翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

OLの机には、便座の400倍のバクテリアがすんでいる

2007-02-23 12:11:27 | 社会
最近、公共のトイレで使い捨ての紙便座カバーをよく見かける。座る前に、便座を拭く人も多い。

アリゾナ大学の調査によれば、デスクのバクテリア数は便座の400倍。

また、女性は、男性の3倍も多くのバクテリアを飼ってるということだ。

原因はこう。

なんと女性の75%が、引き出しにお菓子を入れている。で、引き出し内のばい菌が増える。それがローションや化粧品についてばら撒かれる。

日本人の女性に聞いてみた。

「アメリカやイギリスじゃ、食べながら仕事をしてもそれほど変とは感じられないんだろうけど、日本じゃどうかしら? 席もくっついてるし。スナックを引き出しに入れてる人なんか見たことないわよ。」

一方、男性の持ち物でいちばん汚いのは財布。たいていは尻ポケットに入っている。バクテリアには暖かくてすごしやすい環境だからね。

Women's desks 'harbour more bugs'

睡眠不足は海馬に悪い

2007-02-10 15:34:18 | 脳内ホルモン
毎日朝4時に寝て、7時に起きている。ときどき昼寝をする。睡眠時間がひどく短い。ときどきめまいがする。たぶんストレスもたまっているに違いない。

というわけで睡眠が不足すると動物はどうなるのか?プリンストン大学でおもしろい実験がおこなわれた。

No sleep means no new brain cells

睡眠不足は、記憶をつかさどる海馬に悪い影響を与える。ストレスホルモンがその原因と見られている。

研究は、プリンストン大学で行われた。動物に72時間睡眠を与えなかった。

結果はどうなったか?

  • 眠らなかった動物と眠った動物を比べた場合、眠らなかった動物のストレスホルモン (副腎皮質ホルモン) のレベルが高くなっていた。
  • 海馬の特定部分で、脳細胞の生成数が極端に少なかった。
  • 副腎皮質ホルモンのレベルが適切な場合、脳細胞の増殖数が減ることはなかった。


この3つの結果から、ストレスホルモンのレベルが上昇すると、脳細胞増殖数が減少するという結論が導き出された。

その後、睡眠パターンを通常の状態にもどした。

しかし、2週間は脳細胞の増殖レベルは戻らなかった。脳は、脳細胞の不足を補うために、フルに機能していた。

人間は、72時間も連続で起きてはいられないので、この研究結果が直接人間に結びつくわけではないけれども、毎日、睡眠不足が続いた場合に同じような結果になるのだろう?

よし、今日は早く寝よう。

10年後の世の中に期待すること

2007-02-07 18:05:11 | インターネット
2007年1月31日、Windows Vistaが発売された。目新しいインターフェースや高度なセキュリティ、そしてデジタル著作権管理機能が注目を浴びている。

デジタル著作権管理機能は、コンピューターに記録している音楽や映像を管理する。その音楽を聞く権利はあるの? そのビデオはコピーできるの? そういったことを判断してくれる。

今、自由な社会では、基本的に誰もが公平にインターネット上のリソースにアクセスできる。規制も少ないし、発言の自由も保たれている。インターネットユーザーは、文化であっても、経済であっても、技術であっても、独占には抵抗する。

インターネットは、マスコミ、政治、大企業から権利を奪い、その権利を人々に与えた。日本の真実は、2ちゃんねるが表に出してくれた。

でも、そんなオープンな状態は過去のものになるかもしれない。Vista以降、インターネット上では、規制と管理と監視が厳しくなるだろう。不適切な情報は削除されるだろう。そんな時代、つまりクローズな世界に向かう可能性が高い。

コンピューターは、インターネット上で情報をやり取りしている。情報のやり取りはネットワーク上の約束事であるプロトコルにしたがって行われる。どのように接続を確立し、どのようにデータを移動するかといったことは、プロトコルに従う。

