翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

Googleに飽きたのでQuinturaを使ってみた

2008-03-22 23:24:19 | グーグルやアマゾン
世界中の人々の60%はgoogleを使って検索している。14%がYahoo!4%がMicrosoftだから、googleの存在は圧倒的。

でもなんだか最近googleがおかしい。"redsox" を検索してみたが、個人のブログが多くて、役立つ情報が少ない。これじゃだめだ。そういえば、去年のニューズウィーク英語版にこれと同じような記述があった。そこで紹介されていたのがQuintura

よし、使ってみようじゃないか。"redsox"と入力。おお、こりゃなかなかいける。左ペーンにはクラウド状にタグが表示されている。気になるタグをクリックすると、その言葉に重みをおいて新規検索が始まる。これは便利。日本語も使えるので、みなさんもちょっと試してみてね。

北京オリンピックはボイコットすべき? - アンケート実施中です

2008-03-19 00:48:50 | 国際
チベット騒乱で中国への非難が増しています。選手の間からはボイコットの声も聞こえてきました。

さて、あなたは北京オリンピックをボイコットすべきとお考えですか?

北京オリンピックのボイコットについてのアンケート

2008年3月19日の結果

ボイコットに
賛成 15票
反対 0票

携帯電話と音声認識でローカルサーチがかわる

2008-03-18 22:22:45 | インターネット
SES New York: The Road To Mobile Search

ニューヨークでサーチエンジンストラテジーズカンファレンスが開かれている。最新のオンラインマーケティングの状況について話し合われているわけだけど、注目を集めているのは、携帯電話によるサーチエンジンの利用。たとえば、ユーザーが受話器に向かって話しかければ、検索結果が画面に表示されるという技術だ。

地元の情報を集めるには古くから411番が利用されてきたわけだけど、グーグルがフリー411のサービスに乗り出して事情が急速に変わってきた。グーグルは今さかんにボイスデータを集めている。

V-Enable社のCollin Holmesは、音声認識技術と音声検索システムが未来の情報収集に占める割合が大きくなるだろうと予想している。

ChaCha社のKevin Mazzattaは「最良の検索結果を得るには、『人間の頭脳』が必要だ。」と語る。『人間の頭脳』がサーチエンジンから人間的なデータを集めるということだ。これをはじめるには音声認識が必要だ。

ユーザーの地元の情報が集まれば、携帯電話が音声を認識することによって実現できることの可能性はさらに広がる。「ローカルサーチは爆発的に広がるでしょうね。」と語るのはSkyhook WirelessのRyan Sarverだ。

ローカルサーチはもちろん地元の人々がいなければ成り立たない。旅行、地元の製品、歓楽街についての情報が必要だからね。

ローカルモバイルサーチを使いやすくするには、音声認識やバーコードなどいくつか方法がある。ユーザーは地元の商店から携帯電話を使って、その商品のレビューを見たり、テキストメッセージを送ったり、ソーシャルネットワークにアクセスしたりもできるわけだ。

と、ここまではアメリカの記事だけど、日本でもすでに携帯電話向けの音声認識技術は発表されている。

携帯電話向けコンテンツ特化型分散高精度音声認識システム
『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』のサービスを開始
~モバイルコンテンツの操作性を飛躍的に向上させるソリューション~



高精度大規模語彙の音声認識を可能とし、本サービスを利用したコンテンツを作成することにより、携帯電話に向かって話すだけで、住所/駅名/ランドマークなどがコンテンツに入力できるようになります。『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』は、コンテンツの付加価値を飛躍的に向上させるサービスです。


ローカルサーチエンジン時代の幕開けだ。トップになるのは誰だ?

太陽熱で地球を冷ます

2008-03-15 17:03:22 | 社会
Blair wants 'climate revolution'

イギリスのブレア元首相が地球温暖化を阻止する会議に出席するために東京に来た。

どうやって二酸化炭素排出量を減らすかっていうことが重要課題らしい。

で、たまたま、またまた絵で見る英語BOOK〈3〉 (スルーピクチャーズシリーズ)を見ていて面白い文章を見つけた。


びっくりするだろうけど、冷蔵庫の中は熱で冷やしてるんだ。熱は、ガスを燃やしたり、電気を使ったりして作ってる。だから科学者たちはこういってる。「遠くない将来、太陽熱で街を冷やすことができるようになるだろう。」


