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英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

どうする?次のフルマラソン

2025年05月07日 | ランニング・筋トレ

GW中の5月5日、松本マラソン2025の中止が松本市から正式に発表されました。残念な決定ではありますが、来年の開催を祈って、今年は別の大会に出場します。

松本マラソンの開催予定だった11月の第2日曜日辺りで行われるマラソン大会を検討したところ、全国では多くのマラソン大会が開催されていて選択には困りませんが、伊那市からの移動距離やその費用などを考えると、おいそれと申し込めるわけもありません。一番の候補であった信州大学マラソンは、今年は12月6日(土)開催となり、群馬サファリ富岡マラソンと近いため、選択肢から外さざるを得ません。

う~ん、困った(-_-;)。もうしばらく検討します。だからと言って、走るモチベーションが下がるわけもありません。次のフルマラソンがいつになろうとも、来るべきに備えて日々の小さな努力を積み上げるのが、真の市民ランナーです。

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今日は私のマラソン記念日

2025年05月05日 | ランニング・筋トレ

7年前の2018年5月5日に「第11回信州なかがわハーフマラソン」(略称:なかハマ)を走りました。だから今日は私のマラソン記念日。

ランニングを始めて1年半が経った頃で、このマラソン大会で抜けられないランナー沼にはまっていくことになりました(笑)。


第11回信州なかがわハーフマラソン

その時の写真を見ると、まだまだランナーとして初心者で、ウェアやシューズなどのランニングギアにもこだわりがなく、走り込みが足りていないためランナー体型にもなっていません。月平均100km程度は走ってはいましたが、まだまだ経験不足だったため自信がなく、うっすらと日に焼けて引き締まったランナー体型の人たちを目の当たりにし、周りがみな健脚に見えました。

そして、今でも鮮明に覚えているシーンがあります。中間点を過ぎたあたりで、私の目の前の走る女性ランナーが、走り込んで日焼けし、引き締まった体をしている隣の女性ランナーに「走り込んでますね」と話しかけたんです。するとその女性は「いえいえ、私は一介の市民ランナーなんで・・・」と謙遜していました。そのランナーが、私にとってはまだまだ手の届かない向こう側の世界にいて、眩しく見えました。

しかし、今は、トレーニングを積んで走り込み、フルマラソンでシュガーカット(3時間10分未満)を達成できた自分が、その向こう側に一歩だけ足を踏み入れることができ、ようやく「市民ランナー」と言えるようになれたと思います。

 

さて、信州なかがわハーフマラソンは、私が出場した2018年を最後に、閉会してしまいました。人口約4,600人の村に約4,000人のランナーが集った伝説のマラソン大会。毎年GWになると必ず思い出すこのマラソン大会が、いつか復活するの期待しています。

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Self-RIZAP宣言から9年

2025年05月02日 | ランニング・筋トレ

私が筋トレを始めたのが2016年4月30日。気づけば9年の月日が経ったことになります。当時の記事を読み返すと、初心を思い出しますね。最初は継続できるか自信がなかったので、ダンベルなどは買わずに、余っていた庭のインターロッキングブロック(1個約2kg)を持ち上げていました。

筋トレを始めて体が変わっていくのはもちろんのこと、心も変わっていく面白さに気づき、のめり込んでいきました。ちなみに、その半年後の身体の変化はコチラの記事をお読みください。

半年ほど経って、思うように体脂肪率が落ちないことに業を煮やし、その年の10月2日にジョギングを始めました。そこからです、ランニングの憑りつかれたのは・・・(笑)。9年経った今は、体脂肪率は10~12%となり、フルマラソンは11回出場し、初フルマラソンからサブ4で完走し、現在の自己ベストは3時間8分台にまで伸びています。

あの日あの時、筋トレを始めていなかったら、今の私はいません。いや、もしかしたら不健康な生活を送り続けて、この世にいなかったかも知れません。初めてのことでも日々少しずつ継続し、習慣化する。それが当たり前になった時、昔の自分を笑い飛ばせる自分がいます。筋トレ、ランニング、英語。それらすべての結果は、継続の賜。今日も日々の単調なルーティンを積み上げ、1mmの成長を目指します。

