翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

twitter 文字制限用短縮語集

2009-11-25 18:08:58 | インターネット
twitterには140字の文字制限があるので、利用者は文字数を減らす工夫をする。英語の場合はこんなかんじだ。

to -> 2
for -> 4
great -> gr8

これは、ミラジョボビッチが使っていたものだ。その他にもいろいろ使われているのでちょっと例をあげてみようと思う (もちろん、twitter以前にも使われていたんだけどね)。

as soon as possible -> asap
you -> u
would -> wd
please -> pls
thanks -> thnx
by the way -> btw
for your amusement -> fya
for your information -> fyi
for what it's worth -> fwiw
oh, I see -> oic
received -> rec'd
your -> yr

こういうのは一種の暗号だから、送った相手が解読できなそうな気がしたら、送らないほうがいいよ。

8億円詐取 ハッキングの手順

2009-11-12 13:38:21 | インターネット
8億円詐取ハッカーグループのメンバーは、旧ソ連の各地に分散しているようだ。セルゲイチュリコフ、イゴールグルディエフ、ロナルドツォイ、ミハイルジェブゲノフはエストニアのタリンに、ヴィクトールプレシュンクはロシアのセントピータスバーグに、オレグコベリンはモルドバのチシナウに、そして”ハッカー3”はどこかに。

彼らの手口はこうだ。

1. 米国アトランタに本社を置くクレジットカード処理企業ロイヤルバンクオブスコットランド (RBS) のワールドペイシステムに侵入する。

2. 複数の給与支払デビットカード上の顧客情報を守るためにRBSが使っていた暗号システムを破る。

3. 口座の限度額を上げる。

4. 44枚のデビットカード情報をキャッシャーに流す。

5. 情報を受け取ったキャッシャーは、12時間のうちに、日本、アメリカ、ロシア、ウクライナ、エストニア、イタリア、香港など世界中の国々の280以上の都市にある2100台のATMから940万ドル(約8億円)を引き出す。

ハッカーは頻繁にネット会議をし、切磋琢磨し、技術を向上させている。ハッカーにとっては地方の信用金庫だって農協だって突破対象。セキュリティ担当者の責任は重大だ。

Hacker's Challenge 2: Test Your Network Security & Forensic Skills (Hacking Exposed)

McGraw-Hill Osborne Media

このアイテムの詳細を見る

漫画で読むニュース

2009-11-10 12:49:06 | インターネット
ニュース番組でマンガで読むニュース 漫画の新聞
というサイトを紹介していた。その日あったニュースを、サイトと提携しているまんが家が2ページにまとめてインターネット上にアップロードするという。さっそくアクセスしてみた。

ベルリンの壁崩壊から20年で式典

ロンドンの夜道で事件、意外な結末

年末年始、JR東が最大50%引切符

マックとユニクロが絶好調

米知事選、民主連敗 オバマ人気低下

など、新鮮なニュースがトップページに並んでいるが、たった2ページではあまりに物足りないし、知識も得られないので、友人間での共通の話題にすることもできないだろう。使い道があるとすれば、足掛かりとしてこの漫画を利用し、詳しいことは、にちゃんねるというくらいかな。

"book"の意味がわかる? - 新しいスラング

2008-12-12 10:07:48 | インターネット
新しいスラングがどんどん作られている。理由は携帯電話の普及らしい。

"book"は、"cool"っていう意味。「ブックマークしておくべき!」だからクールっていうこと。

Don't be 404, know the tech slangにたくさん紹介されているので見てね。

おもしろいのは、文字数だけで文章を表現する新しい省略形。"143" は "I love you"ということらしい。

でもね、メールを送る方は入力が簡単で良いけど、受け取るほうは解読が大変そう。

デジタルネイティブのテスト

2008-11-11 22:50:46 | インターネット
昨晩のNHKスペシャルは「デジタルネイティブ」。もの心がついたときからインターネットが存在し、仮想と現実を区別しない人々のことを言う。

デジタルネイティブは先週のBBCでも取り上げられている。BBCの記事によれば、長い間人の話を聞くのは不得意だとか。裁判員に選ばれたら弁護士や検察官の説明を聞き漏らせないので大変。

さて、そこのデジタルネイティブのあなた。さっそく聞き取りと読み取りのテストを受けてみましょう。

Can you listen as well as you read?