太陽熱を冷気に直接変換する装置を開発できれば、発電所や送電設備の無駄が省けてかなりの省エネ効果が期待できるね。

ブログで人はつながる - オーストラリア

2008-03-05 00:50:31 | インターネット
2月28日に「ブログでだって人はつながる」という文を載せたが、このことを実際に調べた研究者がいる。その結果が今日、theage.com.auに発表された。

Survey finds a blogger in need is a friend indeed


まさかのブロガーが真の友

人と接する時間よりもコンピュータと接する時間の長い人を、サイバーおたくと揶揄する人がいる。しかし、ブロガーの方が非ブロガーよりも社会とつながっている、という研究結果が発表された。

調査を行ったのは、スウィンバーン工業大学の心理学者マーク・ベーカーとスーザン・ムーア教授。教授らはソーシャルネットワーキングサイトMySpaceに不慣れだった134人のオーストラリア人、アメリカ人、イギリス人の心理的特性を調べた。

最初、被験者のうちブログを始めたいと考えていた人々の方が、ブログをやりたくないと思っていた人々よりも心理的に落ち込んでいる状態であり、自己を非難しがちで、友人の数にも満足していなかった。

ところが、2ヵ月後に、同じ集団のうちの59人を追跡調査した結果、ブログを始めた人々の方がブログを始めなかった人々よりも、オンラインの友人の数だけではなくオフラインの友人の数にも満足するようになった。また、落ち込んだときには、ブロガーの方が、オンラインとオフラインの友人に連絡を取りやすいということもわかった。


ガザの兵士

2008-03-04 02:03:12 | 国際
僕は極東の平和な日本にくらし、中東のことを知らない。

そんな僕にもイスラエルの兵隊は見当がつく。近代的な装備でパレスチナを攻撃する姿は映画やニュースに登場する軍人そのもののように見える。

しかし、パレスチナの戦士とはどんな人なんだろう?

Inspired by God, Hamas fighters battle on

に、軽装備でイスラエルに戦いを挑む男の姿がレポートされている。


アブ・モハメッドはライフルを手に取り、妻と6人の子供にさよならを言い、イスラエルの戦車や攻撃ヘリコプターとの戦いに出発する。

「イスラエルに勝つことは不可能かもしれません。でも、それが降伏する理由にはなりません。」と、彼は笑いながら言う。

アブ・モハメッドは38才の家具のセールスマン。ヨルダン川西岸地区とガザ地区にパレスチナ国家を打ち立てられるなら死も恐れない。

イスラエルとその同盟国にとって、アブ・モハメッドはテロリストだ。しかし彼は、一族を救い出すために戦っているのだ。アブ・モハメッドの家族は、イスラエルの建国と同時に難民になった。一族の無念は60年におよぶ。

戦場

ハマスのロケット弾を壊滅することを目的としたイスラエル軍の攻撃は5日間続いた。パレスチナ人は100人以上が死んだ。国際的な抗議を受け、イスラエルは軍隊を引いた。

アブ・モハメッドは生きていた。手は骨折したがなんとか生き延びた。

兵士は60人死んだが、ハマスは戦い続けると断言し、ロケット攻撃を再開した。

アブ・モハメッドは言う。「パレスチナ全土は我々の土地です。死んでもあきらめません。弱さが戦いをあきらめる口実にはならないのです。そのことを子供たちに示さなければならないのです。」

アブ・モハメッドは、土曜日にAK-47ライフルと手榴弾を3つ持って再び戦いに向かった。

出発の前には、携帯電話を切り、無線機のスイッチを入れる。イスラエル軍は携帯電話を使って敵を追跡するのだ。

「軍人みたいでしょ。」と、彼が言った。

妻は今にも泣き出しそうで顔で、「聖戦が宗教的義務なのは知っています。でも、私にはあなたが必要なの。子供たちにもあなたが必要なの。」と言った。

アブ・モハメッドは妻の言葉に微笑むだけだった。

「微笑、微笑、微笑。どんなに訴えっても、返ってくるのは微笑みだけ。」と、彼女が言った。

先週はイスラエルのミサイルに2回も当たりそうになった。アブ・モハメッドは、戦いは「とてもタフだよ」と言った。

「でもね、私は楽観的なんです。イスラエルは最後には私たちにパレスチナ全土を返すことになります。」

オランダ系学生は、やりたい放題だった

2008-03-02 18:35:12 | 社会
白人学生が黒人の大学職員に尿入りの料理を食べさせ、その場面を写したビデオを公開した (内容については、昨日の記事を参照してください)。その後、ビデオを見た同大卒業生からThe Times紙にメールが届いた。


オランダ系学生は、やりたい放題だった

大学は、黒人の学生を苦しめる白人の学生を常に保護していました。このような屈辱的な事件は以前から多数発生していたのです。

私は、アパルトヘイトがなくなった後、人種差別主義者がどこへいったのかと考えていました。

彼らは跡形もなく消えたのでしょうか?