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2025年4月のランニング記録

2025年05月01日 | ランニング・筋トレ

今日は5月1日、夏も近づく八十八夜。月初恒例、先月のランニングと筋トレの振り返りです。

4月は走行日数27日、走行距離325.0kmで、46ヶ月連続で200km以上の月間走行距離となりました。そして、4月は何と言っても第27回長野マラソンでの自己ベスト更新です。改めて長野マラソン当日を振り返ってみると、スタート時の気温が20℃、湿度60%という厳しい気象条件で、案の定、完走率は79.46%と8割を切る過酷なレースとなりました。その中での自己ベスト更新は、今後のラン生活において自信になります。

そして、この一ヶ月を振り返っても、すべての距離で自己ベストを更新できました。

・自己ベスト一覧

 1km:3分37秒(2025年4月18日 練習での1kmTT)

 5km:19分50秒(2025年4月9日 練習での10kmTT

 10km:40分35秒(2025年4月9日 練習での10kmTT

 ハーフ:1時間28分12秒(2025年3月30日 練習でのハーフTT

 30km:2時間13分20秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン

 フル:3時間08分42秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン

日々やると決めたルーティンをコツコツと積み上げていくと、その時には気づかなくても、いずれ大きな力になって結果として表れる。凡事徹底、継続の大切さを少しは証明できたと思います。

2024-2025シーズンの最終レースとなる第11回信州安曇野ハーフマラソンが6月1日に迫っています。目標タイムは、ハーフの自己ベストを更新する87分台です。当日までの一ヶ月間、しっかりと準備をして、今シーズンの有終の美を飾りたいと思います。

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頑張れ!松本マラソン!

2025年04月28日 | ランニング・筋トレ

先週の23日(水)、一昨年の大会での不正な会計処理が発覚したため今年の松本マラソンが中止意向だと、大会実行委員長の臥雲義尚・松本市長から発表されました。発表されるや否や、特に長野県内のランナーのSNSは混乱と戸惑いの投稿が続きましたが、冷静にとらえなければならないのは、「中止決定」ではなく「中止の意向」だということです。松本マラソンの公式HPやSNSでも次のような発表がされています。

 

初フルでの初サブ4初サブ3.5グロスでの初サブ200。これらいずれも、私は松本マラソンで達成しました。

第3回松本マラソン(初フルで初サブ4)

 

松本マラソン2022(初サブ3.5)

 

松本マラソン2023(グロスでの初サブ200)

 

そう、私のランニング生活の中心にあるのが松本マラソンです。今回の件は、ランナーやそれを支える市民の方に非はありません。みな、大会を応援しています。大会事務局には、建設的なご判断をお願い申し上げます。 頑張れ!松本マラソン!

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粘走の第27回長野マラソン #6

2025年04月26日 | ランニング・筋トレ

(「粘走の第27回長野マラソン #5」の続きです)

第27回長野マラソンのレポートも今日が最終回。今日は今後の目標について綴ります。

「サブ4(2019年10月)→ サブ3.5(2022年11月)→ サブ200(2023年4月)→ サブ3.25(2024年4月)→ シュガーカット(2025年2月)」と目標を達成してくると、多くのランナーが「次はいよいよサブ3だ!」となります。しかし、私は自分の現状の走力や年齢などから、サブ3はまだまだ遠い世界だと判断したので、今回の長野マラソンでは今年2月の京都マラソンで達成したシュガーカット(3時間10分未満)の再現を、現実的な目標に掲げていました。

そして、見事にその目標を達成できたのですが、達成したからこそ改めて分かったのは、サブ3のレベルの高さです。そこで、次の2つの目標を掲げます。

①ハーフマラソンで1時間27分台。

②フルマラソンで3時間7分台。

①について。多くのランナーやランチューバ―さんのアドバイスによると、サブ3を達成するには、ハーフを1時間25分未満で走れるのが条件のようです。その足掛かりとして、ハーフを87分台、つまり、4分10秒/kmで走り続けらえるスピード耐性をつけていきます。

