英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

意図的に使う

2018年01月31日 | 英語勉強法
国連英検に向けて少しずつ高規格な語彙を覚え始めました。語彙を覚える時は意図的に使うことが大切ですので、事あるごとに覚えた単語を思い出しては声に出したり、SNSなどの文章にして使っています。昨日は、FBで写真と共にこんな文章を書きました。

Limbering up after running. I've just run 7km.
limber up は2015年度第1回英検1級で出題されました。

limber up
to do gentle exercises in order to prepare your muscles for a race, competition etc.

その人が使用する語彙によって、ネイティブの反応も違います。教養あるネイティブと対等に渡り合える英語力をつけるには、語彙力も相当に高くしなければなりません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目標と共に

2018年01月30日 | 趣味
私立大学の一般入試が今週から本格化します。トラスト英語学院の高3生も一月最終週が入試前の最後の授業となり、みな旅立っていきます。高1の時から約二年半指導したある高3女子は、来るべき受験の不安と最後の授業での思いが交錯し、大泣きしてしまいました。涙は合格したときのために取っておくものです。さあ、みんな、上を向いて試験会場に向かい、解答用紙に思いのたけをぶつけて来い!

合格という春を迎えるために頑張っている生徒たちに刺激され、私も春に向けての目標を見つけました。友人の勧めもあって、5月に行われる「第11回信州なかがわハーフマラソン」に出場することにしました。

上伊那郡中川村
また、昨日の記事でも書きましたが、国連英検特A級に再挑戦します。こちらは秋の合格を目指します。当面の教材は英字新聞と過去問が中心となります。先日本屋でいくつか教材を検討したのですが、やはり今自分が求める英語力の理想がここにあることを確信できました。
 
今は極寒の冬。しかし、その冬にしっかりと目標を定めて地中に根を張る行動をすることで、暖かい春、実りある秋を迎えることが出来ます。コツコツと日々の小さな努力を積み上げていきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駆り立てられた知的好奇心

2018年01月29日 | TOEIC・英検など
第227回TOEIC L&Rが終わり、TOEICkerのブログやTwitterを読みながら自分でも問題を思い出し、「独り感想戦」を行っております(笑)。

実は、ここ数週間、今後の勉強法についてずっと考えておりました。というのは、センター試験が終わった数日後、ある生徒の国公立二次対策として京都大学の過去問をやりました。それまでは、大学入試センター試験の英語を集中的にやっていましたが、センター試験の英語は受験生向けに手直しされたフィクションの英語です。ところが、難関大学の英語は多少の手直しがあったとしてもネイティブ向けに書かれた本物の英語です。京都大学の知的好奇心を掻き立てる英文を読んでいて、久しぶりに興奮を覚えました。

そして、先週は英検1級の問題が英検協会のHPにアップされたので語彙問題を解きました。TOEICでは出題されない高規格な語彙に触れて更にその興奮に拍車がかかりました。

今の私の知的好奇心を満たしてくれ、日々の英語学習のモチベーションにつながるのは、7年前に合格まで1点に迫った国連英検特A級ではないのか、と考えるようになりました。

TOEICはもちろん受け続けます。私の英語力を育ててくれた、そして、覚えてしまった「知のスポーツ」の快感からは離れることは出来ませんから。

まずは、過去問に毎日少しずつ取り組み、今年10月の受験を目指します。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第227回TOEICの感想

2018年01月28日 | TOEIC・英検など
自身66回目となる第227回TOEIC L&R を受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。
会場は松本大学で、385名が受験。私の受験した教室は99人収容の大教室でしたが、3人掛けの長机に2人で座る配置で66人が受験し、快適に座れました。

以下、個人的な感想を勉強法も含めて記します。

【リスニング全般】
いつも通り、大教室にCDラジカセ一台でしたので、後方に座った人は音が籠って聞こえてしまったかも知れません。私は最前列の一番端でしたので気にはなりませんでした。リスニング47分で全体終了が15時02でした。

【パート1】
難しい問題はありませんでしたが、最後のNo.6は人物がいない写真で、定番の in a row でした。

【パート2】
ヒントも何もなく淡々と25問続くので、リスニングの中で一番苦手なパートですが、前日にRabbitさんの記事「Part2距離感がある問題」を読んで、変化球的な応答を楽しもうと決意したら、全ての問題の答えがスーッと浮かんで、流れてきた音声もほとんどそれと一緒でした。答えが見えるとはこういうことですね。