それとも、我々の中に潜んでいるのでしょうか?

私がこの大学に来たのは2003年。そしてその年に私は答えを知りました。

2004年のある夜、図書館から出てきた一年生数人が、今回の事件が発生した学生寮に住んでいた白人学生に襲われました。

襲われた一年生たちは、学部長に事件を報告し、警察に届けを出しました。しかし、驚いたことに犯人たちは罰せられませんでした。

警察署で、事件の記録簿がなくなったのです。

この話は、人種差別的な白人学生が常に何でもし放題だったことの一例にすぎません。

私は、今回の事件について学部長を徹底的に取り調べるべきだと考えています。

以前から学生たちは大学で発生する人種差別に関する問題について調査してくれるように教育大臣に要求していたのですが、教育大臣は学生たちの要求をことごとく無視してきました。

教育大臣は、学生ではなく、大学側の話を聞くのです。

大学Tシャツには、"Only a kovsie knows the feeling."というセリフが書かれています。私はいつもこう翻訳していました。

「この大学では、黒人だけが圧迫され差別される感覚を知っている。」

卒業生(電子メールによる投書)


Bigoted Afrikaner students always got away with murder at this universityより引用

KKKがオバマ候補を支持?

2008-03-01 12:03:48 | 国際
アメリカの白人至上主義団体クー・クラックス・クラン (KKK) がオバマ候補を支持し2700万円を寄付したというニュース (Ku Klux Klan Endorses Obama) がイギリスのThe Dailysquib紙に掲載された。オバマ候補を支持する理由は、ヒラリーよりは良いということらしいが、理由がどうあれ、KKKが黒人を支持したのはもちろん初めて。このニュースには驚いた。

本当だろうか? KKKのホームページを見てみよう。

こう書いてある。


煽情的なジャーナリズム-噂は、どのように始まったか

KKKがバラックオバマを支持するという噂は、Daily Squibというイギリス紙の記事から始まった。

この雑誌は、National Enquirerのようなものだ (注: センセーショナルな事件報道やゴシップ報道などに力を入れる大衆紙)。

Daily Squibは自社のホームページ上で「Daily Squibは風刺的な出版物であり、まじめにとらえてはいけません。」と宣言している。

最初の記事を見た別のいくつかの通信社が、事実をチェックすることなく、その噂をまた記事にした。

実のところ、KKKの支部はオバマ候補を支持してはいない。


KKKにジャーナリストの定義を教えてもらうとは思わなかった。

白人が黒人に尿シチューを食べさせた - 南アフリカ

2008-03-01 01:55:12 | 社会
Free State Four: Crimen injuria probed

南アフリカの白人大学生たちが、小便をかけた料理を5人の黒人の大学スタッフに食べさせ、そのビデオを公開した。国民はこの学生たちを非難。警察は捜査を開始した。

ビデオの内容は次のとおり (ビデオは上の記事内にあります)。

学生たちは公式の行事だからと言って5人の黒人スタッフを集める。ビールを飲んだり、ダンスを踊ったりとなごやかに場面は進行する。白人と黒人が一緒にラグビーを楽しむ様子も映っている。

問題の場面は炎のランナーをBGMにした徒競走の後。

シチューのようなものがタッパに用意されている。学生たちは、そこににんにくを入れ、便所に持ち込む。料理に尿をたっぷりとかけ、電子レンジで水分をとばす。

こうやってできあがった料理を、コップに分け入れる。走った後でのどが渇いた状態なのか跪まずいている黒人たちにそのコップを渡す。一番早く食べたものの勝ちだとでも言っているのだろう。黒人たちは、コップの中身を一気に飲もうとする。もちろん無理なので吐き出す。

ビデオの中の白人たちの笑いと黒人たちの笑いはどちらもひどく悲しい。