②について。今回の長野マラソンは3時間8分42秒でした。このレベルになってくると、大幅なタイムの短縮は難しくなってきています。だから、1km当たり1秒を短縮して、全体で42秒短縮すれば、3時間7分台が可能です。これは現実的な目標です。「サブ308」とでも言えましょうか。

今年53歳になりましたが、まだまだ記録を伸ばすことは可能だと実感しています。新たな目標に向かって、また日々の小さなトレーニングを積み上げてまいります。

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粘走の第27回長野マラソン #5

2025年04月25日 | ランニング・筋トレ

(「粘走の第27回長野マラソン #4」の続きです)

第27回長野マラソンは自身11回目のフルマラソンでしたが、9回連続サブ3.5&6回目のサブ200&2回連続シュガーカット(3時間10分未満)で、自己ベスト更新となりました。

ゴール後、フィニッシュラインをバックに

今回のマラソンを一言でまとめるなら「粘走」です。前半1時間33分05秒、後半1時間35分37秒で、私が理想とする後半にペースを上げるネガティブスプリットな走りはできませんでしたが、完走率が79.46%と8割を切る厳しいレースとなった中で、粘りの走りを体現できたのではないかと思います。

粘れたのは順位を見ても分かります。後半にラップはわずかに落ちたのですが、順位は中間点の922位からフィニッシュの549位へと上がっています。これは他のランナーの多くが私以上にラップを落としてしまっているのが要因です。スタート時20℃、最高気温24℃となった気象条件が、30km以降にランナーを想像以上に苦しめたのでしょう。

粘りの走りができたのは、昨夏の走り込みのおかげだと断言できます。

以下が、猛暑となった昨夏のトレーニングです。

・距離を踏む(6月:313km、7月:420km、8月:420km、9月:402km)

・6月24日から10月3日までの103日間は一日も休まずに毎日平均14kmを走る。

・午前10時~12時の暑い時間に走る。

・1kmのラップは遅くとも5分未満で走り、全体としては4分45秒/kmでまとめる。

この様なトレーニングを続けた結果、重度の貧血になり通院することになってしまいましたが、貧血が癒えて体調管理も万全となった今振り返ると、2月の京都マラソンと今回の長野マラソンでの自己ベスト更新は、猛暑の中の走り込みのおかげです。

また、この一ヶ月を振り返っても、すべての距離で自己ベストを更新できています。

・自己ベスト一覧

 1km:3分37秒(2025年4月18日 練習での1kmTT)

 5km:19分50秒(2025年4月9日 練習での10kmTT

 10km:40分35秒(2025年4月9日 練習での10kmTT

 ハーフ:1時間28分12秒(2025年3月30日 練習でのハーフTT

 30km:2時間13分20秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン

 フル:3時間08分42秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン

 

練習は嘘をつきません。日々やると決めたルーティンをコツコツと積み上げていくと、いずれ大きな力になって結果として表れる。これは英語学習や受験勉強にも言えることです。凡事徹底、継続の大切さを少しは証明できたと思います。

(「粘走の第27回長野マラソン #6」へ続く)

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粘走の第27回長野マラソン #4

2025年04月24日 | ランニング・筋トレ

(「粘走の第27回長野マラソン #3」の続きです)

一昨年の大会での不正な会計処理が発覚し、今年の松本マラソンが中止意向だと、大会実行委員長の松本市長から発表されました。この件については、また後日のブログ記事で書きたいと思います。

さて、長野マラソンの後半レビューの続きです。

30kmを過ぎると緩やかな上りと下りが2回続く通称「フタコブラクダ」です。多くのランナーたちが後半のポイントに挙げているところですが、松本マラソンのあの激坂を3回走っている私にとっては、むしろこの位の変化があった方が戦略性があって楽しいくらいです。30~31kmのラップは4分29秒でしたから、タイムからもそれは分かります。

32km。ここからの残り10kmがマラソンの勝負どころなので、自分の走りを解放する時です。32km地点を過ぎるとすぐ、the Canadian Club が生演奏して盛り上げてくれています。その演奏に走りながらガッツポーズで応えるのも毎年のルーティン。

