英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

春期講習終了

2006年03月29日 | 指導現場にて
昨日、春期講習が終了した。これで1年間の全講義を終えたことになったのだが、先週月曜日(20日)の高校入試合格発表から休みがなかったため、精神的にも肉体的にもかなり参ってしまった。そして、この1年間一日も休むこともなく講義が出来た達成感で、全身が脱力感に被われている。

新学期の講義スタートまではしばし時間がある。来年度も一人でも多くの生徒に英語を学ぶ楽しさを教えることができるよう、本年度の反省をし、来年度の準備を滞りなくやっていきたい。
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English conversation

2006年03月24日 | 実用英語
I took part in an English conversation circle tonight which is held every Friday in Ina, where I am quite rooted because of my birth place. There I spoke English for the first time in months.

Though the number of members is only two beside me, their English skills are quite impecabble. Much to my surprise, both of them speak English even when they talk by phone. Joining this circle seems to be much better and cheaper than paying much money to a language school.

I'm very happy to know that this kind of grass-roots activities takes place in a rural area like Ina. I would like to participate in this circle as long as I spare the time.

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ある生徒の決断

2006年03月23日 | 指導現場にて
先週の土曜日、ある生徒が進路について相談しにきました。

彼には、私立でいえばMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)に受かる力は充分にありました。しかし、センター試験で躓いて三流の国立はもちろんのこと、私立上位校はどこもかすらず、S大学法学部に受かっただけなのです。

彼の選択は“浪人”でした。「もう1年、死に物狂いで勉強して早稲田に行きたい」と決意してくれました。

彼との付き合いは2年以上になるため、勉強に対する理解力があり、模試でもそれなりの成績を残してきたことも知っています。しかし、大学入試は結果が全て。本番で結果が出なければ、それが実力。そして、その責任も自分でとらなければなりません。つまり、大学入試は大人社会への最初の試練なのです。

彼がセンター試験に失敗した時に、私も涙ながらに以上のような話をし、彼も真摯に私の話を聞いてくれました。その後、曲がりなりにも今年の受験を戦い終え、すっきりした表情で“浪人”を選択したのです。

厳しい浪人生活。しかし、その一方で得るものもたくさんあります。浪人経験者として心から彼を応援したいと思います。そして、一年後晴れやかな表情で「先生の後輩になれたよ」と報告に来てくれるのを、待っていたいと思います。


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Pay It Forward

2006年03月20日 | 実用英語
昨日は久しぶりにゆっくりとした時間が取れたので、最近購入したDVD『Pay It Forward』を見た。この作品との出会いは、4年前にシアトルに住んでいた時、友人が借りてきたレンタルビデオで見たのが初めてだったが、あまりにも感動して、その後も数回レンタル。原作のペーパーバックも購入し、一週間ほどで読破してしまったほど。

そのくらい思い入れがある作品であるため、昨日見たときは、内容そのものよりも、自分がシアトルにいた当時のことが思い出されて、何故か切ない気持ちになってしまった。

私の中ではベスト10に入る作品。皆さんも是非ご覧になってみては?

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春期講習

2006年03月17日 | 指導現場にて
いよいよ3学期の塾の授業も今週で終了。23日からは春期講習だ。
普段は個別指導ですが、昨年の夏期講習に行って好評だった90分のグループ特別授業を今回の春期講習でも実施。その名も【マル秘 英文法のトリセツ】。

基本的な事項にも拘らず、多くの受験生が解答に戸惑う典型的な文法問題を25問厳選。春先からライバルに差をつけることが出来る内容にした。

実はこの25問は、私が受験生だった時から現在まで毎年出題されているにも拘らず、多くの受験生が失点する問題ばかり。目から鱗の授業を行うべく、テキストの最終チェックにも余念が無い。

テキスト作りは、一日中やっていても飽きないから不思議だ。
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guitar

2006年03月12日 | 閑話
I've been very busy practicing playing the guitar recently, because the cram school I work for is supposed to hold an annual concert next week in order to celebrate students' success in the entrance exam for entering high schools. I'm in charge of an acoustic guitar at the concert.

I've played the guitar since 1993, my first exposure to Eric Clapton. My fingers get tangled whenever I play. That always makes my brain and fingers busy!

