翻訳者魂

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ちょろい日本とタフな中国

2009-11-16 12:39:45 | 政治
日本の総理大臣は、2年毎にやって来るアメリカ大統領の扱いには慣れている。父ブッシュが晩餐会で吐いても、宮沢総理は愚痴をこぼさなかった。

子ブッシュのときは安らかな時代だったけど、その前のクリントンは、膨大な赤字を背負って日本をこづき回した。クライスラーのディーラーに行って、売れないのは日本の輸入規制のせいだと息巻き、中指をおっ立てた。日本人好みの車を作れないアメリカのせいなのに。

金曜日にオバマが来日した。今回の問題は普天間。鳩山総理は、移転するって選挙のときに言ってたんで、ちょっと追い詰められてる。

オバマは、こういう問題について鳩山が考え直すことはいいことだと思ってる。元の案に従ってくれればだけどね。結果が変わらなければ「チェンジ」はウェルカム。

共同記者会見で、「ユキオ」と呼んで微笑みかければ、鳩山はニコニコだ。二人でバックスラップ、背中をポンポンすれば超ゴキゲン。

日本はちょろい。

平和惚けの日本と比べれば、中国はタフだ。こっちが叩けば、やつらはスラップバック、叩き返してくる。

次からは、日本に最初に寄るのはよそう。中国ではズタズタにされる。日本ならいつでも大歓迎される。傷を癒してもらわなくてはアメリカには帰れない。

The Chinese Slap Back - Forbes


大統領選の勝因のひとつは、熱いスピーチ。「チェンジ」に涙した人も多いはず。

John Andrew Homesは、スピーチについてこう語る。


Speech is conveniently located midway between thought and action, where it often substitutes for both.

スピーチは、考えと行動の間にあるもんだ。でも、スピーチがその両方に取って代わることがあるんだな、これが。


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1 コメント

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Unknown (Bee)
2009-11-16 16:56:53
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