英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

2009年 大晦日

2009年12月31日 | 閑話
今年もあとわずか。私は大晦日も指導がありますので年末ムードではありませんが、後1日頑張りたいと思います。

さて、私の2009年を漢字一文字で表したいと思います。



今年も色々なことがありましたが、私にとって最も大きな出来事は、職場での立場が変わったこと。組織や人を動かす難しさを経験し、悶々と格闘する日々が続きました。そして、そこから多くのことを学びました。

周囲からの厳しくも暖かい叱咤激励を頂戴し、支えてもらいながら耐えた1年。しかし、この「耐」は必ず糧になっています。培った糧を如何に生かすかは、今後の自分次第です。

仕事で疲れても、癒される家庭があるからこそ耐えられます。今年は妻のお腹に第二子が宿りました。

そして息子は、日課のドリルとピアノ練習に耐え、漢検9級に合格し、ピアノコンクールにもチャレンジしました。


来年はどんな年になるのでしょうか。


2009年も多くの方にブログ「英語道」を訪問してくださり、感謝申し上げます。2010年もよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。


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大舞台を経験する意義

2009年12月29日 | 子育て
一昨日、「2010 カワイこどもコンクール」の地区予選会が行われ、我が息子も出場しました。

出場資格はカワイグレード13級以上の取得者で小学校3年生まで。10月に13級に合格したとき、「幼稚園で13級に合格できるのは稀なこと。せっかくの機会だから予選会に出てみてはどうでしょう」という先生の薦めで、申し込みました。

会場は松本市音楽文化ホール。地区予選会に参加する子供は30名余、審査員4名と聴衆者の父兄が100名以上も参加する、大規模なものでした。

息子の年齢は、参加者の中では下から2番目。課題曲も短かかったですが、あれだけの大勢の前で弾けたことは、素晴らしい経験になったと思います。

最後に審査員の先生から講評、そして表彰式がありました。努力賞7名、入選者3名、そして東京での本選に進める入賞者2名が発表されました。息子は選ばれませんでしたが、出場者全員に盛大な拍手が送られました。

ところが・・・。
表彰式も終わり自分の座席から私の所に近づいてくる息子が、何か物足りない悔しさのような表情を浮かばせているのを私は見逃しませんでした。入賞者らはステージ上で賞状を受け取り記念撮影されたのですが、その一部始終を彼は間近に見ていたからです。

息子のその表情を見たとき、以前私自身が味わったものと同種の感情が湧いてきました。そう、それはTOEICで満点を逃したときと全く同じ感情です。

全力は尽くしたから満足感はある。しかし、自分の持てる力を出し切ったのに、目標に届かない。

息子には「あれだけ大勢の人前でピアノを弾くことができただけで、今日はいい経験になったんだ。いいか、来年はあのステージの上で表彰されるぞ!」と意気込ませました。この悔しさは、闘争心に火をつけてくれるはずです。

入賞者のお母さんは、自分の子供の名前が発表されるや否や、喜びと感激の余り泣き崩れてしまい顔を上げることができませんでした。そこまで家族が本気になって取り組み子供を応援している姿は、赤の他人である私にも、家族の絆を感じさせてくれました。

日本シリーズで敗れたチームが、勝者の胴上げをベンチから見つめ、その姿を脳裏に焼き付けて捲土重来を期すのと同じく、私もそのお母さんの姿を心に焼き付けました。

その日、私は冬期講習だったため、コンクール後は仕事に直行しましたが、息子は帰るなり参加賞でもらった五線譜(白紙の楽譜)に、自分で作曲した曲を書き始めたらしいです。
彼も、今回のコンクールで何かを感じたのは、確かなようです。

このような経験を通じて、これからも親子共々成長し、家族の絆を強くしていきたいと思います。そして、私もTOEICで満点を取ることで次のステップへ踏み出そうという決意を新たにしました。TOEIC990点満点は通過点。その先には大きな目標と夢が待っているのです。

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食生活

2009年12月28日 | 閑話
現在は冬期講習の真っ只中。朝7:30から夜10:00までの指導になります。

長時間のため体力的にきついですが、毎日朝食が準備され、お弁当を作ってくれ、11:00過ぎの帰宅にもかかわらず夕飯を準備して待っていてくれる妻の存在は大きいです。身重にもかかわらず・・・。

思えばこの冬は風邪を引いていません。新型インフルを警戒して、指導中もマスクをし、手洗い・うがいを徹底していることもありますが、やはり食生活の安定が大きな一因です。