それでも、30km以上を4分25秒/km前後のペースで走ってきて自己最速のタイムで通過したため、疲労は隠せません。重くなりかける足。フルマラソンを経験したことがなければ「自己ベストが狙えるじゃん!」と思うかも知れませんが、フルマラソンを何度も経験していると、「あと10km、どうなっちゃうんだろう?」「足が攣って倒れるんじゃないか?」と不安しかありません。

33km過ぎの赤坂橋で、こちらも毎年恒例、スペシャルゲストの高橋尚子さんがハイタッチで応援してくれました。ここでようやく「さあ、行くぞ!」とスイッチが入りました。ラスト10kmの不安を拭い去るために、これまで練習してきたわけですから、その経験を自信に変えるしかありません。周りを見れば、歩き始めたり、足が攣ってストレッチしたり、道路に倒れ込んでしまっているランナー。辛いのは自分だけじゃない。みんな苦しい。だけど、みんな凄い。普段の練習は独りだけど、今は独りじゃない。「一秒だって一人じゃない」。今年の大会のキャッチフレーズが何度も脳裏を駆け巡る。そして、心身に活を入れるために、WINZONEのカフェイン入りエナジージェルを摂取しました。

その時、X(旧Twitter)で知り合った松本のラン友さん二人と並走しているのに気づきました。Sさんとは何度も同じ大会で走り、昨年は一緒に練習もしました。Aさんとは今年2月の京都マラソンも一緒に走り、共に自己ベストを更新しました。その3人が今一緒に走っている。なんという貴重な瞬間。さあ、みんなでゴールに向かってもうひと走りしようじゃないか!

岩野橋を渡ると35km地点。ここから4km続く堤防道路。例年強烈な向かい風が吹く、長野マラソン最後にして最大の難所です。今年も相変わらずの向かい風でしたが、この日の蒸し暑さを軽減させてくれていると前向きに考えるしかありません。2回目のフルマラソンだった3年前の第24回長野マラソンでは37km過ぎで足が止まってしまったところ。あの時以降、同じ失敗を繰り返さないために、日々の練習を積み、レースプランニングを考え、今があります。しかも、昨夏はあの猛暑の中、月間走行距離400km以上を3ヶ月続け、暑さへの耐性を養ってきました。結果、重度の貧血で苦しめられることになりましたが、今はあの走り込みがあったからこそ、この日の暑さも苦にならずに走れていることに気づきました。「粘れ、粘れ。この時のために毎日走り込み、筋トレをしてきたんじゃないか!」

終わりの見えない堤防道路。「4km以上続いても、今の俺だったら走り続けられる。さあ、この向かい風の堤防道路よ、もっと続け!」もう足が止まることはありません。高校の先輩ランナー・Iさんに追いつき、「福澤さん!PB狙えるよ!」と背中を押していただきました。

32kmからの1km毎のラップ ※( )内は昨年のラップ

 ~33km 4分36秒(4分27秒)

 ~34km 4分35秒(4分35秒)

 ~35km 4分22秒(4分35秒)

 ~36km 4分31秒(4分38秒)

 ~37km 4分30秒(4分28秒)

 ~38km 4分35秒(4分32秒)

 ~39km 4分31秒(4分34秒)

 ~40km 4分24秒(4分28秒)

 ~41km 4分34秒(4分26秒)

 ~42km 4分41秒(4分27秒)

39kmを過ぎ、堤防道路に別れを告げて、いよいよフィニッシュの長野オリンピックスタジアムへ続く最後の直線2km。沿道の応援も増して、一層力を与えてくれました。しかし、ここで足が攣りそうになりました。今までの経験上、攣ってしまうと走れるようになるまでに30秒以上はロスをしてしまうのが分かっていましたので、40km直前で勇気をもって一回立ち止まって、様子を見ました。ロスは5~10秒ほどですが、これだけで回復します。42km地点までこのような一瞬の休足をもう2度行いました。おかげで、足攣りによるロスは最小限にとどめられ、終盤にスピードアップできた昨年と比較しても+9秒に抑えることができました。

スタジアムに入る42kmの直前、母・妻・次男が声の限りに応援してくれました。

41.9km地点 応援してくれる母を次男(高1)が撮影

そして、長野オリンピックに入る暗い通路にある「42km」の距離標識を通過。残り200m。「よし、行ける!」と2回連続シュガーカット(3時間10分未満)と自己ベスト更新を確信。人工芝の反発を心地よく足裏で感じながら、最後はガッツポーズでゴール!

