翻訳者魂

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タリバン、さらなる拉致実行を宣言 - CNN

2007-08-31 18:10:49 | 国際
Taliban vows more abductions

タリバン側スポークスマンのQari Yousef Ahmadiは、さらなる外国人の誘拐を宣言した。

韓国が直接タリバンと交渉したことが、テロリストを励ましたのではないかという懸念が広がっている。

「すばらしい方法を見つけたので、アフガニスタンにいる他の同盟国にも同じことをする」と、タリバンのスポークスマンは携帯電話でAssociated Pressに伝えた。

最後に解放された人質に同行していた男性がジャーナリストに手書きのメモを渡していた。

そこには、韓国人を拉致した理由が書かれていた。

「あの韓国人たちは、アフガニスタン人の信仰を変えるために来た。アフガニスタン人は信仰に一生を捧げている。これが韓国人を捕らえた理由である。」

一方、韓国側はタリバンとの交渉について、間違ったことは何もしていない。人質犯と交渉することは珍しいことではないと主張している。

韓国は身代金を払ったのか? - アルジャジーラ

2007-08-31 15:24:16 | 国際
タリバンが韓国人の人質全員を解放した。取引条件は、キリスト教伝道活動の終了と韓国軍の年内撤収と発表されている。タリバンと韓国政府はいかなる秘密の取引も存在しないとしたが、韓国が人質の解放を買ったという噂もある。

このことについて、アルジャジーラのアラン・フィッシャーがカブールからレポートしている。

Taliban free all Korean hostages

「カブールでは確かにそういう噂が流れています。金額はおよそ2000万ドル (23億円) と言われています。身分は明らかにできませんが、その筋の人に質問してみました。その人の話によれば、韓国は現金をタリバンに支払ったとのことです。しかし、タリバンの指揮官は身代金の受け取りについては否定しています。」

身代金を支払えば、同じような拉致が起こるだけではすまない。タリバンは強力な武器を購入し、効率的にテロを実行することができるようになる。

では、韓国は身代金を払わなければ良かったのか?そんなことはない。身代金を支払わなければ、韓国は自国民の生命を無視したことになる。

払おうが、払わなかろうが、韓国の負け。自国民を守ることができないのなら、アフガニスタンへの渡航を絶対禁止にすべきだった。また、拉致された人々は警告を無視して布教に行くべきではなかった。

セクハラ猿

2007-08-31 10:22:53 | 社会
猿の群れがケニヤのナチュに住む人々に眠れない夜を与え、収穫を奪い、食糧危機を引き起こし、セクハラをしている。

この地域では、農業は女性の仕事だ。女性たちは収穫を守ろうとして、問題の矢面に立った。

大胆な猿は石を投げて、女性を農場から追い出す。

困った女性たちは男の身なりをして猿をだまそうとした。猿は大人の男を怖がるのだ。しかし、この作戦は失敗した。

「猿を追い払うためズボンを履き、帽子をかぶりました。しかし、猿は男女の違いがわかるのです。

猿たちは女性の胸を指差しながら、収穫を盗み続けるのです。

そして、猿たちは自分の胸をつかみながら、股間を指差すのです。」

Monkey misery for Kenyan women villagers

企業の時価総額、中国が日本抜く??

2007-08-30 08:57:33 | 国際
企業の時価総額、中国が日本抜く?…英紙報道

読売新聞や時事通信は、29日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の最初の2段落だけを紹介しているが、その後の部分にも注意しなければね。

Chinese stock marketbigger than Japan's

中国の専門家は、中国市場の時価総額の急上昇は中国経済の強さが原因としているが、海外の専門家は、中国市場の過大評価は危険なレベルになっている。巨大なバブルが形成されている状態だ、と見ている。

「中国では、真実はなにも知らされないのです。」

ジャンク睡眠が人を壊す

2007-08-28 18:28:52 | 社会
イトーヨーカ堂からの帰り道、子供を前後に乗せて自転車を漕いでいる若いお母さんが見えた。楽しそうな笑顔で、幸せそうだな思っていたら、子供たちは笑っていない。お母さんは頬と肩の間の携帯電話と話していた。