先日の昼食にも私のリクエストで日本蕎麦が出てきました。自分ではなかなかサッと作れないので、ありがたい限りです。思わず写真を撮ってしまいました。
一杯のかけ蕎麦に幸せを感じてしまう自分・・・。歳をとった証拠ですね。

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Xmas

2009年12月25日 | 閑話
Merry Christmas


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自然と・・・

2009年12月24日 | 子育て
昨日の午前中、息子(6歳3ヶ月)にベンハムのコマを作ってあげようと、以前信濃毎日新聞で紹介されていた作り方の切抜きをファイルから取り出しました。

その切抜きを私だけが見て、ちょっとした意地悪のつもりで「パパが独りで作っちゃおう!」と私が言った後に、息子から出てきた言葉。
「パパ!見せて~!Let me see!」
通っている英会話学校から課される宿題のCDを最近はきちんと聞くようになり、先生にも発音を誉められて、英語への興味が復活しつつある息子。今日の「Let me see.」のように、自然と何気なく英語が出てくるのを目の当たりにして、幼児英語教育の真髄を垣間見た気がします。

正直、幼児英語教育については、決まりきった表現を覚えたりゲームをしているだけで「本当に英語力がつくのかな?」と懐疑的でしたが、少し見方が変わりそうです。

ベンハムのコマ


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精読プラス音読

2009年12月22日 | 英語勉強法
大学入試問題を何年も研究していると、自分のお気に入りの英文を出題する大学が決まってきます。

お気に入りの英文と言ってもジャンルが偏っているわけではなく、出題されている英文の内容・構成・構造や語彙などの質と、設問が素直か否かで決まります。

そのような観点から選ぶ私のお気に入り大学は、関西学院大学と東邦大学です。今日はこれらの大学の4つの英文を精読しました。

その中のひとつは、2004年にオープンした Seattle Central Library(シアトル中央図書館)の話。シアトルに住んでいた私にとっても、とても興味深い内容でした。

ひとつの英文(400~500語)を、英文構成・英文構造・語彙・発音・アクセントなどの細部にまでこだわって精読し、さらにはその英文を20回ほど声に出して音読すると、英語力全体の底上げができます。

これは私が大学受験生時代にやっていた勉強方法です。私の英語力の半分以上は、大学受験時代のこの方法で培われたと思っています。英検準1級以上の合格とTOEIC900点以上を目指している方にもお奨めできる王道の勉強法、それが「精読プラス音読」です。


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殻の外へ

2009年12月19日 | 指導現場にて
ここ数日の冷え込みは厳しく、信州伊那谷もキンキンに冷え込んでいます。どちらかというと太平洋側の気候になるため、長野県といってもそんなに雪は降らないのですが、昨夜からの寒波で、さすがに数センチつもりました。今日は午前中、息子と一緒にミニ雪だるまを作りました。

雪だるまを見て喜ぶ無邪気な子供の笑顔を見ると、日々の疲れが吹き飛びます。この笑顔を守っていくために、今日も仕事と英語の勉強に精を出します!

さて、先日、大学1年生の教え子からメールが来ました。彼については今年2月の記事でも紹介させていただきましたが、その後、大学入試の結果が不本意なものに終わったと、彼の友人から聞いてはいましたが、連絡するも通じないまま時が過ぎていました。

そのメールの一部を引用します。
正直、今年は、大学受験のコンプレックスを感じ、ふて腐れ、また、自身の努力というものを信じることが出来ず、英語と向き合う事を避けてきました。全く勉強というものをしませんでした。

けれど、そろそろ前を向いていこうと思います。

先生が、書いて下さった私の今年の受験の記事を読み、今の自分がとても恥ずかしくなりました。

私は、今思うとあの時の自分を誇らしく思います。もう一度、戦いに挑みたいのと、社会人として生活していけるよう動きはじめねばならないと感じているからです。

不満足な現状を打破しようとしないでいる、あるいはその逆で、現状に満足してしまっている。いずれにしても、現状という名の「殻」に閉じこもっていることに変わりはなく、そのままでは何も変わりません。

殻の外に一歩踏み出すことで、人生は変わり始めます。殻の外に出ることは確かに勇気やきっかけが必要です。しかし、考え方を変えれば、それは希望に満ちた未来へのスタートとなるのです。

