翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

国会議員のウェブサイトのアクセス数 (予告)

2005-02-28 16:19:11 | 政治
今日は、イギリス議会のインターネット利用の記事を掲載しました。日本の議員については、秘書にアクセス数の調査を促しましたが、急には無理でしょう。

したがって、明日ここで次の31議員のウェブサイトのアクセス数を公表します。

武部 勤 [自民党]
町村 信孝 [自民党]
加藤 紘一 [自民党]
福田 康夫 [自民党]
小渕 優子 [自民党]
石原 伸晃 [自民党]
平沢 勝栄 [自民党]
島村 宜伸 [自民党]
河野 太郎 [自民党]
河野 洋平 [自民党]
森 喜朗 [自民党]
野田 聖子 [自民党]
谷垣 禎一 [自民党]
石破 茂 [自民党]
平沼 赳夫 [自民党]
橋本 龍太郎 [自民党]
細田 博之 [自民党]
亀井 静香 [自民党]
安倍 晋三 [自民党]
後藤田 正純 [自民党]
麻生 太郎 [自民党]
岡田 克也 [民主党]
小沢 一郎 [民主党]
菅 直人 [民主党]
小宮山 洋子 [民主党]
鳩山 由紀夫 [民主党]
横路 孝弘 [民主党]
ツルネン マルテイ [民主党]
志位 和夫 [共産党]
坂口 力 [公明党]
福島 みずほ [社民党]


イギリス国民は国会議員のウェブサイトには無関心

2005-02-28 04:32:07 | 政治
UK government under fire for web apathy

議会は、国民への議会の無関心を解消するためにウェブサイトの利用を試みたが、国民は無関心という記事。

議員のウェブサイトにアクセスしたのは、インターネットユーザーの2%弱。議会の目論見は完全に破れてしまった。

国民が最も好む議員との接触方法は、電話が33%でトップ、2位が手紙 (20%)、3位が電子メール (12%)、4位が戸別訪問 (11%) だった。この中では、特に18歳から34歳までの間で、電子メールの伸びが目立つ。

古い構造に新しい電子的な手段をくっつけるだけで、国民全体に関心がパッっと広がるなんて考えるのは無理。

日本では、ほとんどの議員が自分のウェブサイトを持っているが、アクセス数はいったいどれくらいなんだろう?秘書の方々はその調査も重要な仕事になりますよ。

迷惑メールに高額の罰金: ニュージーランド

2005-02-27 00:32:22 | インターネット
Spammers face big fines under proposed law

ニュージーランド政府は2月23日、迷惑メールを大量送信した業者に高額の罰金を科する法案を提出した。

罰金の最高額は企業の場合は50万NZドル、個人の場合は20万NZドル。

IT担当大臣は「インターネット利用者が受け取るメールの三分の二は迷惑メール。迷惑メールに0.1%でも返事を出せば、送信者は儲かる。迷惑メールの大量送信のコストはほとんどゼロだからね。この法案の目的は、迷惑メールの送信を割りにあわないビジネスにすること。」と述べた。

わたしは複数のメールアドレスを利用しているが、そのうちの一つは、99%が迷惑メール。削除を一日さぼれば、迷惑メールは300通に達してしまう。

この大量の迷惑メールをどうやって削除するかというと・・

1. WEBメールを使ってます。
2. 受信メールがすべて、迷惑メールフォルダに入るように設定。
3. 必要なものだけ、適切なフォルダに移動します (普通は0通。たまに1通)。
4. 残ったメールはすべて一括削除。
5. これで削除の効率が大幅アップ。

それにしても、日本でもそろそろ、迷惑メールには罰金を科するようにした方が良いのではないかな。


野茂の大リーグ昇格は確実?

2005-02-25 16:15:24 | メジャーリーグ
野茂、紅白戦初戦に先発へ=デビルレイズキャンプ

時事通信によると、「野茂は大リーグ昇格が確実視されている」らしい。どこでそういう情報を仕入れたのだろう?

セントピーターズ・タイムズは2年間のリハビリに耐えた同年齢のニーグルの好調を伝えている。有望な若手投手も多数キャンプに参加している。過去の実績では群を抜く野茂だが、球速が戻らなければ早い段階での解雇もありうる。それがマイナー契約だ。

野茂は挫折から何度も立ち上がった。6つのチームを渡り歩いた。そのたびに、必死に投げ、必死に打ち、必死に走り、その地のファンの心をつかんだ。去年はどうしても球速があがらず、登板のたびに打ち込まれた。そして、今また、野茂英雄はセントピーターズバーグで若手に混じって走り込みをし、汗まみれになって厳しいトレーニングに耐えている。ただメジャーのマウンドに戻るために。