ちなみに僕の成績は、聞き取り 3/5、読み取り 4/5 でした。

IPの評価 - IP reputation

2008-11-11 21:37:39 | インターネット
毎日届くスパムメールの数がぼくのしきい値400に達したので、そのメールアドレスを削除した。スパムのせいでメールアドレスを廃棄したのは2回目。

以前はアメリカ発のメールが多かったのだが、今届くスパムは日本発のものが多い。ブラックリストを使っていたのだが、どんどんすり抜けて来るので、ブラックリストが機能していないんじゃないかと疑いたくなる。

で、ブラックリストは廃れ、IP reputationの登場。これは、約2億のIPアドレスのデータベース。メールの量や質、さらに内容までをスキャンし、危険率を判定する。IP reputationにしきい値を設け、その値以上のIPからのメールを拒否するようにすれば、スパムメールは撃退できる。

IP reputationは簡単にチェックできるので、まずは自分のIPの評価を確認してみましょう。

http://sendmail.com/sm/resources/tools/ip_reputation/

(ドメインからIPアドレスを割り出すにはpingを使います。)

携帯電話と音声認識でローカルサーチがかわる

2008-03-18 22:22:45 | インターネット
SES New York: The Road To Mobile Search

ニューヨークでサーチエンジンストラテジーズカンファレンスが開かれている。最新のオンラインマーケティングの状況について話し合われているわけだけど、注目を集めているのは、携帯電話によるサーチエンジンの利用。たとえば、ユーザーが受話器に向かって話しかければ、検索結果が画面に表示されるという技術だ。

地元の情報を集めるには古くから411番が利用されてきたわけだけど、グーグルがフリー411のサービスに乗り出して事情が急速に変わってきた。グーグルは今さかんにボイスデータを集めている。

V-Enable社のCollin Holmesは、音声認識技術と音声検索システムが未来の情報収集に占める割合が大きくなるだろうと予想している。

ChaCha社のKevin Mazzattaは「最良の検索結果を得るには、『人間の頭脳』が必要だ。」と語る。『人間の頭脳』がサーチエンジンから人間的なデータを集めるということだ。これをはじめるには音声認識が必要だ。

ユーザーの地元の情報が集まれば、携帯電話が音声を認識することによって実現できることの可能性はさらに広がる。「ローカルサーチは爆発的に広がるでしょうね。」と語るのはSkyhook WirelessのRyan Sarverだ。

ローカルサーチはもちろん地元の人々がいなければ成り立たない。旅行、地元の製品、歓楽街についての情報が必要だからね。

ローカルモバイルサーチを使いやすくするには、音声認識やバーコードなどいくつか方法がある。ユーザーは地元の商店から携帯電話を使って、その商品のレビューを見たり、テキストメッセージを送ったり、ソーシャルネットワークにアクセスしたりもできるわけだ。

と、ここまではアメリカの記事だけど、日本でもすでに携帯電話向けの音声認識技術は発表されている。

携帯電話向けコンテンツ特化型分散高精度音声認識システム
『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』のサービスを開始
~モバイルコンテンツの操作性を飛躍的に向上させるソリューション~



高精度大規模語彙の音声認識を可能とし、本サービスを利用したコンテンツを作成することにより、携帯電話に向かって話すだけで、住所/駅名/ランドマークなどがコンテンツに入力できるようになります。『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』は、コンテンツの付加価値を飛躍的に向上させるサービスです。


ローカルサーチエンジン時代の幕開けだ。トップになるのは誰だ?

