翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

サダム・フセイン絞首刑への反応

2006-12-30 18:33:25 | 国際
サダム・フセインは、イラクの独裁者で、数々の虐殺を指揮してきたのだから、死をもって償う責任はある。当然のことだろう。

しかし、フセインは20年近くもテレビを通して見知っている人物だ。その人物が、あっという間に首を吊られた。ひじょうに心臓に悪い。

BBCには、フセインの絞首刑に対する意見が世界中から寄せられている。


サダムが死んだ。悲しい。サダムが生きるにふさわしいからではない。アメリカ占領下のイラクで処刑されたからだ。

Nafeesa Zafar, Pakistan



ブッシュ大統領の命令に違いない。裁判と処刑のタイミングが良すぎる。今、サダムを消せば、英米の政権とサダム政権の深いつながりを語る口はなくなる。

英米の指導者は、われわれを何もわからない馬鹿だとでも思っているのだろうか?

Steve Butler, Basingstoke, United Kingdom


猫が飼い主を救った

2006-12-30 04:14:26 | 社会


オーストラリアのケアンズという町のある家での出来事。

猫が、タバコの火がマットレスに燃え移るのを見ていた。このままじゃ、みんな焼け死ぬ。

猫は、すぐに行動を起こした。寝ている飼い主にとびかかり、顔面を引っかいたのだ。飼い主は目を覚まし、異変に気づいた。家族を起こし、消防署に連絡。火事はボヤでおさまった。

消防署のロバート・ホワイトマクファーレンの談話はこうだ。「この家には、いろいろなところに煙感知装置があったんです。でも、家主の寝室の隣の部屋の煙感知装置はまだ煙に反応していなかったのです。」

「たぶん、猫はもっともすぐれた煙探知装置です。」

Cairns cat saves owners from fire

逆風満帆

2006-12-27 11:16:01 | 文学



逆風満帆


家族の病気、仕事の悩み、経済的な問題が原因でひどく落ち込み、誰にも会いたくない。眠れない。朝4時に布団に入り、3時間で布団から出る。

以前ここに書いた自殺しそうな人の見分け方 : 世界保健機関の報告に自分の状態があてはまり、ハッとする。友人が2年前に死んだときと状況もよく似ている。

自分が死んだら、家族がどんなに傷つくか。亡くなった友人の家族を見たのでよくわかる。

死ぬはずはないと思っているけれど、頭がキリキリしたときにどういう行動を起こすのか、予想はできない。特に、昨晩のような嵐は怖い。

自殺予防のサイトにアクセスしてみた。

「誰かに話すことが必要」というアドバイスがある。しかし、家族や友人や親戚には話せない。

いのちの電話の相談員に電話をしてみた。

ダイヤルしている間、助けて欲しい気持ちとどうせ親身になってはくれないだろうという気持ちが行き来する。

「ツーツーツー」、「ツーツーツー」、「ツーツーツー」。

何度かけても話中。今、まさに自分の命を絶とうとしている人がビジー音の向こうにいる。

ふと、新聞の切り抜きが目に入った。朝日新聞の「逆風満帆」。嘘ばかりついて、2回離婚した作家。3度目の結婚では、嘘をつかないことにする。「嘘をやめると、こんなに楽なんだ」と実感するくだりや、借金2億円を小説を書くことで返そうという話が、ぼくのギリギリの頭を撫でてくれたような気がした。

とりあえず、もう少し生きてみよう。

携帯電話の盗聴・盗視ウィルス

2006-12-23 16:09:48 | 社会
2006年ももう終わり。携帯電話は27億台。来年中には30億台に達し、実に地球人口の半分になろうかという勢いだ。

特に携帯電話人口が伸びているのは中国や、インド、アフリカ、南アメリカ。なんと、これらの地域の人々は携帯電話を音声をやりとりする装置として使用しているというから驚きだ。

一方、欧米や日本などの先進国では、もう携帯電話とは呼べない装置になっている。MP3プレイヤーや高画質デジカメがついていないものはほとんどない。完全に超小型PCだ。

そのかつて携帯電話と呼ばれていた装置に忍び寄る影がある。

ウィルスだ。

これまでも、数々の携帯電話ウィルスが報告されてきた。それらは第一世代ウィルスと呼ばれている。ウィルスを携帯電話に忍び込ませることが可能だということを証明したウィルス群だ。

2007年は、第2世代ウィルスの来襲が本格化する。その中で最も怖いものがスパイウェア。

SymbOS/Flexispy.Bというスパイウェアは、持ち主が知らないうちに、携帯電話を通話状態にする。自動的にカメラをオンにするスパイウェアもある。自分の携帯電話を通じて、自分の声が他人に聞かれ、姿が他人に見られる。

通話しないときは通話口にタオルを巻こう。カメラには目隠しを忘れないようにね。

Mobiles still ringing in New Year

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トップレスの若い女性がスピードチェック! デンマーク

2006-12-01 10:18:16 | おもしろビデオ
デンマークでは、交通死亡事故の25%はスピードの出しすぎ。制限速度は50km/hだけど、守らない人が多い。

そこでデンマーク警察は宣伝を考えた。

「若者にアピールしなければなりません。スピードの出しすぎは事故のもとです。」

どうやってアピールするのか?

胸を露出した若い金髪女性に制限速度の看板を持ってもらうことにした。

みんなニコニコして減速。中には、車から降りてきて女性に話しかける人も。その後ろはすごい渋滞。

追突事故が増えなきゃいいけど。

Speed Bandit - Danish hot spot