携帯電話といえば、最近のティーンエージャーは、携帯電話か携帯音楽プレーヤーか携帯ゲームを持っている。自室にはテレビもあるかもしれない。

電話をしながら、音楽を聴きながら、ゲームをしながら、テレビを観ながら寝てしまう子も多いだろう。

でも、それはやめたほうがいい。

イギリスの科学者の話に耳をかたむけてみよう。

'Junk sleep damaging' teen health

「睡眠不足はホルモンの変化につながります。エネルギーを供給するために甘いものや澱粉質の食物を食べるように身体に命令するのです。肥満になりますよ。」

健康にはよい食事とよい睡眠が必要だ。おもちゃの電源を切って、布団に入ろう。7時間じゃ足りないよ。8時間は寝よう。


タンタン (TINTIN) と日本人

2007-08-27 11:47:56 | 社会
「Tintin In The Congo」の中のアフリカ人の描写が問題になっている。ベルギーにすむコンゴ人学生が、コンゴ人を侮辱しているとして訴訟を起こした。その中で黒人は、「猿のように見えて、愚か者のように話す」と書かれている。

タンタンは世界中を回る少年探偵で、もちろん日本人にも会っている。さて、日本人はどのように記述されているのだろう?

「THE BLUE LOTUS」を見てみよう。3ページ目に、丁寧にお辞儀をする日本人が現れる。タンタンは日本人を見てこう思う。

「黄色い肌。黒い髪。メガネ。注意しなきゃ。」と自分に言い聞かせている。この本には日本人がたくさん描かれているが、どれもメガネと出っ歯。ステレオタイプそのもの。

出版元は、Telegraph.co.ukで、次のように説明している。

「本は、当時の文書として参照するべきです。作家は、当時の植民地の様子を描きました。ブルジョアの視点で、アフリカ人をステレオタイプにあてはめてかいたのです。」


ナチスのマスコットの秘密

2007-08-21 12:12:16 | 国際
Alex Kurzemは、1949年にオーストラリアに渡った。手に持っていたのは、小さな茶色のカバンだけだった。

しかし、心には悲惨な荷物を持っていた。

1997年に、彼は自分がどのようにして5才でナチスのマスコットになったかを告白した。

「ナチの親衛隊は、私に小さい銃と仕事を与えました。靴みがきや水運びです。でも、私の本当の仕事は、兵士を楽しませることでした。
彼らに、ほんの少しの幸せを感じさせてあげることでした。」

ニュース映画には、彼は『Reichの最も若いナチ』として行進している姿が映されている。

しかし、ナチの親衛隊はアレックスの人生について最も重要なことを発見していなかった。

ナチスのマスコットはユダヤ人だったのだ。

「親衛隊員は私がナチスの暗殺団を逃れたユダヤ人だということに気づきませんでした。彼らは私がロシアの孤児であると思い込んでいたのです。」

1941年10月20日。ドイツ軍がベラルーシの小さな村を侵略した。

「ドイツ軍は、村のすべての男を広場に集め、一列に並べて撃ち殺しました。母は『父さんは殺された。ほかのみんなも殺される』と私に言いました。私は死にたくなかった。母にさよならのキスをして、丘にのぼりました。」

その日、母も兄弟も姉妹もみんな殺されました。

「声を出せばナチに見つかる。声を立てて泣かないように、自分の手を噛みました。その時の記憶は確かではありません。2、3回気絶したと思います。ひどいものでした。」

「銃撃が止まりました。でも、どこに行けばいいんだろう?全くわかりませんでした。それで、わたしは森へ逃げたのです。5才か6才だったと思います。森の中に入りました。民家の扉をノックしました。人々は、私にパンを少しくれ、その後、『行きなさい』と私に言いました。誰も、私を中に入れてくれなかったのです。」
アレックスは、9ヵ月もの間、森の中で暮らした。ある日、地元の男性に見つかり、ラトビア警察部隊につきだされた。ラトビア警察部隊は、後にナチ親衛隊に組み入れられることになる。

