翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

後藤田正純 : 訪問!国会議員ウェブサイト 第三回

2005-03-06 00:51:12 | 国会議員ウェブサイト
■政治家の要は言葉。言葉はあなた自身です。

後藤田正純 [アクセス数/日: 15] [ページ数/アクセス: 3.8]
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トップページを開くと・・・すし屋?阿波おどりを楽しむ後藤田正純議員が登場します。議員は英語の道路標識を持っています。「Let's GoToDate」

広告メッセージを見てみましょう。「新たな時代へチャレンジ!!日本の心を取り戻そう。教育・社会システムの改革にチャレンジ」。「日本の心」はどういう心かを説明するとわかりやすくなりますね。

「プロフィール」をクリック。自分のバックグラウンドを口語体で語っています。

『1977年 小学校入学

夢を持った。
卒業時の作文に「将来の夢、政治家」と書いた。
野球も6年の最後までやった。勉強もした。
今の子供の様に塾ばかりのファミコン世代とは、全く違った。』

「今の子供の様に塾ばかりのファミコン世代とは、全く違った」。読んだ人の中には、蔑まれたような感情を持つ人もいるのではないでしょうか。これは削除対象です。「わたしは今の子供たちとは違う。」と言ってしまっては、未来の有権者の支持は得られません。文章の構造もなんだか変です。

「商社マン時代に中小企業の経営者の自殺とサラリーマン経営者や政治家、役人の汚職を目の当たりにした。本来「公僕」として、命をかけて日本を守る人間が何をやっているのか?苦労の多い中小企業が、なぜ命まで落とさなければならないのか?自助努力が報われ、努力をする人が救われる社会を作るには、政治だと思った。」

期待してますよ!ここはこのまま残しておきましょう。

メッセージの下には支援団体名が表示されています。さてどんな名前の団体が後藤田議員を支援しているのでしょう?興味のある方はご覧下さい。

「過去の活動」で最新のものは「2001年7月31日 参議院選挙快勝!」です。3年半、なにもしてないのでないかと疑われます。すぐ更新してください。

「過去の写真」には、「小渕優子先生と党大会で御一緒しました」という写真があります。この先生という語を広辞苑で調べてみました。

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せん‐せい【先生】
(1)先に生れた人。_後生(こうせい)。
(2)学徳のすぐれた人。自分が師事する人。また、その人に対する敬称。「徂徠―」「お花の―」
(3)学校の教師。「担任の―」
(4)医師・弁護士など、指導的立場にある人に対する敬称。「―に診てもらう」
(5)他人を、親しみまたはからかって呼ぶ称。
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そこでクイズです。「小渕優子先生」の「先生」は上の(1)から(5)のどの意味でしょうか?

考える間を与えないですみません。答えを発表します。

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[考え方]

小渕議員は31歳ですから(1)ではない。
政治の先生ではないでしょうから(2)でもない。
教師ではないから(3)でもない。

すると(4)と(5)のどれかとなります。

(4)なら、後藤田議員は、「議員は国民を指導しなければならない」、と思っていることになります。ちょっと不遜ですね。安心してください。そうじゃないんですよ。なぜなら、さっき政治家のことを「公僕」ときちんと言っているからです。

[答え]

答えは(5)。小渕議員を親しみをもってからかっているんですね。「優子リン」って呼んでるのと同じことです。
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冗談はこれくらいにして先に進みましょう。

「ご意見およせください」をクリックしても、なにも起こりません。ご意見は求められていません。

「政治活動」には「基本理念」が掲げられています。政治家の要ですね。

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1. 合意に基づいた国土保全

国家的かつ世界的視点で「国土保全」を考えるべきです。そして国民的な合意形成を行い、国土を維持していくことが必要です。

2. 食糧の安全保障の確立を

いままであまり目を向けられてこなかった食糧安全保障の問題として、国内における食糧安定供給、食品安全の問題があります。国民の生命を守るためにも、「国民」そしてとくに「政治」が、その体制整備を急ぐ必要があります。

3. 国民負担率を高くせよ

先進国と比べて国民負担率が低い現状を踏まえて、透明性をもった負担と受益のバランスを築くことを目指します。そのためにも、さまざまな規制緩和、行政システムの効率化を行い、個人消費拡大の方向に導いていく経済政策が必要です。
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わかりやすく書くべきです。テレビでは、なんとなくわかった気になりますが、ウェブサイトでじっくり読んでみると、まったくわかりません。

「時事問題」は2002年に作成されています。「古事問題」に修正してください。

「Weekly マサズミ」は「毎週更新」です。最新更新は2005年2月19日ですね。許容範囲です。しかし、ここで問題になるのは、上のフレームが小さすぎて表示されていない箇所があることです。一体なんだろうと、気になります。

「Hometown マサズミ」は「Weekly マサズミ」と同じ状況です。

まとめ

情報が更新されていない箇所があります。トップページの「新年互礼会(1月30日・2月6日)」は今すぐ削除してください。フレームの設定が破綻している箇所があります。修正してください。

文章を自分の言葉で書いていることは好感が持てますが、熱意がわかりやすさを妨害しています。失言で苦しむ可能性も感じられます。さあ、今すぐプロのリライターに"Let's GotoDate!"