新聞は、スポーツ選手のファンサイトではないはずだ。野茂が置かれている厳しい現実と、そこから這い上がろうとする野茂の懸命な努力を、読者に的確に伝えることがジャーナリストの使命である。

わたしたちは真実が知りたいのだから。

HOW TO DAD

2005-02-25 11:42:27 | 文学
子供が授けられたとき友人から"HOW TO DAD"という本をもらった。娘を背中におんぶして息子に自転車の乗り方を教えているお父さんが表紙に描かれている。父親が子供に教えること、たとえば、平べったい石で水面を切る方法、みみずに釣り針を刺す方法、ボートのこぎ方、ネクタイの結び方、敵チームを恐怖に陥れる野球選手のメーキャップ方法(目の下を炭で黒くしてマジックで無精ひげを描く) などをイラスト入りで説明している。この本の前書きがちょっと素敵。ご紹介しよう。

~ こどもが産まれるってこころにボーリングレーンができたようなもの ~

こどもが産まれるってことは、世界がひっくりかえるようなできごと。だって、自分よりも愛せるものがこの世にあらわれたんだ。

この本は、「おとうさんの三原理」をもとにしています。

第一原理は「ノスタルジー」。自分がおとうさんに教えてもらったことを、自分のこどもに伝える。すると、あのときの、たのしい記憶がどーっとあふれてくる。

第二原理は「ピーターパン」。40才でメリーゴーランドに乗ったり、砂の城を作ったりなんって、ふつうじゃできない。でも、こどもと一緒なら大丈夫。もういちどこどもになれるさ。

第三原理は「ミスターロジャース」。おとうさんっていうのは、こどもに対して権威を持ちたいもの。それと同時に、こどもの友だちでもありたいもの。友情はいろいろな笑い、経験、機会、時間を共有するなかで育まれる。

この本では、石投げや魚釣りや野球っていう昔遊びみたいなものから、写真の撮り方、オムレツのひっくり返し方、体操選手になる方法っていうモダンなことまで説明してます。クールな握手や風船ガムのふくらませ方やキャンプファイヤの組み方やトランプの切り方や最新式のネクタイの結び方も載せてます。

でも、この本で一番言いたいことは、こどもと一緒に楽しもう、笑おうっていうことです。

「こどもが産まれるってこころにボーリングレーンができたようなもの」って書いたけど、息子が自転車に乗れるようになった!娘が二塁打を打った!こういうのは、ボーリングで300点をだすよりもっともっと感動的なことだよ。


Fragile: Sting

2005-02-23 11:01:22 | 社会
スティングがFragileを書いたきっかけは、ある米国人の死だった。

1987年4月30日、太陽がギラギラと照りつける中、マタガルパの町を葬式の行列が進んでいた。棺の後ろにはニカラグア大統領ダニエル・オルテガと妻ロサリオ、そのさらに後ろにはアメリカ人デビッド・リンダーとエリザベス・リンダーが続いた。

棺の中にいたのはベンジャミン・アーネスト・リンダー。27歳のアメリカ人エンジニア。彼はニカラグアの戦闘地帯にある村に電力と水を供給するダムで働いていた。彼は、米国に支援されていた反サンディニスタ軍コントラに殺された。ベンジャミンの死は、世界中で報道された。

政府のニカラグア政策に反対する人々はベンジャミンを「英雄」と呼び、政府を支援する人々はベンジャミンを「合法的なターゲット」と形容した。「彼は社会主義者か?」ブッシュ副大統領は「ベンジャミン・アーネスト・リンダーは我々とは反対側にいた。」とコメントした。

CBS のダン・ラザーはコントラによる初めてのアメリカ人の殺害について次のように語った。「ベンジャミン・リンダーは革命の煽動者ではなかった。革命を語ったわけでもなければ、ライフルをニカラグアに運んだわけでもない。ベンジャミンは華奢で思慮深い男だった。23歳で快適で安全な米国を離れニカラグアに行った。そのとき、彼が何を求めていたのかはわからない。しかし、ベンジャミンは自分の目でニカラグアを見てみたかった。機械の知識と若さのエネルギーという武装だけで彼はニカラグアに向かった。彼の死は何千ものニカラグアでの犠牲とは意味が違う。彼は米国人の税金で買った武器で殺された米国人なのだ。彼の死は皮肉に満ちている。ベンジャミンは、米国が税金を使って壊している国を、立て直そうとしていた。そして、彼は米国の破壊の犠牲者となってしまった。この勇気ある米国人青年が快適な職場で高い給料を稼ぐのは簡単だったに違いない。しかし、彼は彼の良心に従った。」

ベンジャミンはニカラグアの戦闘地帯に行き、電力を村に届けた。 ベンジャミンは農民の子供たちと遊び一輪車ででこぼこ道を駆けた。彼は、そこがどれだけ危険なのかを知っていたが、その危険には十分価値があると思っていた。

