(「粘走の第27回長野マラソン #4」の続きです)
第27回長野マラソンは自身11回目のフルマラソンでしたが、9回連続サブ3.5&6回目のサブ200&2回連続シュガーカット(3時間10分未満)で、自己ベスト更新となりました。
ゴール後、フィニッシュラインをバックに
今回のマラソンを一言でまとめるなら「粘走」です。前半1時間33分05秒、後半1時間35分37秒で、私が理想とする後半にペースを上げるネガティブスプリットな走りはできませんでしたが、完走率が79.46%と8割を切る厳しいレースとなった中で、粘りの走りを体現できたのではないかと思います。
粘れたのは順位を見ても分かります。後半にラップはわずかに落ちたのですが、順位は中間点の922位からフィニッシュの549位へと上がっています。これは他のランナーの多くが私以上にラップを落としてしまっているのが要因です。スタート時20℃、最高気温24℃となった気象条件が、30km以降にランナーを想像以上に苦しめたのでしょう。
粘りの走りができたのは、昨夏の走り込みのおかげだと断言できます。
以下が、猛暑となった昨夏のトレーニングです。
・距離を踏む(6月:313km、7月:420km、8月:420km、9月:402km)
・6月24日から10月3日までの103日間は一日も休まずに毎日平均14kmを走る。
・午前10時~12時の暑い時間に走る。
・1kmのラップは遅くとも5分未満で走り、全体としては4分45秒/kmでまとめる。
この様なトレーニングを続けた結果、重度の貧血になり通院することになってしまいましたが、貧血が癒えて体調管理も万全となった今振り返ると、2月の京都マラソンと今回の長野マラソンでの自己ベスト更新は、猛暑の中の走り込みのおかげです。
また、この一ヶ月を振り返っても、すべての距離で自己ベストを更新できています。
・自己ベスト一覧
1km:3分37秒(2025年4月18日 練習での1kmTT)
5km:19分50秒(2025年4月9日 練習での10kmTT)
10km:40分35秒(2025年4月9日 練習での10kmTT)
ハーフ:1時間28分12秒(2025年3月30日 練習でのハーフTT)
30km:2時間13分20秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン)
フル:3時間08分42秒(2025年4月20日 第27回長野マラソン)
練習は嘘をつきません。日々やると決めたルーティンをコツコツと積み上げていくと、いずれ大きな力になって結果として表れる。これは英語学習や受験勉強にも言えることです。凡事徹底、継続の大切さを少しは証明できたと思います。
(「粘走の第27回長野マラソン #6」へ続く)