聞き終わった問題にはこだわらない、意識の切り替えが大事なパートでもありますが、一問一問に集中できたと思います。

【パート3とパート4】
パート3は13セット×3問の39問、パート4は10セット×3問の30問。チャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありますが、「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムが大切なパートです。トリッキーな問題もなく、リズムよく解答できました。

【パート5】
文法・語法・語彙問題とも満遍なく出題されていましたが、無難にクリア出来ました。新形式になって一問当たりの英文の長さは短めになった分、更なる速さと正確性が求められます。後半の2問を悩み、1問間違ったかも知れません。カタカナ日本語として使っている英単語は要注意ですね。

【パート6】
4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われますが、紛らわしい選択肢はなかったように思います。空欄の前後関係を意識しつつも、全体の流れ意識して解答するという当たり前のことができていれば問題ないでしょう。delicious と popular だけ悩みました。

【パート7】
新形式ではダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパート。今回はパート5を7分、パート6を8分で通過し、パート7に突入したのが14時02分。いつも通りのペースで60分を残してパート7に取り掛かりました。

解き方は、今回もHUMMER式で。最近のパート7は、回やフォームによって難易度が違い、また、全体的に難化・長文化しているので、チャレンジャーのつもりで、全精力を傾けました。

No.176のDPに突入したのが14時25分、No.186のTPに取り掛かったのが14時32分。終了15分前の14時47分に完答しました。前半は1セット2問という効率の悪い問題が続きましたが、焦らず冷静にペースを維持できました。

多くの受験生が最後まで解き切ることが出来ず、適当にマークするいわゆる“塗り絵”になってしまいます。今回も、最後の5分で慌ててマークする音を周りから聞くことができました。時間内に最後まで解き切るには、速読力をつけるのは当然ですが、やはり、公式問題集や模試本で、TOEICに典型的な英文内容の展開パターンに慣れる必要もあります。

今回は会場案内の不手際があって、一時間近く寒風吹き荒ぶ真冬日の松本大学のキャンパスで待たされ、お腹を冷やして下してしまいました。しかし、そんな体調でも122分・200問の問題との対峙を楽しめたので、経験値を高めることができたと思います。

今回の受験で感じたことを今後の指導や自身の英語力向上に生かすべく、今夜からまた勉強に励みます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は第227回TOEIC

2018年01月28日 | TOEIC・英検など
今日は自身66回目の受験となる第227回TOEIC L&R。

2012年の秋から本気で990点満点を目指し始め、公式問題集などでパート3・4の音読を各10回ずつと、金フレの「パート1重要語100」の例文2回の音読を毎日のノルマにし、あれから丸5年以上が経過しました。990点満点を取得した後も、文字通り、一日も欠かさずに音読し続けてきました。私独自の直前期の調整法であるパート5を使った高地トレーニングを今回も遂行しました。

これまで実践してきたことを自信の糧にし、そして何より、いつも通りにTOEICを受験できることに感謝し、今日も200問・121分の試験を楽しんできます。

受験会場に持っていくものは、①受験票 ②写真付本人確認書類 ③筆記用具 ④腕時計 そして、⑤最後まであきらめない折れない心 です。

受験される方、共に最善を尽くしましょう。

※受験後の感想は午後7時以降を予定しております。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英検1級の語彙

2018年01月27日 | TOEIC・英検など
日本英語検定協会のHPに、今月21日に行われた2017年度第3回試験問題がアップされました。いつものように、1級と準1級の語彙問題25問をそれぞれ解いてみました。

結果は、1級は25問中21問正解、準1級は25問中25問全問正解。

英検の語彙問題は毎回解いてますが、1級は20~22問の正解、準1級は25問全問正解となります。私のこの正答率はここ数年全く変わりません。私は語彙のトレーニングはしていないので、それだけ英検のレベルが一定でブレないテストだということが分かります。ものすごい精度ですね(^^)/

英検1級の語彙は難しすぎると言われますが、英字新聞や雑誌を読んでいるとよく見かけるものばかりです。今回も(20)で precursor という単語が出題されていますが、昨日読んだ The Yomiuri Shimbun の本白根山の噴火についての社説にも以下のように出てきました。
Is there any way to detect precursors?
予兆を検知する術はないのか)