その日、人々は一列に並べられていた。アレックスは自分も死ぬのだなと思った。

「私は近くにいた兵士に『殺す前にパンをちょうだい』と言いました。彼は私を見て、学校の後ろに私を連れて行きました。彼は私を検査し、私がユダヤ人だということを確認しました。その兵隊は言いました。『良くない、良くない。君を殺したくない。ここにいれば、君は殺される。そうだ、君に新しい名前を付けよう。いいかい、ほかの兵隊には、自分はロシア人の孤児だって言うんだよ。』」

その兵隊がなぜ彼を憐れんだのか、その理由は全くわからない。

兵隊の動機がどうであれ、彼は助かった。アレックスの外見がアーリア民族に見えることも助かった要因のひとつだ。

「油断しないように自分に言い聞かせました。油断すれば死ぬのです。ロシア人に撃ち殺されるのが怖かった。ドイツ人にユダヤ人だとばれるのもこわかった。私は、誰の顔も正視できなかったのです。」

親衛隊はユダヤ人を死に誘い込むためにアレックスを使った。

アレックスはユダヤ人にチョコレート・バーを手渡して、畜牛輸送車に招き入れた。その輸送車は、強制収容所に向かった。

1944年。敗北に直面したナチスは、アレックスをラトビアの家族と暮らすように命令した。

5年後、アレックスはオーストラリアに渡った。

しばらくの間、サーカスで働き、その後、メルボルンでテレビの修理員になった。

アレックスは、常に、過去を自分の心の中にだけ押し込めておいた。オーストラリア人の妻にさえ何も言わなかった。

「ヨーロッパを出発したとき、私は自分に言ったのです。『過去を忘れよう。」と。新しい国と新しい生活が待っている。スイッチを切り替えよう。過去を考えるのもよそう。』なんとかその通りにできました。戦争で両親を失ったと人々に話し、それ以上のことは言いませんでした。私は過去を隠しとおしました。」

アレックスは子供たちを育て上げた後、1997年に家族に自分の過去を告白した。

その後、生まれた村を訪問し、本当の名前はIlya Galperinであるとわかった。親衛隊の正装をしたアレックスの映像もラトビアのアーカイブで見つかった。

The secret history of the Nazi mascot


従軍慰安婦決議について - アルジャジーラの意見

2007-08-02 12:38:30 | 社会
アメリカは日本と中国と韓国の間に騒乱を起こしたい - アルジャジーラ

従軍慰安婦問題で、米国が日本に謝罪を求めた。

なぜ、日本だけが謝罪しなければならないのだろうか?

アメリカは、化学兵器で何千人もの無実のベトナム人女性や子供を殺し、アフリカ人を奴隷としてアメリカに運び、ネイティブアメリカンを追い払い、殺した。こういうことは問題ではないのか?

アメリカは、同盟国を正しい道に戻したいのだ、と言う。同じ同盟国のオーストラリアにもそう言うのか?オーストラリアは、1960年代にアボリジニの子供を親から奪っている。オーストラリアは、アボリジニの大量殺人について謝罪しているのか?

アメリカは、日本を正しい道に導きたいと、本心から言っているのか?それとも、日本と中国と韓国との間にトラブルを起こしたいのか?

アメリカは、極東を不安定にして、アメリカの希望を叶えたいのだ。

インドからのコメント

真実を隠すのには、理由がある。西洋文明は、キリスト教、つまり聖書に基づいている。聖書は、二つの事柄を基本としている。ひとつは、無実の人々を、罪を証明せずに、はりつけにすること。もうひとつは、キリストには、法的な父親が存在しないということだ。これが、西洋文明が、うそと否定と、殺人の上に成り立っている理由だ。