英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

効率的学習法

2013年05月31日 | 英語勉強法
『受験脳の作り方』を読了。
以前の『高校生の勉強法』を文庫化したものですが、受験業界にいながら今日まで著者の池谷裕二さんを存じ上げなかったのは反省です。

大学受験で苦労した自分の経験と照らし合わせて読んだのですが、「なるほど!」と思うことばかりです。

・はじめは細部にはこだわらない。まずは全体を把握する。
・得意科目をひとつつくる。
・覚えたい内容を他の内容と結びつける。
・覚えたことは人に説明する。

私の場合、このような勉強法に試行錯誤しながらたどり着いたため、時間がかかりました。しかし、本著は副題にもあるとおり「脳科学で考える効率的学習法」について、上に述べたこと以外にも効果的な学習法が、分かりやすい言葉で説明されています。すべての学生に読んでもらいたい一冊です。

筆者の主張が金言・格言とともに述べられているのも新鮮に感じ、自己啓発的な側面もあります。
「おもしろい!」と思えるまでトコトン突っ込んでみることにした。「おもしろい!」の瞬間にこのオセロゲームは大逆転するからだ。
という高2生の体験談に対して
寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。
-ホイットマン(詩人)
と著者がコメントしているところが、最も印象的でした。


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植森式ドローイン

2013年05月30日 | 趣味
昨年、ロングブレスとお酒代わりの炭酸水で、体重-5㎏・体脂肪-6%で空腹時体重55.8㎏、体脂肪19%までなりました。しかし、悲しいかな、9月の定期健康診断が終わるや否や、ダイエットへの意識が徐々に薄れ、現在59.0kg、体脂肪21%、腹囲77cmで推移しています。最近は特に、腹囲が気になっていました。

先日のTOEICの帰りに立ち寄った丸善で、一冊の新書に目が留まりました。
『腹だけ痩せる技術』という何とも魅惑的なタイトル。思わずむさぼり読んでしまいました。そこには、従来のダイエットの常識を覆す内容が、分かりやすい言葉で論理的に説明されていました。食事制限によるダイエットは必ずリバウンドする、筋トレの効果は薄い、ランニングやジョギングは不要、体脂肪率の数字を鵜呑みにするな・・・などなど。

筆者が薦めているのは、日々の生活の中で意識的に腹を凹ませる「植森式ドローイン」。ロングブレスの簡易版みたいな感じです。ドローインによってインナーマッスルを鍛え、体幹を作り上げることで、お腹を痩せさせます。本著では、体型やお腹のタイプ別、読者が目指したいお腹別に、効果的なドローインが紹介されています。

私は月曜日から始めて3日目で、腹囲が-2cmになりました。一日だけでももっと腹囲を減らせた方もいらっしゃるようで、やってみる価値大です。筆者の言う「腹筋は形状記憶」という言葉の通り、ドローインを続けるだけで、昔の腹筋が甦ってきた感じがしますし、全身が心地よい筋肉痛です(笑)。

自分で言うのもなんですが、私はもともと筋肉質で、大学時代の趣味は筋トレでした。記憶が正しければ、当時、身長170cm、体重57kg、胸囲98cm、腹囲68cmという、逆三角形でした。その体型を完璧に取り戻すのは難しいかもしれませんが、本著で紹介されている腕立て伏せとドローインの組み合わせで、近づけそうな気がします。

英語学習と一緒で日々の継続が大事です。とりあえずは、毎日ドローインを続けていきます。


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20分の余裕

2013年05月29日 | TOEIC・英検など
TOEICerの方々のブログを拝見していると、先日の第180回TOEICは難しかったようです。私も時間に余裕があったわけではないので、全体的に難しかったように感じました。

一つ確実にいえるのは、TOEICも少しずつ進化している試験ですので、その傾向を探る意味でも毎回受験するのは大切ですね。このような傾向を無視した古いタイプの問題集や参考書を使っていると本番で面を食らう場面が出ます。しかし、かといってTOEICの勉強のみに特化していても、最終的に頼れるのは自分自身の英語力ですので、そのバランスを取りながら勉強するのが、TOEICの面白いところでもあります。

そんな難しい回であったTOEICでも、HUMMERさんは25分余ったそうです。それを聞いた時、「自分はまだまだだな~」と思いました。私は5分程度余りましたが、それでも満点を確信できていませんし、試験中に時間に追われる自分がいます。でも、実はこの辺りを克服できればさらにワンランク上の英語力がつくような気がします。国連英検特A級の受験を考えていますが、TOEIC満点はもちろんのこと、本番で20分程度の時間を余らせるくらいの英語力をつけようと、気持ちを新たにしました。

ここ半年、TOEICについては自分を型にはめる勉強をしていましたので、おなじ問題集を何回も「これでもか!」というくらい繰り返してきました。新しい問題集には一切手をつけていません。この作戦は功を奏し、リスニングで連続満点でしたし、自己最高の985点も取れました。