結果がどうなろうと、まずは一歩を踏み出してみる。その過程で悩んだり困ったりすることがあっても、前を向いて進んでいる限り、必ず周囲からの助けがあったり、幸運な偶然によって人生はプラスに転じていきます。

人生が変わることを待っている、チャンスが来るのを待っている、チャンスが来ているのに応えない。これではいっこうに人生は変わりません。

2005年成蹊大学法学部で出題された英文にこんなのがあります。
How sad it is for a person not to answer when opportunity knocks and to wait the rest of his life for opportunity to knock again.
(チャンスが来ているのに応えず、次のチャンスが再び来るのをその後死ぬまで待つなんて、なんて悲しいことだろう。)
不本意な大学受験結果をチャンスととらえる。大学受験の厳しさを知っている者ならば、そのチャンスを生かし、人生を切り開くことは可能です。受験を通じて、目標をクリアするための術を学んだのですから。

大学受験を通じて次へのスタートのきっかけをつかんだ彼。彼の次の目標は英検準1級合格です。日々の努力は必ず実を結びます。今回の記事を通じて、彼に精一杯のエールを送りたいと思います。


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読解力はひとつ!!

2009年12月16日 | 指導現場にて
慶應義塾大学法学部を志望する高校3年生から「過去問の大問2(会話文)、大問4(インタビュー文)で思うように得点できません」と相談を受けました。

2009年慶應義塾大学法学部 英語 大問2の一部
英語の読解力に論説文も会話文も関係ありません。どんな英文であれ、同じスタンスで英文と対峙する。常に文脈を意識し、前後関係と英文構造に注目していけば解けます。英文の種類によって気持ちが揺らぎ点数がブレるということは、まだまだインプットすべき基本知識と、英文の多読が足りない証拠です。

銀行員時代ゴルフにのめりこんでいた時の愛読書『NEW シンプル打法』(湯原信光著)に、こんな一説があります。
「スイングはドライバーからショートアイアンまで全て同じ!!

長いクラブになればなるほどボールと体の距離は遠くなるからシャフトはフラットになる!

つまり、長くなるほど(ボールが遠くなるほど)打ち込む必要性がなくなってくるから結果的にアッパーブローの形になる!

あくまで結果的にそうなるだけでスイング自体は同じなんです!!」
(24~25ページから引用)
思わぬところで英語とゴルフの共通点を見出しました。


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大掃除

2009年12月14日 | 閑話
昨日の日曜日は、一家で大掃除をしました。

家を建ててから丸2年が経ちますが、初めての大掃除です。我が家は梁がむき出しの構造なので、吹き抜け2階の梁の上は凄いことになっていました。

そして、私の書斎も2年間、詰め込むだけ詰め込んで整理されないまま。意を決して、整理と大掃除を行いました。愛息も 邪魔して 手伝ってくれて、浪人・大学時代から読んだ本や英検・TOEIC・英語指導関連などの大量の書物も、書架にきちんと整理されました。
一日がかりのイベントになってしまいましたが、不思議なもので、心地よい疲れと共に心が落ち着き、充実した気持ちです。

来週の日曜日は、今年最後のオフ。私の父母も交えて、クリスマスパーティーを行います。


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表と裏

2009年12月10日 | 指導現場にて
英検準2級の単語集を持っていたDK君(中学2年生)との会話。

DK:「先生はここに出ている単語全部知っているの?」

私:「もちろんさ。そこに出ている単語を知らなかったら英検1級ホルダーとして失格さ」

DK:「よ~し、じゃあ先生をテストしてあげる」

と、突然始まった口頭試問。もちろん、すべての単語の意味を答えることができたのですが、その時彼から出た言葉は、「すげー!参りました!」。

翌日、高校生の教科書を予習していた私のところに別の中学2年生が来て、「先生、今読んでる英語を音読してみて!」とリクエスト。スラスラと音読してあげると、こちらも「すげー!」との声。

英語指導を職業としているので、この程度のことができるのは当たり前で何の自慢にもなりません。ただ、普段はくだらないオヤジギャグを飛ばし、授業中に厳しく指導することもある先生がその本来の姿を垣間見せた時、子供たちが感動して「私もやってみよう」と思うきっかけになることがあります。

表の姿は、飽くまでもオヤジギャグで武装した、時に厳しい先生。しかし、裏の姿は英語を自由自在に操る男。そんなイメージを子供たちに植えつけるべく、今日も英語の修行に励みます。

信州伊那谷は厳しい冷え込みが続きます。
霜柱も大きいです!


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