単語集などで覚えるのは単調で大変な場合もあります。語彙力増強を目指されている方は、英検1級や準1級の語彙問題を解きながらのボキャビルをお勧めします。

なお、3級以上では来月に二次面接試験が行われます。トラスト英語学院では英検二次面接試験対策講座も行っております。お気軽にお問い合わせください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安は自信の源

2018年01月26日 | 指導現場にて
今週末の第227回TOEICに向けて、『公式問題集 3』と『千本ノック!』のパート5の問題、合計175問を50分で解く、高速負荷トレーニングを行いました。これはTOEIC脳に仕上げるために、本番前にいつもやっていることです。

TOEICのあの分量を最後まで解き切れているのは全体の1割にも満たず、多くの受験者が時間に追われて最後は適当にマークする“塗り絵”の状態となります。私はこれまで受験した65回のTOEICで塗り絵になったことはありませんが、それでも常に時間内に解き切れるかという不安が付きまといます。その不安を打ち消すための基準となっているのが、パート5を瞬時に正確に解けることです。だからこそ、本番直前はパート5に注力します。
大学受験では来週から私立大学の一般入試が本格化し、不安になっている受験生も多いことでしょう。不安であれば、それを自信への源にすればいいだけのこと。語彙、文法、長文、英作文・・・。不安に感じさせる単元や出題法など、過去問をやっていれば必ず、その原因が分かります。ならば、その不安を打ち消すべくそれに没頭してみる。それだけで不安は自信に変わります。不安から逃げず、むしろそれに自ら飛び込んでいってみると、違った世界が存在します。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TOEICのある人生

2018年01月25日 | TOEIC・英検など
今週末、第227回TOEIC L&R が行われます。

TOEICは英語力の礎をつくる。
TOEICは精神力を鍛える。
TOEICは向学心溢れる仲間を引き寄せる。
TOEICは知のスポーツ。
TOEICは生活にリズムを与える。
TOEICは克己心を育てる。

そして何より、TOEICは面白い。

自身66回目のTOEIC受験。私の英語力はTOEICのスコアと共に伸び、TOEICによって己を律することで人生が向上し、やりたいことを仕事にできています。感謝。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その夢は本物?

2018年01月24日 | 指導現場にて
私立大学一般入試・国公立大学二次試験に向けて、多くの受験生が赤本をやっている。しかし、そのやり方・使い方が甘い。そんなことでは第一志望を振り向かせることはできない。

第一志望の過去問なのに、解いて答え合わせをするだけ?
長文の英文一文一文、すべて確認したのか?
声に出して繰り返し音読したのか?
覚えていない語彙は覚えたのか?

第一志望への想いはその程度のもの?
その夢は本物?

自問すれば、今すべきことは当然見えてくる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難問とミスは紙一重?

2018年01月23日 | 閑話
大阪大学や京都大学の入試問題のミスが問題となっておりますが、振り返ってみると、昔も結構あったのに表面化していないだけのような気がします。日本の大学入試問題でミスが散見される原因として、大学教授が持ち回りで作成していることに原因と言われています。この点については、『大学入試担当教員のぶっちゃけ話』に詳しく書かれていますので一読をお勧めします。
我が母校・早稲田大学政治経済学部や法学部の現代文は、私が受験生だった1990年代は、私立大学では最も正誤の判定が難しい選択肢が出されることで有名でした。赤本と青本で正答が違っていたり、予備校講師の間でも正答が割れていました。

代ゼミでは早稲田特有の現代文選択肢に対応するため、早稲田受験日の直前の2月中旬に対策講座が開かれていました。普通の大学なら不正解になる可能性が高い選択肢も、早稲田だと正解とみなす感覚を研ぎ澄ます講座でした。田村秀行先生のこの講座を受講するのが、早稲田合格を目指す者に取っては絶対条件のようにみなされていました。私もこの講座の受講のため、他大学の受験のスケジュールを組むほどでした。

選択肢という客観性が求められる試験で判断が分かれるような問題は、現在であればすぐに問題になったかもしれませんが、そんな問題も出される奇特さや、それに対応しようとする予備校講座の存在を含めて、第二次ベビーブーマーが経験した大学受験は、今とは違った面白さがあったように思います。
私がよく載せるこの写真も、「田村の早大現代文」を受講していた時に撮られた写真です(^^)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする