翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

デジタルネイティブのテスト

2008-11-11 22:50:46 | インターネット
昨晩のNHKスペシャルは「デジタルネイティブ」。もの心がついたときからインターネットが存在し、仮想と現実を区別しない人々のことを言う。

デジタルネイティブは先週のBBCでも取り上げられている。BBCの記事によれば、長い間人の話を聞くのは不得意だとか。裁判員に選ばれたら弁護士や検察官の説明を聞き漏らせないので大変。

さて、そこのデジタルネイティブのあなた。さっそく聞き取りと読み取りのテストを受けてみましょう。

Can you listen as well as you read?

ちなみに僕の成績は、聞き取り 3/5、読み取り 4/5 でした。

IPの評価 - IP reputation

2008-11-11 21:37:39 | インターネット
毎日届くスパムメールの数がぼくのしきい値400に達したので、そのメールアドレスを削除した。スパムのせいでメールアドレスを廃棄したのは2回目。

以前はアメリカ発のメールが多かったのだが、今届くスパムは日本発のものが多い。ブラックリストを使っていたのだが、どんどんすり抜けて来るので、ブラックリストが機能していないんじゃないかと疑いたくなる。

で、ブラックリストは廃れ、IP reputationの登場。これは、約2億のIPアドレスのデータベース。メールの量や質、さらに内容までをスキャンし、危険率を判定する。IP reputationにしきい値を設け、その値以上のIPからのメールを拒否するようにすれば、スパムメールは撃退できる。

IP reputationは簡単にチェックできるので、まずは自分のIPの評価を確認してみましょう。

http://sendmail.com/sm/resources/tools/ip_reputation/

(ドメインからIPアドレスを割り出すにはpingを使います。)

返信が看板に ウェールズ

2008-11-01 22:09:38 | 翻訳
日本の翻訳会社のコーディネーターは英語がわかるので、ウェールズのような事件は起こらないと思う。

ウェールズでは公共の標識は英語とウェールズ語の二つの言語で書くらしい。このときもいつもと同じように、役場の担当者はウェールズ語への翻訳を依頼した。

「住宅街。大型車両通行禁止。」

翻訳事務所からウェールズ語で次のようなメールが届いた。

「席をはずしています。原文を送信してください。」

担当者は原文の翻訳と勘違いして標識の作成をすすめた。

出来上がった標識は町に設置された。道行く人々はびっくり仰天。ぜんぜん意味がわからない。

ウェールズではこういう翻訳ミスはたくさんあるらしい。

E-mail error ends up on road sign

翻訳を仲介する人はちょっとはその言葉をしらなきゃね。