Morris TF-50 SP, with which I play</font>
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新たな1年

2006年03月10日 | 指導現場にて
昨日は、長野県立高校入学試験日であったため、高校生はお休み。この日を利用して、高校1・2年生を対象に大学入試説明会を行いました。

内容は、多様化する大学入試制度と今後の勉強法について。私の話を聞いて危機感を覚えて明らかに顔色が変わる生徒もいれば、他人事のような顔をしている生徒もいる。中には終了5分前にのうのうとあらわれた兵もいた。

2会場で行いましたが、車で移動中、中央大学法学部に先月合格した3年生の家の前をたまたま通りかかった時、晴れやかな顔で家族とともに写真撮影をしている微笑ましい光景を目にし、私も嬉しい気分になってしまった。また、一昨日は第1希望の長野県看護大学に合格した生徒から、お礼の手紙をもらい一人涙してしまった。

現高校2年生のこのような姿を来年見ることができるだろうか。彼らに如何に勉強のモチベーションを与え続けられるか。長くも短い1年がまた始まった・・・。
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伊藤和夫氏

2006年03月06日 | 英語勉強法
最近の大学受験英語の参考書は、学習する人を飽きさせないように、中身はもちろんのことデザインにも凝っていて、華やかな感じがある。私が受験生だった15年前は、そういった類の参考書はむしろ敬遠され、硬派な、シンプルなつくりのものが売れていたのだが・・・。これも、少子化の影響か?

当時のベストセラーは言わずもがな、伊藤和夫氏の『英文解釈教室』。東大や早稲田・慶應・上智を目指す受験生はもちろんのこと、大学受験英語といえば皆、この『英文解釈教室』に飛びつくほどバイブル化していた。しかし、最後まで読まれることも少ない難しさで、挫折を味わった受験生も多いはずである。御多分に洩れず、私もその一人。

高校2年次に購入したものの、歯が立たず、数ページやっただけで本棚の肥やしになってしまった。そして、浪人決定とともに廃棄。浪人時代は、同じく伊藤和夫著『基本英文700選』と『英文法頻出問題演習』に徹底的に取り組み、英語力を高めることは出来たが、『英文解釈教室』だけには手が出せなかった。

時は過ぎ、4年前。留学から帰国し、自分の英語力を維持・向上させる目的と、英語を教える立場になることから、『英文解釈教室』を再購入した。

するとどうだろう。読めば読むほど、奥が深く、氏が伝えようとしている英語の本質が見えてきた。英文を構造で捉え、確固たる文法知識に基づいて客観的に解釈していくその方法論は、読んでいて爽快でさえある。そして、気付いた。氏が言いたいのは、「“英文を読める”ということははきれいな和訳を作れるということではなく、英語の語順で直読直解していき、その過程で英文構造を予想できる“引出し”が多いということ」だ。

果たして、現在の高校で、これほどまに体系化された指導が出来る人はいるのだろうか。文法問題の解説をして終わりという教師はいないだろうか。本来英文法は、文法の穴埋め問題に正解するためのものではなく、英文を読むために使う道具であると教えられる教師がいるのであろうか?

伊藤和夫氏は平成9年に亡くなられた。その知らせに、受験英語の一時代が終わってしまうかのように、私は感じた。

恐縮ではあるが、微力ながらも、私は伊藤和夫氏の考え方を伝えていきたい。同じ長野県出身の英語教育に携わる者として・・・。
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another anniversary

2006年03月02日 | 閑話
3月2日は私にとっては記念日のひとつ。14年前(1992年)の今日、早稲田大学政治経済学部の合格を果たしたからです。

現在、早稲田大学政治経済学部の受験日は2月20日、発表は28日ですが、私が受験した当時は2月21日が試験日で発表は3月2日でした。14年前の今日は、当時つきあっていた彼女(今の妻ですが・・・)を長野から呼び寄せて、二人で合格発表を見に行きました。キャンパスに着くまでの山手線や東西線の車中は、運命の沙汰を見に行くような心境で、あまり会話がなかったのを覚えています。発表の掲示板で自分の番号を見つけたときは思わず天を仰ぎました。どんよりとした肌寒い冬の曇り空でしたが、瞬く間に涙が溢れ、そうこうしているうちに、バンザイ同盟の人たちが来て、一緒に大声でバンザイをしたのを覚えています。

そしてその後、時は経ちますが、英語検定協会のホームページ上で英検1級合格を知ったのも2年前の3月2日でした。応援してくれた妻に電話をかけ合格を報告するや否や、自然と涙が溢れてきたのを昨日のことのように思い出します。それまでの20年間に及ぶ英語学習の成果が一つの形になった瞬間であり、と同時に、ようやく実用英語の使い手のスタート地点に立てという感慨が、そうさせたのです。

3月2日は、私の人生の分岐路になっている一日です。

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