しかし、20分程度の時間を残すという新たな目標のため、少し難しめの問題集を始めました。
『新TOEICテスト スーパー模試600問』(アルク)は、昨年末購入しましたが、上述のように型にはめる勉強に特化したため、ほぼ手付かずの状態でした。問題の構成、使用語彙も少し難しめですので、心地よい高地トレーニングになりそうです。


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飛び地マニア

2013年05月28日 | 子育て
TOEIC会場に向かう途中、時間調整のために松本の丸善に入りました。チェックしたい仕事関係の本があったのですが、新書コーナーで思わず衝動買いしてしまったのが、『日本の道路 120万キロ』。
地図オタクの長男へお土産として渡したところ、長男の感動たるやすごいものでした。国道の成り立ちや役割などから、知的好奇心をくすぐられるトリビアな知識まで、読んでいて飽きません。

最近の長男は、自学ノートに全国の飛び地をまとめ始めました。北海道から沖縄まで地図を隈無く見ていき、各都道府県にある飛び地を数えるという気の遠くなる作業ですが、当の本人は楽しそうにやっているようです。想像するに、千葉県のチェックが一番大変だと思います。千葉県は“飛び地銀座”と呼ばれるくらい、飛び地が多いですからね(笑)。


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基本の徹底

2013年05月27日 | 英語勉強法
大相撲夏場所で白鵬が全勝優勝しましたが、今朝の信濃毎日新聞に以下のような記事が載っていました。
相撲の基本の四股を取ってみても、他の力士と違う。軸となる脚の前に、もう一方の脚をきちんと引き寄せ、体に負荷をかけて踏む。これが粘り強い足腰を支えており「そりゃ調子の悪い日もあるし、同じ稽古をずっとやっているのはつらい。でも自分を奮い立たせてね」と説明した。

強い人ほど基本を疎かにしない。全盛期の貴乃花が四股を踏むのを見たことがありますが、白鵬と同じくきちんとした所作で、脚もきれいに高く上がっていました。貴乃花が土俵入りの際に踏む四股は、見る者を魅了していました。

相撲を私の英語学習に置き換えてみると、やはりその基本は音読です。どんなに眠くても酔っぱらっていても自分で決めた音読ノルマはこの半年間続けてきました。しかし、基本練習を毎日やるだけでなく、その一つ一つをきちんとやる。これは白鵬に見習わなければと反省しました。


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第180回TOEICの感想

2013年05月26日 | TOEIC・英検など
第180回TOEICを受験してきました。毎年5月のTOEICは、受験者が10万人を超えるため、TOEICerにとっては一大イベントといった感じですね。

今までのTOEIC受験では一週間前から毎日一模試を解き、自分をかなり追い込んで臨みましたが、今回は毎日のルーティーン以外は特に追い込みをかけないようにしました。追い込みをかけると気負いすぎてしまい、本番でいい結果が出なかった過去の反省に基づき、今回は“普通”に受験してきました(笑)。

フォームは4JIC13、以下パート別の感想です。

パート1:普通
パート2:普通
パート3:普通
パート4:普通
パート5:普通
パート6:普通
パート7:やや難

パート4の最初のNo.72の離陸時刻を聴き逃しましたが、「一問くらい間違えても大丈夫」とすぐに気持ちを切り替え、何とか後に引きずらずに、態勢を立て直せました。

パート5と6は15分で通過し、パート7に60分残せました。リサイクル問題がいくつかあったため、間違えられないというプレッシャーがかかりましたが、SPを予定通りに2時半に終わらせることができ、DPと見直しに30分を費やせました。

そして・・・。DPでまたまた、真打ちのGupta登場!思わず吹き出してしまいました。終盤の集中力が最も必要とされるところでGuptaを登場させるのは、辞めてもらいたいです(笑)。ETSの意図的な作為を感じました。

今回のTOEICでは“気負い過ぎ”という自分の短所を抑えることができ、普段どおりの実力は出せたと思います。3週間後の結果を楽しみに待ちたいと思います。

受験された全国の皆さん、お疲れ様でした(^_^)。


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親の関わり

2013年05月25日 | 子育て
5月19日のTBS系「情熱大陸」で、予備校講師・林修先生が特集されていました。最近メディアから引っ張りだこの林先生ですが、現在の“今でしょ!”現象も冷静に考えられており、ご自分の立ち位置を客観的にとらえて浮足立っていないところが、さすがだと思いました。

さて、番組内で東大に合格する生徒たちについて林先生が語られていた場面が印象に残りましたので、できる限り忠実に再現し、以下に記させていただきます。
(※ D:ディレクター  H:林先生)

D:先生が接した中で、本当のトップの子は、どういうところが違うって感じですか?