ベンジャミンはこう書いている。「戦争と空腹がおさまるまで、エルクアが豊かになり子供たちがなんの心配もなく暮らせるようになるまで、ハーメルンの笛吹き男のように、この子供たちを戦争から隠していたい。でもそれはぼくにはできない。たとえできたとしても、その他の村を助けることはできない。その代わり、ぼくはみんなの役にたちたい。戦争が終わることを祈る。」



ブログ繋がり:

ハーメルンの笛吹き

ダン・ラザー


参照: Stingの音楽

参照: サッカー選手デラクルーズの夢

参照: The Death of Ben Linder

参照: ダン・ラザーが引退、米大統領軍歴誤報で傷 (ロイター) - goo ニュース

ブロガーが次々に逮捕される: イラン

2005-02-22 16:02:51 | Weblog
The price paid for blogging Iran

イランでは、2000年から通常の出版物が検閲の対象になった。そのため、出版に係わる多くの人々はブロガーになった。現在ブロガーの数は約46,000。

2001年、テヘランに住むモタレビはある新聞社でコラムニストとして働いていた。政府がモタレビの出版物を検閲するようになったため、彼もまたペルシャ語でブログを書くようになった。「自由を得ました。検閲からも逃れられました。」

しかし、その自由は長くは続かなかった。モタレビがある有名な政治犯の扱いについての記事をブログに掲載すると、裁判所はモタレビを召喚。2003年4月にモタレビは投獄され、きびしい尋問を受ける。22日後に保釈されると、モタレビはすぐにパスポートを取得し、オランダに逃げた (現在はロンドンに居住)。

「イスラムの制度についてちょっとでも批判を書けば逮捕される、ということが普通になってしまったら誰も何もブログに書かなくなります。世界との関係が失われてしまいます。そんなことを防ぐために、わたしたちは行動を起こさなければなりません。」

「国境のないレポーター」は、すべてのブロガーの解放をイラン政府に働きかけている。

そして今日2月22日は'Free Mojtaba and Arash Day'。ブロガーなら、今日はブログには何も書かずに'Free Mojtaba and Arash Day'とだけ書こう。

Global blogger action day called

* このブログは矛盾しています。申し訳ありません。

子育てに最も必要なのはセックス

2005-02-21 10:55:55 | 脳内ホルモン
生物学的恋愛は、肉欲、ロマンチック・ラブ、愛着の3段階からなる。動物は、肉欲ステージで、異性を求め、ロマンチック・ラブ・ステージで、多数の異性の中から一固体に絞り、愛着ステージで、その異性に愛着を持つようになる。父と母の愛着ステージは、子供を育て上げるために十分な長さが必要だ。

現代の人間社会でもっとも必要なのは愛着ステージではないだろうか。愛着を継続させると考えられているバソプレシンとオキシトシンというホルモンは、セックス中に分泌される。セックス後の数日間、両性ともにお互いに優しくなるのはこのホルモンの働きによる。しかし、日本には、夫婦がゆっくりセックスをする時間もスペースも足りない。

セックスレスが増えている。子育てに協力しあえない夫婦が増えている。愛情が十分注がれていない子供が増えている。幼児虐待が増えるのは必然なのかもしれない。

参考: Chemistry lessons

乳首を見せて

2005-02-20 17:49:48 | 国際
'Gorilla breast fetish' women sue

Kokoは、2000語を理解し、1000のサインランゲージを使えるゴリラとして有名。Kokoが、そのサインランゲージでナンシーさんとケンドラさんの乳首を見たいと主張。それを拒んだ二人が、財団を告訴し100万ドルを要求。

Kokoは女性なんだけど、人間の女性の乳首に関心があるのか、これまでも財団長の乳首を見ていたらしい。ある日、この財団長が「Kokoはわたしの乳首ばかりみてるんですものね、もうわたしのには飽きたのね。新しい乳首が必要だわ。わたしがあっちを向けば、ケンドラが乳首をみせてくれるわよ。」と言ったとのこと。ケンドラは服を脱ぐことを拒否。昨年の8月に解雇された。

参考:
あの有名ゴリラがセクハラ

まちがって見ちゃうのを防ぐ対策をしてください

2005-02-19 18:05:55 | マスメディア
抗議100件以上…「呪怨」CM怖すぎて差し替え

家族で映画を見に行った。息子は大きな音がにがてなんだけど、やさしい映画なら大丈夫。

しかし、上映前の予告編で、真っ暗闇のなか、殺人鬼が大音響で暴れまわった。ふと隣を見ると、息子は目をつぶって下をむいてじっとしている。心に焼き付いちゃったら嫌だなと思った。テレビを見ていても、とつぜん暴力シーンや幽霊が現れると、腰を抜かしてる息子だ。