プロトコルがあるから、コンピューター間で情報をやり取りするプログラムを書くことができる。その際、ネットワークは、どのような内容の情報がやり取りされているかなんていうことには関知しない。ネットワークは、やりとりの手段を与えるだけだ。

だから、検閲や監視、管理はむずかしい。もちろん、不可能じゃない。でも、ネットワークは自由に向かう。花が太陽に向かうように。そういう性質なのだ。

ネットワークは、情報を動かす土台で、その内容には関知しないという仕組みは、データはコンピューターとコンピューター、エンド・トゥ・エンドでやり取りされるということだ。

でも、サイバーパトロールを実践するプログラムを書くことは、実はピア・トゥ・ピアのファイル共有プログラムを書くのと同じくらい簡単。

中国やシンガポールやサウジアラビアといった圧政的で、自由の無い、権威的な国がネットワークを自分たちに都合の良いように利用することも簡単だ。

インターネットプロトコルでせっかくぼくらが手にすることができた表現の自由。それが今、剥奪されようとしている。

遊ぶ自由、実験する自由、芸術から刺激を得る自由。そんな自由が、規制される。大企業は、大企業の利益のためだけに、人々の想像力を抑圧しようとするだろう。

インターネットが規制され、管理され、監視されれば、情報を自由に共有していた人々、アイディアを交換し、既存の権力に立ち向かおうとしていた人々は大きな打撃を受ける。

抵抗や変革が無くなれば、オープンなインターネットは完全に消え去る。インターネット上の遊び、冒険、発見、発明もなくなるに違いない。

Vistaは、何百万もの家庭で使われるだろう。簡単な操作、高度なセキュリティ、安定した動作を普通の人々は体験する。

エアロ・インターフェースに満足し、スパムやウィルスを寄せ付けないセキュリティに安心する。

しかし、人々はある日、気づくだろう。「コンピューターが変わった。自由が奪われた。」

そんな日が来ないように、10年後も自由でオープンなインターネットを利用できるように、ぼくらは、インターネットで手にした自由を守らなければならない。守らなければ、この自由は歴史のほんの小さな脚注として記されるだけになる。マスコミや政治家や大企業の奴隷に戻るのはもうごめんだ。

How the net turns code into politics

噴き出る反中国 - ザンビア

2007-02-05 23:10:08 | 国際
2006年12月10日のNHKスペシャル「ワーキングプアⅡ努力すれば抜け出せますか」で、海外の安い衣料の流入により廃業に追い込まれる家族の苦しみが放送された。

それと同じことが、アフリカ・ザンビアでも起こっている。

ザンビアは1991年自由市場体制に移行した。それ以来、中古衣料の流通が活発になり、ザンビアの人々を豊かにしてきた。

ところが、今は中国の安い衣料が市場に出回り、中古衣料を扱う商人たちは職を失った。

昨年9月28日の大統領選挙でムワナワサ氏が当選した。しかし、首都ルサカと鉱山の町コッパーベルトでは、サタ氏への投票の方が大幅に多かった。これらは、中国人貿易商と投資家が多い地域だ。

中国のビジネスマンは、現地人を低賃金で雇い、社会保障の対象にもしない。

サタ氏は、「中国は、ザンビア人を手ひどく扱う。とても受けいられることではない。ザンビア人は搾取を行う投資家を容赦しない。ザンビアはザンビア人の国だ。

国と国との関係は、両方に利益があるものでなければならない。一方だけが得をするのはおかしい。中国の投資は、ザンビア人には何の利益にもならない。ザンビアにも利益になるなら、ザンビア人の投資家でも外国人の投資家でも歓迎する。」と主張した。

反中国の主張をするのは、サタ氏だけではない。自由貿易同盟のリーダーたちも中国を厳しく非難している。

反中国の空気が生まれたのは、中国資本の工場の劣悪な労働環境がきっかけだった。

そして、あの事故が起こった。

コッパーベルトの住人にとって、BGRIMMの爆発はいつまでも忘れられない出来事だ。40人が死んだ。

BGRIMM工場は爆発物を製造していた。その工場が、労働者を内部に閉じ込めたまま爆発した。コッパーベルトの人々がおかしいと思ったのは、中国人の労働者は1人残らず無事に非難していたことだ。補償処理もなかなか進展しない。

