新人農家

2007年3月農業大学校を卒業。
いよいよ農業を始めます。
農業のこと、食のこと、趣味のこと等々、発信していきます。

味噌作り

2007-02-22 10:03:11 | 農業大学校時代
今年に入って学校では味噌作りがメインとなっています。
学校で作った米と大豆が原料で、後は塩のみ。
変な添加物などは入れていません。

簡単に作り方を紹介します。

まずは、米麹作り。

一晩水に浸しておいた米を蒸します。


学校では専用の蒸し器ですが、家庭用のでもOKですね。



これを大きな桶みたいので冷まします。
大体人肌くらいの温度までです。

これに種麹(市販されているもの使用)を混ぜます。


学校では米15kgに対して20gを混ぜています。



混ぜたものを発酵器に入れて、2日間くらいおきます。
温度を36度~38度に設定してあります。

途中、2度ほど攪拌して上下を混ぜ合わしています。

次は大豆を煮ます。

これも一晩水に浸した物を煮込みます。


学校では米を同量の15kgを約90分煮ています。
大豆の芯が無くなればいいのではないでしょうか。

煮た大豆をやはり人肌まで冷まします。

そして作っておいた米麹と混ぜ合わせます。


混ぜる前に煮大豆と米麹の重量を測っておきます。
それから、塩(煮大豆+米麹+塩の10%位)を混ぜます。

これをミンチします。


ミンチしたものにあめ(大豆の煮汁:煮大豆+米麹の8%位)を混ぜます。


さらにコネコネ混ぜ合わせ、丸めます。


そして、塩を撒いた樽に仕込んでいきます。
小さく丸めた物を樽に叩きつけていく要領です。


空気が入らないようにですね。

最後に上にも塩を撒きます。


これに重しをのせて10月までひたすら待つのみ。

結構簡単そうですよね。

学校では、この樽(60kg)を16~18個作ります。

僕は卒業まであと2回作業。
マスターして家でもトライしてみようと思っています。


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