怖すぎる映像は「これから怖いですよ。とても怖いですよ。いいですか、こわがりはテレビを2分間消しておいてください。」と事前に表示するか、夜10時以降のみ放映とか、まちがって見てしまわないような対策が必要じゃないかなと思ってます。

敵対的公開買付け

2005-02-19 13:48:28 | マスメディア
Livedoor Buys 35% of Nippon Broadcasting, Fuji Target (Update9)

堀江社長による今回の"hostile takeover (敵対的公開買付け)"は、密室交渉による買収が主だった日本ではひじょうに珍しいという記事。

米国では独占率を高めるために敵対的公開買付けが行われる。最近の例では、オラクルによるピープルソフトの買収。

日本では、企業同士で株を持ち合ったり、合併したりといった手段で外国資本から日本企業を守っていたけれども、国内に新しいタイプの企業家が登場したため、経済界も政界もてんやわんや。重鎮たちが、肩を組んで新参者を追い払おうとしている。

株の時間外取引による取得は違法ではないが、その法律の制定目的に反するだのなんだのとして、守旧派が堀江社長を攻撃している。制定目的に合わない法律はたくさんあるだろうに、変なことでいちゃもんをつけるな、とわたしは思う。堀江社長は次から次へと色々な方法で攻められるだろうが、有能な頭脳集団を組織し、対応をあやまらずに、前進していってほしい。

自分の皮で十分。動物にも自分の皮を着させておけよ。

2005-02-18 16:34:02 | スポーツ
ロッドマン、ヌードで問いかけ"Think Ink, Not Mink"

バスケットボールのスーパースター、デニス・ロッドマンが、インク(刺青)のみをまとったヌードで広告に登場し、ホームレスに古い毛皮のコートを提供するPETAプログラムを支援。

「これまで何度も毛皮商に毛皮をすすめられたけど、断ってたんだ。着てただろ?って。そりゃぜんぶ人工。動物が殺されて毛皮にされるショートムービーを見たんだけど、心臓が締め付けられるような気持ちになってさ、動物の扱い方を考え直したよ。」

ロッドマンは、荒々しい外見ばかりが有名だが、「ロッドマン基金」を設立してホームレスを援助している。

Think Ink, Not Mink. 俺を見て、ミンクじゃなくってインクのことを考えな。


迷惑メール

2005-02-18 12:37:05 | インターネット
Spam Equals Money

ある電話調査によると、インターネット利用者の4分の3がスパムを毎日受け取っている。一日の受信スパムの平均数は18.5通。その削除に費やす時間は2.8分。金額に換算すると年額220億ドルの損失。

また、スパムを受け取った人の14%は、そのメールを読み。4%は何かを購入している (それじゃなんだい?スパムは有効ってこと?)

ピボッ、って、あ、メールだ。なになに「送信者: purincess 題名: Re: 真理奈です」

ああ、ローマ字プリンセス。「真理奈です」って変な題名のメール、誰も送らないと思うよ。バシッ。削除完了。損失10円!

日本テレビもか!

2005-02-18 10:01:34 | マスメディア
窃盗行為をクイズの題材、日テレ暴走

女性タレントの窃盗告白で日本テレビも腐敗を露呈。グワラン、グワラン。家庭電化製品が一斉に壊れるように、メディアも一斉に壊れている模様。全部スクラップにして作り直すときが来た。

それにしても、テレビの力はもの凄い。この女性タレントの幼稚性や制作者の打算をはっきりと映し出している。このテレビの力を無駄に間違った方向に使った人は、すべてメディアから追い払われるべき。ライブドアの堀江社長に期待!

NHKも朝日新聞も、どちらも負け犬

2005-02-18 00:05:25 | マスメディア
罰則、CM導入も検討課題 NHK受信料で総務相 (共同通信) - goo ニュース

NHKのマークを反転放映するテレビ朝日。朝日新聞のロゴが入ってるからと放送を止めるNHK。巨大なメディアのバカな潰しあいが国民の前で繰り広げられている。

どちらもそろそろ気付いた方がいい。国民はすでにどちらにもそっぽをむいてるってことを。ぼくは狭い自宅に新聞が積み重なるのはいやだし、NHKの受信料は高いと思っている。

インターネット世代は、情報はタダであるべき、という信念を持っている。仲間がウェブをかけめぐって情報を集めてくれる。ぼくは、その情報をきれいにサイト上に整えてみんなに公開する。「関係者によると・・・」?ソースがわからない情報を誰が信じる?「有識者を集めて・・・」?どこの誰だ?嫌悪感すら持つ。

どちらも負け犬なんだ。もう、そろそろ気付いたほうがいい。

参照: Newspapers Should Really Worry