中国人が運営する鉱山では、労働環境の改善を求めた6人の労働者が射殺された。

ルサカでは中国人貿易商がカムワラの店を買い上げているため、ザンビアの商人は心穏やかではいられない。そこは長い間、地元のザンビア人だけが商いをしてきた市場なのだ。

数年前に中国人が来て、繊維産業はまったく変わった。中国人は安い衣料を持ち込み、ザンビア人はそれに目が眩み、ザンビア人の商品を買わなくなった。

「中国人が来てから、ものごとは悪くなるばかりです。以前は、うまくいっていたんです。」とカムワラのムワンバ・チベサは嘆く。

ザンビアは、2011年にオールアフリカゲームを開催する。しかし、必要なスタジアムはまだない。中国は、数百万ドルのスポーツ施設の建設費を援助すると申し出ている。

ザンビア政府は、中国資本による不適切なザンビア人の扱いを食い止める法的対策をとれるのか? このまま、経済植民地になってしまうのか? ムワナワサ氏の手腕が試される。

China's Growing Presence Met With Resistance

はじめて見ても、息子はわかる。

2007-02-05 15:35:28 | 社会
産院での赤ん坊の取り違えという事件はときおり発生する。日本だけじゃなく世界中で起こっているに違いない。

自分の子供っていうのは、長い間見なくても、また、初めて見る場合でも、すぐわかるものなんだなという出来事がマレーシアであった。

マレーシアのある町。

中国系マレーシア人のレオンさんは、息子がほんとうに自分の子かどうかを疑っていた。息子は自分にぜんぜん顔が似ていないのだ。

別の場所では、ある男の子が、父さんは自分の本当の親じゃない、と感じていた。父さんは自分にぜんぜん顔が似ていないのだ。

男の子は、どうにも耐え切れず13歳のときに家を出た。

8年前、レオンさんの娘が父親に似ている若い男性がショッピングセンターで働いているのを見つけた。娘は、家族をショッピングセンターに連れてきた。

若い男性と父親はしばらく見詰め合っていた。

勇気を出して、どちらからともなく声をかけた。これが、真実が表に出るきっかけになった。

DNA検査で、レオンさんと若い男性は本当の親子だと鑑定された。30年前、産院で赤ん坊が取り違えられていたのだ。

めでたい話だけれど、もうひとり、今までレオンさんに育てられていた子はどうなるの? どういう気持ちなの? ちょっと気にかかる。

Chance meeting solves baby mix-up

500 colours with names, hex and RGB values

2007-02-02 22:54:52 | ブログテクニック
デザインセンスはないし、教育もうけていない。ブログをコツコツ作ってるときに困るのが色。どの色とどの色を組み合わせれば見やすいか?なんて、実際にコードを書きながら目で確認している。

色は16進値で指定する。そのたびに、100円で買ったELIZABETH CASTROの"HTML FOR THE WORLD WIDE WEB"の裏表紙の表で調べていた。便利なんだけど、117色しか出ていないのが不満。

ウェブで探してみたらいいページがちゃーんとあった。

500 colours with names, hex and RGB values

500色の名前と16進値とRGB値が載っている。とても見やすいので、色に悩んでいる人はアクセスしてみて。

子供を産む機械がクイズになった : BBC

2007-02-02 14:43:21 | 国際
Weekly world news quiz

BBCの「Weekly world news quiz」は、地球上で発生した最も重要な7つの出来事で1週間を表現する。世界中の人が、このクイズを通して世界を再確認するというわけ。上は、その中の質問のひとつ。

ええと・・・



問題4

女性を「子供を産む機械」とたとえたのはどこの国の厚生大臣?

A: 北朝鮮

B: マレーシア

C: 日本



答えは・・・

翻訳する必要はないね。