昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

入院中のルイスウェインが見えていた猫

2024-08-05 07:42:45 | 日記
今年初のツクツクボウシ、この夏も後半戦か。それでもまだ、尖った陽光は、街路樹を刺しまくっています。
ふと、ボクと街路樹の間にある、透明な空間、空気で満たされているはずの空間が気になりました。
色が無いってことは・・・

原子核を思い浮かべ、陽子、中性子を構成するクオークは3つで一組。仮に色を付け、無色化するなら赤・青・緑、又はマゼンタ・シアン・黄。またグル-オン、中間子なら2つで一組。赤-マゼンタ、緑-シアン、青-シアン、赤-黄、緑-黄、青-マゼンタ、白×2・・・

空気を分解視すれば、それはもうおびただしい色の坩堝、それが風で動く度、あまりの情報量の多さに思わず目を瞑ります・・・目を閉じたところで意味ないんですけど・・・

あ、この視点で物質を見れば!

1860年の今日が誕生日だった、擬人化等猫をモチーフとしたイラストで有名な英画家ルイスウェイン。
統合失調症を発症し入院した後半生で、描かれた猫画の中には、幾何学模様に抽象化されたと言われるものが見受けられます。

でも、もしかしたら抽象化ではなく、逆に彼にとっては、そのように見える具現化ではなかったのか・・・本人でなければ判りませんけど。

大気も木も鳥も、屋根も車も、そして人も、大した違いはないように見える視覚的認知方法でした。


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