カランカランと。(*・0・*) ワオ

特賞 ↓ の声が聞こえ すご~い!!



こういう抽選会は今回が初めてではないけど、いつもはスーパーで使えるハズレの50円券や
たま~に100円券なんかが出ると d=(^o^)=b イエーイ!程度の庶民のお遊び。(*^▽^*)
あっ、それ以外当たったことないからその都度の当選商品を知らんだけやけどね。(^▽^;)
だから顔見世のチケットと言われても そんなポスター チラッと見たかも。。。な思い。

とは言え勿論上機嫌でご帰宅。(^▽^笑)
一緒に行った人が早速チケットを ↓ 読み上げてくれた。



3階、3等席、4000円。・・・(・_・?) エッ? 

顔見世は長年毎年観に行ってて、σ(^_^)ワタシ にとっては一番高いチケットだけど
ツテがあって世話をしてくれる知人のお蔭でずっと特等席で贅沢をさせてもらってた。

数年前、そのツテとなるご主人が退職され(多分)庶民では特等席は手に入らないので
役者さんの代替わりが多いこともあり、昔を知るおばさんは顔見世を基本的には卒業した。

今回の特賞のチケットが特等席とは夢思わなかったけど、
な~んも考えてなかったとは言え、3階席とも思いもしてなかった。(^▽^)

ネットやチラシで見ると今年の顔見世は
例年の昼夜2部制から3部制に変え、料金も例年より大分お安い設定。

ほとんどの役者の出演が1演目のみ。
公演時間を各部2時間ほどに抑えて観客の滞在時間を短くする。
公演期間も15日間と短縮。

芝居見物の楽しみの一つでもある幕間の食事(弁当)を控えてもらう。
大向こうなどの掛け声も禁止。など感染予防を講じた異例の形で開かれる。そう。

まぁ折角のチャンス。
コロナ下の対応を野次馬で見に行くべ~、と決めるまで そう時間はかからなかった。

ただ、一緒にくじを引いた人はその日は都合悪く、長年顔見世に同行してた人達もそれぞれの事情があり
最終は一人でも行こう と決めたけど、やっぱ折角のチケットがモッタイナイとおばさん感覚。
ニャハハ (*^▽^*) 

したら偶然立ち話をした親しい近所の知人が
歌舞伎見たこと無い! 是非見たい! と願ってもない返答。(^-^)v

んでもこのご時世。誘うにも気がかりが・・・

定期健診で受診した時ホームドクターに話を振ってみた。
行かない方が良いと言われるかもと思いながら、チケットが当たったことから説明すると
良いんじゃないですか、
1階みたく上から菌が降ってくることもなく、消毒などの対応をキチンとしているとこなら、の回答。
科学的な裏付け、みたく難しい話は抜きにして、ナンカお墨付きをもらったような気持ち ♪
・・・勿論ナニカがあっても責任を問うつもりはないけどね。

で、当日は天気も良く機嫌よく出かけたら
南座手前の信号待ちで ↓ 沢山カメラマンが居はるみたい、と。



                ↓ 



あっ! 総見で舞妓さんが来はるんやわ。と去年(ここ)の経験を踏まえて先輩面。(^▽^笑)

南座正面は ↓ いつもと変わり無し。



ただプログラム ↓ の裏には



入場時にはチケットの半券を切り離し回収箱に入れてください。とあり
スタッフが ↓ 持つ箱に



       ↓ 



自分で切り離したチケットの半券を入れた。

ブランケット、座布団、オペラグラスの貸し出しは中止、とあったので
イヤホンガイドはどうかな?と心配したけど
長年600円だったのが800円に値上がってたけど健在。・・上演時間は短くなってるのにね。(^▽^;)

勿論今回もこれに助けられて、状況が良く分かって楽しめた。(^-^)v

返却時に返金される保証金の1000円は無しで、ナイロン袋に入れて立ててあるのを自分で取り、
返却も ↓ 自分で返却箱に入れる。



チケットもイヤホンガイドも、扱う場所は狭い場内ではなく南座前の青天井で密を回避。
チケットもイヤホンガイドも保証金も、手から手への接触回避。
なんやね。

会館に入って1階から見る ↓ 舞台。



客席は原則前後左右を空ける、とあったので ↓ どんな風にしてあるのかな?と思ってたら



              ↓ 



さすがに ✕ の紙を座席に置く無粋さではなかった。(^▽^)

2階から見る舞台は ↓ こんな風。



開演前にチョット2階ロビーの ↓ お手洗いへ。



                ↓ 



スーパーのレジみたい。ニャハハ (*^▽^*) 

いざ、初めての ↓ 3階へ。



我が指定席は写真上の段、6段目の壁近く。
んでも座席からの舞台は ↓ こんな感じで



花道の出入りだけが見えないけど、花道でのお芝居は舞台近くでやるし、
オペラグラス持参なんで何の不自由もなかった。(^-^)v

ただ階段が ↓ 結構高い。



他の写真に写ってた1階席の階段 ↓ と比べたら分かるかな?



見た目では分かりにくいかも、だけど
他のお客さんも高い階段やな~と (# ̄З ̄) ブツブツ 言うてはった。(^▽^笑)

そして奥行きが狭い。
1段置きに椅子が並んで設置されているんだけど、座面を下ろして腰を掛けると膝が前の椅子にくっつく。
飛行機の座席よか狭い。・・・もしかして、σ(^_^)ワタシの足が長いのかしら? (。-∀-) ニヒ

後で気がついたんだけど、多分3階だから傾斜を急にして見やすく且つ座席数を多くしてるんだと思う。

などなど観察してると開演5分前の予鈴ブザーが鳴って
マスク姿のカメラマンの ↓ 舞妓さん撮影が始まった。



舞妓さんもマスクを付けて ↓ 今年は着飾らない「からげ姿」だそう。



「からげ姿」とは普段着の着物で白塗りをしていない舞妓さんの姿を指すらしい。(by ネット)
こちらのカメラマン達 ↓ が狙ってる桟敷席は死角になって見えなかったけど



プロの写真を ↓ ネットから拝借。



やっぱ、近くで沢山の芸舞妓さんが写ってる方が華やかやね。
これが1階席の値打ち イコール 値段の差。(*^艸^*) むふふっ 

幕間には舞台幕に ↓ メッセージ



          ↓ 



終演後、廊下に出ると ↓ 窓を開けての換気対応。



いろんな所に消毒液が置かれ、エレベーターも ↓ 人数制限。



少しゆっくり目に席を立ったので3階ロビーの人影もまばら。
居合わせた人と3人でエレベーターに乗ったら後から2人組みが同乗。
心ん中でコッソリ ( ̄。 ̄)ホーーォ と思ってると2階で止まり
スミマセン。どーぞ。と2人組みが同乗。

エレベーターが動き出してから定員4名の貼り紙を読んで、
いや、4人やて。すみません。・・南座の努力もおばさんの前では無力。(^▽^笑)

その後近くのデパートで ↓ アクリル仕切り板テーブルを



初体験の簡単なランチ。
次いで、デパ地下マーケットコーナーの ↓ 長~いフォーク並びも



             ↓ 



初体験。
と、いろ~~~んな体験をした、野次馬心満足の顔見世でおじゃりました。
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