翻訳者魂

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騒音発生装置を追加か : 燃料電池バイク

2005-03-18 23:36:32 | 国際
今週の火曜日、燃料電池バイクの試作品がロンドンで発表された。

最高速度は80km/h。1回の充電で4時間連続で走行できる。排気ガスの変わりに、水が排出されるが、その水は飲むことができる。

燃料電池に必要な水素は、大豆やさとうきびから作れるので、開発途上国のサイン行育成に繋がるのではないかという期待が持たれている。

しかし、もちろん欠点も存在する。

このバイクが発生する音は、家庭で使用するコンピュータの音と同じレベル。排気しないためひじょうに静かなのだ。

静か過ぎると、他の道路使用者がこのバイクの存在に気付かず危険。そのため、製造会社は騒音装置の追加を計画している。

騒音発生装置は、周囲に迷惑のかからない程度の雑音を発生する。雑音が不必要な場合はスイッチをオフにできる。

騒音を嫌う人々はこのバイクを歓迎しているが、「静かなバイクの開発を目指していたのに、雑音を後から付けるっていうのはなんだかヘンだな。」という感想も聞かれる。

バイク好きは、興奮しないのでは、と不安な様子。

「音が出るようになっても、ブルブルブルブルブルバコバコバゴーンっていう振動がないんじゃな。」

振動発生装置の開発も急がれる、かな?

参照: Revolutionary bike 'too quiet'