ブログで人はつながる - オーストラリア

2008-03-05 00:50:31 | インターネット
2月28日に「ブログでだって人はつながる」という文を載せたが、このことを実際に調べた研究者がいる。その結果が今日、theage.com.auに発表された。

Survey finds a blogger in need is a friend indeed


まさかのブロガーが真の友

人と接する時間よりもコンピュータと接する時間の長い人を、サイバーおたくと揶揄する人がいる。しかし、ブロガーの方が非ブロガーよりも社会とつながっている、という研究結果が発表された。

調査を行ったのは、スウィンバーン工業大学の心理学者マーク・ベーカーとスーザン・ムーア教授。教授らはソーシャルネットワーキングサイトMySpaceに不慣れだった134人のオーストラリア人、アメリカ人、イギリス人の心理的特性を調べた。

最初、被験者のうちブログを始めたいと考えていた人々の方が、ブログをやりたくないと思っていた人々よりも心理的に落ち込んでいる状態であり、自己を非難しがちで、友人の数にも満足していなかった。

ところが、2ヵ月後に、同じ集団のうちの59人を追跡調査した結果、ブログを始めた人々の方がブログを始めなかった人々よりも、オンラインの友人の数だけではなくオフラインの友人の数にも満足するようになった。また、落ち込んだときには、ブロガーの方が、オンラインとオフラインの友人に連絡を取りやすいということもわかった。


著作権について

2007-12-17 13:51:38 | インターネット
ある人や人々が作りだした作品には著作権が与えられる。詩や小説にも著作権はあるし、ここで翻訳しているニュースの元記事にも著作権はある。事実だけをのべた箇所に著作権はないという見解もあるけれども、その記事を構成する文章の組み合わせにも著作権があるという考え方もある。

産業革命前だったか、宗教改革前だったか、ルネッサンス前だったか、定かではないけれど、ヨーロッパにおいては、著作物やアイディアは、人類共通の財産と考えられ、その所有者は神のみととらえられていたこともあるそうだ。一人が作り出したアイディアをみんなで共有し、発展させ、社会全体を文化的に、経済的に豊かにするために人々に還元していたのだろう。

現在は詩や小説や音楽や物理や化学や、そんなものを権利で縛り、それを作り出した人や団体やその子孫だけを経済的に潤しているが、それはとても僕にとっては不便。そういったものを引用したい欲求が抑えられない。

デジタル機器とインターネットが発達し、デジタルものは完璧にコピーできる世の中だ。著作権でがんじがらめにしても、流通は抑えられない。どうだろう、もう新聞社なんかは記事の著作権を放棄してくれないだろうか。

と思って、新聞協会の著作権に関する意見というのを読んだ。その中に、新聞社の使命とは、ニュースを社会全体のものとし、意見を自由にいうための広場をつくることだ、という記述があった。それなら、ニュースに著作権はいらない。そうすれば、もっともっとブログなどで意見を活発に言えるようになり、新聞協会の言う広場が実現する。ぜひ、ぼくらにニュースを自由に引用できる権利をください。お願いします。

ネットワーク型翻訳メモリソフト

2007-10-19 07:08:07 | インターネット
昨日ここに書いたように、息子用翻訳ソフトを作ったのですが、これはそのまま仕事にも活用できると思いました。翻訳メモリを作って、翻訳資産を共有し、辞書を使って用語を統一すれば、共同翻訳作業が楽になると考えたのです。

というわけで、ネットワーク型翻訳メモリソフトです。

父親 ネットワーク型翻訳メモリソフト

どうぞ試してみてください。

息子 - 英語学習用翻訳ソフト 中学1年生ニュークラウン版

2007-10-18 02:57:59 | インターネット
中学一年生の息子の中間試験の結果が返ってきた。英語が良くない。スペルミスが多い。b と d の区別がつかないので、"Yes, I bo."と書いたりしてる。

それで中学一年のニュークラウンの教科書を見ながら、中一用翻訳ソフトを作った。

もう英語なんか勉強しなくていいぞ!息子!

翻訳メモリや辞書の登録もできる英語学習用翻訳ソフト 中学1年生ニュークラウン版

こちらも作りました。 » 百人一首を覚える

10年後の世の中に期待すること

2007-02-07 18:05:11 | インターネット
2007年1月31日、Windows Vistaが発売された。目新しいインターフェースや高度なセキュリティ、そしてデジタル著作権管理機能が注目を浴びている。

デジタル著作権管理機能は、コンピューターに記録している音楽や映像を管理する。その音楽を聞く権利はあるの? そのビデオはコピーできるの? そういったことを判断してくれる。

今、自由な社会では、基本的に誰もが公平にインターネット上のリソースにアクセスできる。規制も少ないし、発言の自由も保たれている。インターネットユーザーは、文化であっても、経済であっても、技術であっても、独占には抵抗する。

インターネットは、マスコミ、政治、大企業から権利を奪い、その権利を人々に与えた。日本の真実は、2ちゃんねるが表に出してくれた。

でも、そんなオープンな状態は過去のものになるかもしれない。Vista以降、インターネット上では、規制と管理と監視が厳しくなるだろう。不適切な情報は削除されるだろう。そんな時代、つまりクローズな世界に向かう可能性が高い。

コンピューターは、インターネット上で情報をやり取りしている。情報のやり取りはネットワーク上の約束事であるプロトコルにしたがって行われる。どのように接続を確立し、どのようにデータを移動するかといったことは、プロトコルに従う。

プロトコルがあるから、コンピューター間で情報をやり取りするプログラムを書くことができる。その際、ネットワークは、どのような内容の情報がやり取りされているかなんていうことには関知しない。ネットワークは、やりとりの手段を与えるだけだ。

だから、検閲や監視、管理はむずかしい。もちろん、不可能じゃない。でも、ネットワークは自由に向かう。花が太陽に向かうように。そういう性質なのだ。

ネットワークは、情報を動かす土台で、その内容には関知しないという仕組みは、データはコンピューターとコンピューター、エンド・トゥ・エンドでやり取りされるということだ。

でも、サイバーパトロールを実践するプログラムを書くことは、実はピア・トゥ・ピアのファイル共有プログラムを書くのと同じくらい簡単。

中国やシンガポールやサウジアラビアといった圧政的で、自由の無い、権威的な国がネットワークを自分たちに都合の良いように利用することも簡単だ。

インターネットプロトコルでせっかくぼくらが手にすることができた表現の自由。それが今、剥奪されようとしている。

遊ぶ自由、実験する自由、芸術から刺激を得る自由。そんな自由が、規制される。大企業は、大企業の利益のためだけに、人々の想像力を抑圧しようとするだろう。

インターネットが規制され、管理され、監視されれば、情報を自由に共有していた人々、アイディアを交換し、既存の権力に立ち向かおうとしていた人々は大きな打撃を受ける。

抵抗や変革が無くなれば、オープンなインターネットは完全に消え去る。インターネット上の遊び、冒険、発見、発明もなくなるに違いない。

Vistaは、何百万もの家庭で使われるだろう。簡単な操作、高度なセキュリティ、安定した動作を普通の人々は体験する。

エアロ・インターフェースに満足し、スパムやウィルスを寄せ付けないセキュリティに安心する。

しかし、人々はある日、気づくだろう。「コンピューターが変わった。自由が奪われた。」

そんな日が来ないように、10年後も自由でオープンなインターネットを利用できるように、ぼくらは、インターネットで手にした自由を守らなければならない。守らなければ、この自由は歴史のほんの小さな脚注として記されるだけになる。マスコミや政治家や大企業の奴隷に戻るのはもうごめんだ。

How the net turns code into politics

AdSenseの驚くべき収入 2人目

2007-01-22 11:52:40 | インターネット
2. ケビン・ローズ
Digg.com - 3000万円/月

ケビン・ローズがDiggを始めたのは2004年の12月。資金は1000ドル。Diggは、ユーザーが作るウェブサイト。ユーザーが記事を投稿し、それを評価する。今や、DiggはPageRank 8、Alexa Rank 75というメジャーニュースサイト。メンバーは40万人。1カ月のページビューは2億。ビジネスウィークは、Diggの2006年の収入をAdSenseとFederated Mediaを合わせて3億6千万円になると見込んでいる (実際のAdSenseからの収入はKevinとKevinの税理士しかしらない)。