昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

双子座流星群

2023-12-15 08:30:29 | 日記
あの雨雲の上では1分間に70個ともいわれていた双子座流星群が、年末出血大サービスで願い叶えまくりの如く降り注いでいるんでしょうけど。
こりゃ、地方中小零細の景気回復や戦争の早期終結、とても口に出して言えないあんな願いなんかも、叶えられそうもないかなあ。
・・・還暦も視野に入ってきたオッサンが、夢見る乙女みてえなこと言ってんじゃねえよ!とキショ扱いされそうですが。

「あの枝に残った最後の葉が落ちたら、私の命も」と病室のベッドから冬樹を見つめる少女。勿論命と葉に物理的な因果関係はありません。が、意味づけして物語化し、そう思い込んだ少女には因果関係が生じます。ある意味盲目的な信仰とも。
相異なる因果関係の有無は並列して存在し得ます。どの立場でどこからどう見るかの違いです。

そこで陥りやすいのが両者の混同。自然科学を始めとする学術的探究は、徹底的な疑問や否定によって精錬され結実する類のものでしょう。加えて新発見がある度、上書きされ更新するもので永遠に絶対的なものではないと思います。

教科書や参考書に記載されている、また肩書のある著名な優秀な専門家の意見であるという理由で盲目的に信じる事は、○○学ではなく○○学教という信仰、宗教であるという事と大差ない気がします。もちろん尊重は大前提ですけど。

信仰宗教の自由は保障されていますから否定するつもりはありませんが、信徒でもないのに牽強付会されるのは学生時から少々抵抗があります。

ただ、試験制度等による管理の簡易性を含むヒエラルキーによる秩序を形成するという、形式化された故に学術的には本義ではないにしろ(メリットデメリット両方ありますが)、組織構造的に整うメリットもあり、何より実際社会システムの現状がそれに準じている以上、ほどほどに付き合うことも必要かとは思います。

個人的には、やっぱりあまり近づきたくないシステムではありますけど。











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