自身66回目となる第227回TOEIC L&R を受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。
会場は松本大学で、385名が受験。私の受験した教室は99人収容の大教室でしたが、3人掛けの長机に2人で座る配置で66人が受験し、快適に座れました。
以下、個人的な感想を勉強法も含めて記します。
【リスニング全般】
いつも通り、大教室にCDラジカセ一台でしたので、後方に座った人は音が籠って聞こえてしまったかも知れません。私は最前列の一番端でしたので気にはなりませんでした。リスニング47分で全体終了が15時02でした。
【パート1】
難しい問題はありませんでしたが、最後のNo.6は人物がいない写真で、定番の in a row でした。
【パート2】
ヒントも何もなく淡々と25問続くので、リスニングの中で一番苦手なパートですが、前日にRabbitさんの記事「
Part2距離感がある問題」を読んで、変化球的な応答を楽しもうと決意したら、全ての問題の答えがスーッと浮かんで、流れてきた音声もほとんどそれと一緒でした。答えが見えるとはこういうことですね。
聞き終わった問題にはこだわらない、意識の切り替えが大事なパートでもありますが、一問一問に集中できたと思います。
【パート3とパート4】
パート3は13セット×3問の39問、パート4は10セット×3問の30問。チャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありますが、「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムが大切なパートです。トリッキーな問題もなく、リズムよく解答できました。
【パート5】
文法・語法・語彙問題とも満遍なく出題されていましたが、無難にクリア出来ました。新形式になって一問当たりの英文の長さは短めになった分、更なる速さと正確性が求められます。後半の2問を悩み、1問間違ったかも知れません。カタカナ日本語として使っている英単語は要注意ですね。
【パート6】
4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われますが、紛らわしい選択肢はなかったように思います。空欄の前後関係を意識しつつも、全体の流れ意識して解答するという当たり前のことができていれば問題ないでしょう。delicious と popular だけ悩みました。
【パート7】
新形式ではダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパート。今回はパート5を7分、パート6を8分で通過し、パート7に突入したのが14時02分。いつも通りのペースで60分を残してパート7に取り掛かりました。
解き方は、今回もHUMMER式で。最近のパート7は、回やフォームによって難易度が違い、また、全体的に難化・長文化しているので、チャレンジャーのつもりで、全精力を傾けました。
No.176のDPに突入したのが14時25分、No.186のTPに取り掛かったのが14時32分。終了15分前の14時47分に完答しました。前半は1セット2問という効率の悪い問題が続きましたが、焦らず冷静にペースを維持できました。
多くの受験生が最後まで解き切ることが出来ず、適当にマークするいわゆる“塗り絵”になってしまいます。今回も、最後の5分で慌ててマークする音を周りから聞くことができました。時間内に最後まで解き切るには、速読力をつけるのは当然ですが、やはり、公式問題集や模試本で、TOEICに典型的な英文内容の展開パターンに慣れる必要もあります。
今回は会場案内の不手際があって、一時間近く寒風吹き荒ぶ真冬日の松本大学のキャンパスで待たされ、お腹を冷やして下してしまいました。しかし、そんな体調でも122分・200問の問題との対峙を楽しめたので、経験値を高めることができたと思います。
今回の受験で感じたことを今後の指導や自身の英語力向上に生かすべく、今夜からまた勉強に励みます。