3時間08分42秒。2ヶ月前の京都マラソン2025で記録した自己ベストを1分12秒更新です。

(「粘走の第27回長野マラソン #5」へ続く)

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粘走の第27回長野マラソン #3

2025年04月23日 | ランニング・筋トレ

(「粘走の第27回長野マラソン #2」の続きです)

中間点(21.0975km)をフルマラソンでは自己最速の1時間33分05秒(4分25秒/km)で通過。この辺りから、11.5kmから10km近くずっと並走してきたゲストランナーの西谷綾子さんのペースが少し落ちて、私が先に走るようになりました。しかし、私もフルマラソンの個人的な課題である「中落ち」と向き合わなければなりません。後半30km以降に備えようとして、私は25km~30kmのタイムが落ちてしまう傾向があり、この現象を「中落ち」と呼んでいます。特に長野マラソンはこの区間は堤防道路も長く走るため沿道の応援が少なくなり、気が抜けてしまう区間でもあります。この中落ちをいかに最小限に食い止めるかが課題です。

22km 4分26秒

23km 4分31秒

24km 4分30秒

25km 4分32秒

26km 4分31秒

27km 4分31秒

28km 4分30秒

29km 4分30秒

30km 4分26秒

中間点を過ぎてから30kmまでのラップを見ても、平均4分30秒/kmを切るラップで走れていて、今回の長野マラソンでは中落ちを防げたのが分かります。これは大きな成果でした。今年に入ってから1,100km以上の距離を踏み、毎回の練習の最後には必ず100m×4本のWS(流し)を入れ、身体に刺激を入れてきたおかげだと思っています。

マラソンは30km以降のスポーツ。30kmまでは準備体操と割り切って走り、残り12kmでいかにラップを崩さずに上げられるかが勝負所です。長野マラソンでは上信越道長野インター近くの上高相交差点が30km。高速道路の下をくぐり抜けるところに30kmの表示があり、ハンドベルの演奏で応援してくれるところです。

30km通過タイムは2時間13分20秒。これまでの大会で出したことのない最速のペース。練習での最速タイムも2週間前の30kmロング走での2時間13分53秒ですから、自分史上過去最速で30kmを走ったことになります。

この交差点を左折すると、緩やかに上って下る坂が2つ続く、長野マラソン名物「フタコブラクダ」と向き合います。沿道の応援も盛り上がるところで、特に鎧をまとった松代の甲冑隊のアツい応援には、否応にも元気をもらえます。

走りながら上半身のストレッチを繰り返して脱力し、もう一度自分の走りに集中するためフォームを確認、WINZONEのカフェイン入りジェルも摂取し、「よし、行くぞ!」と気合いを入れました。

(「粘走の第27回長野マラソン #4」へ続く)

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粘走の第27回長野マラソン #2

2025年04月22日 | ランニング・筋トレ

(「粘走の第27回長野マラソン #1」の続きです)

前夜は22時にはベッドに入りました。いつものように興奮していてなかなか寝付けず浅い眠りでしたが、何とか翌朝4時までは眠れました。

おにぎり2つ、あさりのカップみそ汁、ゆで卵1つ、納豆で朝食。そして、MAURTENの「DRINK MIX 320」の半分を250mlの水でシェーカーに溶いて、バッグに詰め込みました。5時30分にホテルを出て、長野駅5時51分発の始発電車に乗り、スタート会場の長野運動公園へ向かいました。6時20分頃に到着し、仮設トイレに直行して用を済ませ、着替え、アップを始めました。ここまでは毎年決まっているルーティンですね(^^)v

天気は曇りで気温が20℃。スタートが近づくにつれ、更に暖かく感じたので、上は普段着用しているWORKMANではなく、少し薄めのPUMAのノースリーブを着ました。これは人生最初のフルマラソンとなった2019年の第3回松本マラソンで着た思い出のノースリーブ。それ以来の着用だったので、気合いが入りました。


第3回松本マラソン ゴールの瞬間

 スタート90分前からバナナを食べて、DRINK MIX 320 をゆっくりと飲み始め、どら焼きを食べて炭水化物を多めに摂取しました。

高校の先輩を中心としたラン友さんたちと、いつものようにシューズ円陣で気合いを入れ、健闘を誓いました。

 

スタートブロックはA→B→・・・とLまで続く中でのCブロックスタートでしたので、いつものようにブロックの先頭に並ぶために、整列開始の7時45分と共にスタートブロックに入り、号砲まで軽く体を動かしながら待ちました。

緊張のスタート直前

9,150人が出場し、しかも制限時間5時間でシリアスなランナーたちが集まる伝統あるレベルの高い大会ですので、Cブロックでも周りはみなサブ3レベルの健脚揃いです。気負い過ぎず、周りの雰囲気に飲まれたり、スタート直後の流れに乗らないよう、序盤のレースプランを頭の中で再確認しました。

そして、いよいよスタート。直後は多少は込み合いますので、接触や転倒に注意しながらも、ランナーさんを避けたりコース取りのために足を使い過ぎるのだけは気をつけました。最初の1kmは4分27秒と最高の入り方ができ、最初の5kmのラップは21分50秒でした。

いつものように5.8km地点の大門町交差点では、走りながらキャップを脱いで善光寺の方向へ向かって合掌し、緩く続く下り坂へ入っていきました。ここでの応援がコース全体で最も多く、めちゃくちゃ気持ち良く走れるところです。ついついペースも上がってしまいますが、多少スピードが上がっても腿への負担を少なくするためにストライドを小さくして走りました。案の定、6~7kmは4分11秒と結果的に去年と同様、レースで最も速いラップとなっていました。

元職場の本店前を通過し、ビッグハット手前の10km地点を43分32秒(4分21秒/km)で通過。昨年より2分速いタイムでしたが、普段の練習通りのペースでしたので特に気にせず、中盤は少しペースを落として維持しようと考えていました。

11.5km地点で、ゲストランナーの西谷綾子さんに追いつきました。西谷さんのPBは3時間1分ですが、今回は3時間10分を狙っているとレース前に話されていたので、私と目標が同じでした。しかも、昨年と一昨年の松本マラソンでも自然と並走させていただいたほど、レベルが同じなんです。今回も「西谷さん、ナイスラン!」と声をかけたら、いつものように「頑張ろう―!」と返してくれました。ここからハーフ通過までずっと隣で並走することになります。決してストーカー行為ではありませんので、悪しからず(笑)。本当に走力とペースが同じなのです。

長野マラソン大会HPより

10km過ぎからは体も温まってくるので暑さの感じ方が半端ありません。給水では西谷さんも紙コップの水を頭からかぶるほどで、私も頭からかぶり、首筋や腕を必ず冷やすようにしました。

20km過ぎ、X(旧Twitter)で相互フォローしている「あきちゃん」が「福澤さーん、ナイスラン!」と声を掛けてくれました。今年2月の京都マラソンにも一緒に参加していたあきちゃん。やはり走力が一緒で、この後34km地点まで抜きつ抜かれつの並走をしていくことになります。

中間点(21.0975km)を1時間33分05秒(4分25秒/km)で通過。去年は1時間36分48秒、2ヶ月前のPBを出した京都マラソンでも1時間35分01秒でしたので、フルマラソンでは自己最速で中間点を通過したことになります。ただ、3週間前の3月30日に独りハーフマラソンで1時間28分12秒で走っていたので、速すぎると感じることもなく、心肺も変わらず落ち着いていましたので、このペースで30kmまで行って、そこから残り12kmを粘ろうと考えました。

25kmまでの5kmごとのラップをまとめておきます。

~5km 21分50秒

~10km 21分42秒

~15km 22分08秒

~20km 22分32秒

~25km 22分33秒

 

(「粘走の第27回長野マラソン #3」へ続く)

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