H:横綱相撲が取れるんですよ。1ランク下でも東大受かるんですけど、自分の形を完璧に作って「俺はこれ流だ」みたいな。だけどもう1つ上にいくと、「何でも俺はできるよ」みたいな。くだらんこだわりはないし、言われれば「それもいいですね」みたいな感じで、上手に吸収していく。

D:そういう子たちを形づくる要因ってどういうものなんでしょうか?

H:ひとつ大きいのは3歳から5歳まで。ここが決定的ですね。ここでどういうコミュニケーションをとったか。どういう日本語を聞きながら育ったか。これは決定的ですね。
よく親御さんが「何であなた勉強しないの?」って言うけど、勉強しない子を作った責任は100%親ですよ。そういう言葉を聞かせたんですよ。そういうコミュニケーションをとったんですよ。勉強して、ものが分かるのが楽しい、そしてその子供が知的好奇心に満ちてこう言ってるのを、「あー、本当。じゃあ、次はどうなの」って背中を押さなかったんですよ。

林先生は既婚ですが、お子さんはいないようです。しかし、全国トップクラスの高校生たちを見てきて、感じられたことだと思います。私は、自分自身の子育てと進学塾という現場で多くの子供たちを見てきて、同じことを感じていました。根本にあるのはやはり家庭環境がなんだと。

現在子育てをされておられる方には是非とも聞いていただきたい内容です。「勉強がすべてじゃないよ」っておっしゃられる方もおられるでしょう。それは親御さんの考え方、ご家庭の方針がおありだと思いますから、私は特に異議は唱えません。ただ、一つ言えることは、可能性を広げられる意味でも、勉強はできないよりもできた方がいいと思います。

2009年4月 東大を散策する妻と長男(当時5歳、幼稚園年長)


(追記)
明日は第180回TOEICで、私もいつもの会場で受験します。5月のTOEICは受験者が毎年10万人を超えるため、試験終了後からブログへのアクセスが殺到します。そのため、ブログを運営しているTOEICerたちにとって5月のTOEICは the biggest event なのです。

私は気負い過ぎるとダメな性質なので、今日も普段通りの勉強をして明日に備えます。試験数日前に特別なことをしても結果は変わりません。普段の勉強姿勢が点数に反映されるのがTOEICなのですから。

気負い過ぎず、目の前の一問に集中する。これだけです。今夜はビールと妻の手料理でしっかり栄養をつけ、早めに休みます。


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いざTOEIC脳へ

2013年05月24日 | TOEIC・英検など
この1ヶ月は、これでもかという位に音読中心で、過去最高に「英語脳」になっています。『杉山式 究極の音読プログラム』『公式問題集Vol.5』『金フレ』の音読を毎日声がかれるくらいまでやっています。TOEIC本番ではもちろんTOEIC力も試されますが、最終的に頼れるのは純粋な自分自身の英語力だけ。平凡でしんどいトレーニングをどれだけ積めるか・・・。これは、今週末の第180回TOEICまでに自分に課したノルマです。

一昨日から音読に加え「TOEIC脳」への切り替えも始めました。使用テキストは韓国の『ETS 公式実戦1000』。すでに10回以上繰り返していますが、何度解いても飽きません。 音読トレーニング後に行うこの切替作業が心地よく快感で、TOEICが楽しいと感じられる瞬間です(^_^)。

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好きこそ物の上手なれ

2013年05月23日 | 子育て
地図オタクの長男が自作した地図です。

ここまで来ると趣味の域を超えています(汗)。でも本人が楽しそうに取り組んでいるので、親としては嬉しい限りです。

何か一つのことが好きで、それをとことん追求できる。それは、大人になってからも自分の身を助けてくれる大事な処世術だと思います。


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よしみ

2013年05月22日 | 閑話
昨年8月、高校卒業後23年の月日を経て初めて開催した同窓会。幹事の一人として企画・運営に携わらせていただき、多忙ながらも充実した時間を過ごさせていただきました。

各界で活躍する同窓生から今後の人生の糧を得る・・・。これが私が思う同窓会開催の目的でした。しかし、今回の同窓会がきっかけとなり、関東地区の同窓生で集まったり、写真が趣味の同窓生で集まったりと、様々な分科会(?)が開かれ、同窓生間の交流が活発になったことが嬉しい誤算でした。FBの同窓生グループのメンバーは100名に迫り、登録率は25%となっています。

あの青春の3年間を共に過ごした仲間が今でもつながっているという不思議な縁。大事にしていきたいです。


一昨日は夜遅くからでしたが、そんな高校時代の同級生と軽く飲みながら、いろいろな話をしました。仕事の話になって、「苦労をも楽しめる」という彼の言葉。経営者の彼の口から出る言葉は、時として大きな深みを持っています。年齢と経験を重ねて、お互いが切磋琢磨できる仲間であり続けたいと思う今日この頃です。


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